「仙台うみの杜水族館」とスポンサーシップ契約を締結

プレスリリース要約

東洋製罐グループは、2024年4月から仙台うみの杜水族館で循環型社会を目指したリサイクル活動「うみのもリサイクル」を開始しました。この取り組みでは、使用済みの飲料カップを洗浄し、リサイクルするカップ洗浄機を導入し、紙コップの回収も行います。また、海藻が二酸化炭素を吸収するブルーカーボンの普及に向け、ガラス製品「イオンカルチャー」を用いた取り組みも検討中です。グループは2050年を見据えた長期経営ビジョンを策定し、多様性を受け入れた社会や地球環境に負荷を与えない未来を目指し、事業活動を推進しています。

<具体的な取り組み>

東洋製罐グループは、「仙台うみの杜水族館」において2024年4月より開始した、循環型社会を目指したリサイクル推進活動「うみのもリサイクル」に協力しています。

「うみのもリサイクル」は、当社の連結子会社である東罐興業株式会社が開発したカップ洗浄機「Re-CUP WASHER(リカップウォッシャー)」を「仙台うみの杜水族館」のフードコートに設置し、使用済みの飲料カップをお客様自ら洗浄いただき、洗浄後の使用済みカップを分別回収する取り組みです。回収された紙コップは、日本製紙株式会社(東京都千代田区、代表取締役社長:野沢 徹)協力のもと、リサイクルに回します。また、フードコートで使用するコップの素材をプラスチックから紙に変更する際にも、東罐興業株式会社が企画・制作に協力し、新たに提供を開始しました。

これらの取り組みにより、これまでごみとして処分していたフードコートの使用済みコップを、リサイクル可能な資源として活用していくことを目指してまいります。

そして、現在、海藻などが二酸化炭素を吸収するブルーカーボン※の普及に向けて、当社の連結子会社である東洋ガラス株式会社が開発したガラス製品「イオンカルチャー(藻類増殖材)」等を用いた取り組みについても、「仙台うみの杜水族館」と検討を進めております。

今後も、当社グループは「仙台うみの杜水族館」と一緒に、水族館に足を運んでくれる方々が海と資源について楽しく理解し、環境貢献に参加できる仕組みをつくってまいります。

※国連環境計画(UNEP)が2009年に命名した、海洋生物の働きによって海洋環境に吸収・貯留されている炭素。ワカメやコンブなどの海洋植物は、大気中のCO2を光合成により吸収し、その一部を海底に長期貯留するという重要な役割を担っており、今後の地球温暖化対策として近年注目を浴びています。

当社グループは、社会や地球環境について長期的な視点で考え、すべてのステークホルダーの皆さまに提供する価値が最大化するよう、2050年を見据えた「長期経営ビジョン2050『未来をつつむ』」を2021年5月に策定しました。当社グループの目指す姿・ありたい姿を「世界中のあらゆる人びとを安心・安全・豊かさでつつむ『くらしのプラットフォーム』」と位置づけ、「多様性が受け入れられ、一人ひとりがより自分らしく生活できる社会の実現」「地球環境に負荷を与えずに、人々の幸せなくらしがずっと未来へ受け継がれる社会の実現」を目指し、事業活動を推進してまいります。

引用元:PR TIMES

関連記事一覧