当社初、航空自衛隊へマッスルスーツ14台を導入。

プレスリリース要約

株式会社イノフィスは航空自衛隊百里基地に14台のマッスルスーツを納品しました。これは、航空自衛隊の機動的な展開や重い物資の早い輸送などの活用を見込んでのことです。マッスルスーツは、重量物の持ち上げ・下げ時に身体にかかる負荷を軽減するために開発され、人手不足や高齢化が進む中で業務効率化や身体負担軽減をサポートすることが期待されています。それぞれのマッスルスーツには異なる機能があり、サポータータイプの補助力や腰の負担を低減するアシストスーツなどがあります。

 東京理科大学発ベンチャーの株式会社イノフィス(東京都八王子市、代表取締役社長:乙川 直隆)は、航空自衛隊百里基地へ、⾐服のような着け心地で、中腰作業を1日中アシストする、マッスルスーツSoft-Powerを10着、圧縮空気を使用した人工筋肉が補助力を発揮する、マッスルスーツEveryを2台、腕上げ作業をガススプリングでしっかりアシストする、マッスルスーツGS-ARMを2台の、計14台を納品いたしました。

■導入の背景

 昨年9月6日に防衛、経済産業両省による、安全保障分野への先端技術の活用を探るためのスタートアップとの意見交換会が行われました。その交換会をきっかけとして、航空自衛隊百里基地へ導入頂く運びとなりました。航空自衛隊百里基地は、 首都圏に所在する唯一の戦闘航空団 (戦闘機を運用する編制部隊) を擁する基地であり、 約1500名の隊員が、日夜、練成訓練に励んでいます。航空自衛隊百里基地では、自衛隊の機動的な展開や重い物資の早い輸送などの活用を見込んでいます。

■マッスルスーツが叶える未来

アシストスーツは、モーターによるアシストや人工筋肉、バネの反力等による荷重分散効果により、重量物の持ち上げ・下げ時に身体にかかる負荷を軽減する目的で開発された商品です。物流、建設、製造、農業、医療、介護など様々な業界において、人の手による作業が必要な現場での身体負荷を軽減することができます。昨今、人手不足や高齢化が深刻な社会課題として顕在化している中、作業時間の短縮や業務効率化、高齢者・女性の就労支援に繋がる一助として、アシストスーツ市場の拡大が期待されています。人工筋肉を使用した外骨格型アシストスーツでは世界一(※当社調べ)の出荷台数を誇る当社から、身体負担軽減をサポートし、働きやすい社会を創造してまいります。


■「マッスルスーツSoft-Power」について

 マッスルスーツシリーズで培った人工筋肉のアシスト技術をサポーターの背面部に組み込むことで、サポータータイプでは最強クラスの補助力を実現。また、身体への接触面積が小さいため暑さを感じにくく、夏場も気軽に着用できます。肩のバックルでサポートをオン・オフに切り替えることができるため、着用したままで車両運転もOK。一日中着用し続けていても疲れを感じません。

▶ マッスルスーツ Soft-Power 公式ブランドサイト:https://musclesuit.co.jp/soft_power/

■ 「マッスルスーツEvery」 について

 中腰姿勢を保つ、人や重い物を持ち上げるなどの作業時に腰の負担を低減するアシストスーツです。最大 25.5kgf の補助⼒、重量は 3.8kg と軽量。電⼒を使用せず、圧縮空気を使用した人工筋肉が補助⼒を発揮するため、製造・農業・介護・物流・建設などの作業現場にご利用いただけます。人工筋肉を使用した外骨格型アシストスーツでは世界一(当社調べ)の出荷台数を誇ります。

▶ マッスルスーツEvery 公式ブランドサイト:https://musclesuit.co.jp/

■ 「マッスルスーツGS-ARM」 について

 ガススプリングによるサポートで、電力不要。屋内外問わず、さまざまな腕上げ作業シーンで活躍します。最大補助力は片腕あたり約 4.5kgf。ガススプリングを交換すれば、よりやさしいアシストにも調節可能です。腕を下から支えてくれるような補助力で、重さや疲れを感じることなく、しっかりと作業に集中することができます。農業の摘果・収穫・剪定作業、建築業での蛍光灯や天井パネルなどの取り付け、施工や塗装作業などで起こる身体的負担感を軽減いたします。

▶ マッスルスーツGS-ARM 公式ブランドサイト:https://musclesuit.co.jp/gs_arm/

引用元:PR TIMES

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