「女による女のためのR-18文学賞」大賞受賞の京都芸術大学在学生・上村裕香さんによる最新作「生きていけんの」が講談社 小説現代の2024年3月号に掲載!

プレスリリース要約

高校生の陽一は田舎町のヤンキー校に通い、将来に夢を持てずにいた。売れっ子作家の叔父エースケくんが家にやってきて、陽一の生活は変わり始める。エースケくんの影響で自分の生き方を見つめ直す陽一の成長を描いた物語。著者は京都芸術大学在学中の上村裕香で、新潮社主催の文学賞を受賞。また、京都芸術大学は国内最大規模の総合芸術大学で、社会と芸術の関わりを重視し、社会実装プロジェクトなどを通じて学生の社会性を育んでいる。
  • 上村裕香『生きていけんの』あらすじ

寂れた田舎町のヤンキー校に通う陽一は「どうせこの町の大人の再生産みたいな人生しか送れないんだ」と夢が持てない高校生。そんな陽一の日々は、叔父で売れっ子作家のエースケくんが家にやってきたことで動きはじめる。
記者と電話しただけで三万円稼いで、書店の店頭に新刊が平積みされるくらいの人気作家のくせに、「作家なんてヤクザもんとおんなし。虚業やから」なんて言うヘンな大人に翻弄されるうち、陽一は自分の生き方を見つめ直していく——。

  • 上村裕香さんからのコメント

陽一がエースケくんに影響されて変わっていく過程を見ていると、わたしが京都芸術大学に入学し、学科の先生方の薫陶を受けた日々を思い出します。ぜひ読んで、陽一といっしょに、エースケくんに出会ってほしいです!

プロフィール

2000年佐賀県生まれ。京都芸術大学文芸表現学科2020年度入学、在学中。2022年に新潮社主催 第21回「女による女のためのR-18文学賞」において『救われてんじゃねえよ』で大賞受賞。

  • 小説現代(公式HPより)

「小説現代」は創刊60年を越える、講談社のエンターテインメント小説“最前線”に立つ文芸小説誌です。人気作家から、才気迸る新人作家の小説渾身作、味わい深い随筆、小説家の生の声を聞くインタビュー・対談記事等を毎号掲載しています。また、本誌主催の新人賞は直木賞作家等を多数輩出した伝統あるコンテストで、近年においても朝井まかて氏、塩田武士氏などのベストセラー作家を輩出しています。

雑誌:小説現代 出版社:講談社

発行間隔:月刊 発売日:毎月22日

参考価格:1,000円

12学科22コースからなる国内最大規模の総合芸術大学です。芸術を通して社会で必要な力を育成しています。

芸術を学んだ学生が社会を変える「藝術立国」を教育目標に掲げ、通学課程では特に “社会と芸術”の関わりを重視した芸術教育を推進。企業や自治体などが抱える課題を、学生たちがアート・デザインの力で解決する「社会実装プロジェクト」が年間100件以上あります。学科を超えたグループワークや実際の仕事を通して、社会性を備えた表現者を育成しています。

住所:〒606-8271 京都府京都市左京区北白川瓜生山町2-116

学科編成:12学科22コース(美術工芸学科、キャラクターデザイン学科、情報デザイン学科、プロダクトデザイン学科、空間演出デザイン学科、環境デザイン学科、映画学科、舞台芸術学科、文芸表現学科、アートプロデュース学科、こども芸術学科、歴史遺産学科)

在籍者数:3,976名(芸術学部 正科生、2023年5月現在)

引用元:PR TIMES

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