DeSciJapanが、KlimaDAOと1月19日に海外市場におけるDeSciとDAOのユースケースに関するイベントを共催|KlimaDAOのGiorgio Donà-Danioniが登壇
プレスリリース要約
- DeSciJapan 今年度の取り組みと2024年に向けて
DeSciJapanでは、下記の事業者様や研究開発コミュニティ、DAOとの連携によってサイエンス領域の課題解決におけるDeSciの有用性について、各種イベント開催を通じて意見交換/検証を行なってきました。
■企業・大学・社団法人
・株式会社ファストトラックイニシアティブ
・株式会社ALE
・株式会社tayo
・Co-LABO MAKER
・KLab株式会社
・慶応義塾大学
・福岡大学
・一般社団法人ヒマラボ
・一般社団法人LeaL
■研究開発コミュニティ・DAO
・宇宙ラジオ
・研究コミュニティ ミツバチ
・学生団体BEAST
・VitaDAO
・DeSciWorld
・AthenaDAO
・DeSci Japan Youth
・CANNABIS DAO
・MedicalDAO
来年度は、海外の事業者様やコミュニティとのリレーションの強化による教育啓蒙やマーケティング連携のみならず、下記のテーマを参考に日本市場におけるユースケースの創出を目指し、より実践的な取り組みを行なってまいります。
・自律共生的なコミュニティ連携
・個人による研究活動への積極的参加の促進
・地域課題の研究化などオープンな公共性の獲得
・自律分散的に研究活動に関与する人々の増加
・研究開発への協力の可視化
- イベント概要
本イベントは、KlimaDAOと共同で海外市場におけるDeSciとDAOのユースケースに関してディスカッションを行い、将来的なDeSci市場の発展にむけた教育啓蒙を目的としています。
・日時:1/19
※開催場所については1月中旬に告知予定
・スケジュール
19:00 KlimaDAO/Giorgio Donà-Danioni 登壇
19:20 DeSciJapan 伊山理事長 登壇
19:40 パネルディスカッション
20:00 懇親会
21:00 イベント終了
- DeSciのユースケース紹介
・Sora Ventures
暗号資産ファンド「Sora Ventures」は、Bitcoinのテクノロジーを活用したDeSciへの取り組みを進めています。台湾市場への参入を記念して、12月16日にはSora Summitを台湾ブロックチェーンウィークのサイドイベントとして開催。Sora Summitにおいては、CoinbaseのCEOであるBrian Armstrongを含む業界のリーダーたちが、DeSciに関する議論を交わしました。
・DeSci Labs
DeSci Labsは、オープンで再現可能な研究開発を発展させるためのプロダクトを構築しており、 DeSci Nodes(IPFS/Filecoinを活用したオープンな研究論文リポジトリ)、DeSoc Tools(SBTを活用した研究開発コミュニティツール)の開発提供を行なっています。 Impact Certificates, Retroactive Funding, Market Mechanismsによる新しい資金調達モデルの採用も目指しており、一元管理されたPFとして活用が見込まれています。
・米国がん協会
米国がん協会 (ACS) はGitcoin Grants Stack と Quadratic Funding を活用することで、画期的な研究を推進し、健康格差に対処することを目指しています。地理的位置や社会経済的地位に関係なく、がんの予防と治療における画期的な成果をすべての人が確実に利用できるようにすることを目標としています。
https://www.gitcoin.co/blog/american-cancer-society-gitcoin-grants-stack
・Decentralized Science on Gitcoin
Quadratic Fundingを使用したコミュニティ主導のDeSciイニシアチブとして、より多くの科学者や学術機関をWeb3に参加させることを目指しています。これらの取り組みにより、 Gitcoin エコシステムへの認識を高めるだけでなく、従来の学術界における分散型科学と公共財の分野を着実に成長させています。
このようにDeSci領域では、人々が資金提供やプロジェクト支援に参加する新しい方法が提供されており、下記のDAOや事業者はガバナンストークン発行を行っています。
・VitaDAO
・ValleyDAO
・GenomesDAO
・RejuveAI
・Aimedis
・ResearchHub
最近ではCoinbase CEOのブライアン・アームストロング氏などもDeSci市場に参画するなど、グローバルなコミュニティ形成とアプローチによって、従来的なモデルでは資金調達が困難であった研究開発プロジェクトが、草の根的な活動から人々の認知を獲得し、DeSciに対する期待感は高まっています。
一方、本格的な事業化にむけては長い年月と費用が必要不可欠であり、どのようにして投資判断を行なっていくのかなど、参加者側への教育啓蒙も必要不可欠であると言えます。
日本市場でのDeSciの発展に向けては一般の人々が1つでも多くの研究開発プロジェクトに関心を持つことなどが重要であると考えられ、下記の取り組みに関してもコミュニティ連携を通じて、実践を予定しています。
・ウォレット管理/セキュリティ対策などリスクマネジメントに関するタイムリーな情報共有
・トークン/NFTの保有を通じた海外のDeSciプロジェクト/DAOへの参加
・各研究開発領域におけるDeSciのユースケース紹介と日本市場との連携
■KlimaDAOについて
KlimaDAOは、自主炭素市場向けのオンチェーンスケーリングソリューションであり、トークン化された炭素クレジットとブロックチェーン対応の技術スタックを組み合わせることで、市場の透明性と効率性を高めることを目指しています。
・HP:https://www.klimadao.finance/
・X:https://twitter.com/KlimaDAO
・Resource Hub:https://www.klimadao.finance/resource-hub
・Discord:https://discord.com/invite/klimadao
■DeSciJapanについて
The DeSci cummunity for Japan. DeSci is a new movement about decentralising science using blockchain technology. We organize communities, meetups, media and more.
・X:https://twitter.com/DeSciJapan
・Medium:https://medium.com/@DeSciJapan
引用元:PR TIMES