【迫る人材不足の波、一人親方の見解は?】2023年の働き方における課題、「一人親方の高齢化」が最多 2024年に向け、63.0%が「自身の健康管理」を意識
プレスリリース要約
- 調査サマリー
- 調査概要
調査概要:一人親方の働き方に関する2024年展望実態調査
調査方法:IDEATECHが提供するリサーチPR「リサピー®︎」の企画によるインターネット調査
調査期間:2023年12月4日〜同年12月7日
有効回答:一人親方100名
※構成比は小数点以下第2位を四捨五入しているため、合計しても必ずしも100とはなりません。
≪利用条件≫
1 情報の出典元として「労災センター共済会」の名前を明記してください。
2 ウェブサイトで使用する場合は、出典元として、下記リンクを設置してください。
URL:https://hitorioyakata.or.jp/
- 2023年、働く上で意識していたこと、「自身の健康管理」が54.0%で最多
「Q1.2023年を振り返って、あなたが働く上で意識していたことを教えてください。(複数回答)」(n=100)と質問したところ、「自身の健康管理」が54.0%、「業務の効率化」が33.0%、「ワークライフバランス」が22.0%という回答となりました。
・自身の健康管理:54.0%
・業務の効率化:33.0%
・ワークライフバランス:22.0%
・業界のトレンドや技術などの継続的な学習:10.0%
・ネットワーキングや協力関係の構築:7.0%
・保険の加入などのリスク管理:6.0%
・その他:0.0%
・特にない:25.0%
・わからない/答えられない:3.0%
- 2023年に働く上で感じた課題、「一人親方の高齢化」「建設業全体で人材不足」など
「Q2.2023年を振り返って、あなたが働く上で感じた懸念点・課題を教えてください。(複数回答)」(n=100)と質問したところ、「一人親方の高齢化」が47.0%、「建設業全体で人材が不足していること」が39.0%、「長時間労働の改善ができていない」が18.0%という回答となりました。
・一人親方の高齢化:47.0%
・建設業全体で人材が不足していること:39.0%
・長時間労働の改善ができていない:18.0%
・後継者が見つからない:16.0%
・業務の生産性が向上できていない:16.0%
・DX/デジタル化が推進されない:8.0%
・その他:0.0%
・特にない:24.0%
・わからない/答えられない:4.0%
- 「一人親方が現場に入りにくく仕事が少ない」や「単価が上がらない」などの課題も
Q2で「特にない」「わからない/答えられない」以外を回答した方に、「Q3.Q2で回答した以外に、2023年度を振り返って、あなたが働く上で感じた懸念点・課題があれば、自由に教えてください。(自由回答)」(n=72)と質問したところ、「一人親方が現場に入りにくく仕事が少ない」や「単価が上がらない」など48の回答を得ることができました。
<自由回答・一部抜粋>
・65歳:元請のデジタル化に下請けがついて行けない。
・62歳:設備投資をもう少しやるべきだった。
・60歳:3D-CADへの移行。
・42歳:単価が上がらない事。
・56歳:週休2日の実施の難しさ。
・56歳:一人親方が現場に入りにくく仕事が少ない。
・55歳:効率化が進んでいない。
- 2023年を振り返って、約6割が「人手不足」を実感
「Q4.2023年を振り返って、あなたは人手不足を感じる瞬間はありましたか。」(n=100)と質問したところ、「かなりあった」が18.0%、「ややあった」が39.0%という回答となりました。
・かなりあった:18.0%
・ややあった:39.0%
・あまりなかった:26.0%
・全くなかった:12.0%
・わからない/答えられない:5.0%
- 2024年、働く上で意識したいこと、第1位「自身の健康管理」、第2位「業務の効率化」
「Q5.2024年に向け、あなたが働く上で意識したいことを教えてください。(複数回答)」(n=100)と質問したところ、「自身の健康管理」が63.0%、「業務の効率化」が31.0%、「ワークライフバランス」が24.0%という回答となりました。
・自身の健康管理:63.0%
・業務の効率化:31.0%
・ワークライフバランス:24.0%
・ネットワーキングや協力関係の構築:11.0%
・保険の加入などのリスク管理:9.0%
・業界のトレンドや技術などの継続的な学習:7.0%
・その他:1.0%
ー51歳:楽しむことですね
・特にない:19.0%
・わからない/答えられない:2.0%
- 「売上の維持」や「物価上昇に見合った単金の設定」などを意識したいという声も
Q5で「特にない」「わからない/答えられない」以外を回答した方に、「Q6.Q5で回答した以外に、2024年に向け、あなたが働く上で意識したいことがあれば、自由に教えてください。(自由回答)」(n=79)と質問したところ、「売上の維持」や「物価上昇に見合った単金の設定」など47の回答を得ることができました。
<自由回答・一部抜粋>
・62歳:集中力を高める方法を考える。
・65歳:物価上昇に見合った単金の設定。
・55歳:売上の維持。
・59歳:資金調達。
- 2024年4月から適用される建設業の時間外労働の上限規制、54.0%が「知っている」一方で、46.0%は「知らない」という実態
「Q7.あなたは、2024年4月から建設業に「時間外労働の上限規制」が適用されることを知っていますか。」(n=100)と質問したところ、「はい」が54.0%、「いいえ」が46.0%という回答となりました。
・はい:54.0%
・いいえ:46.0%
- 約3割が、時間外労働の上限規制適用に「不安がある」と回答
Q7で「はい」と回答した方に、「Q8.時間外労働の上限規制が適用されることによる不安はありますか。」(n=54)と質問したところ、「かなりある」が16.7%、「ややある」が11.1%という回答となりました。
・かなりある:16.7%
・ややある:11.1%
・あまりない:38.9%
・全くない:24.1%
・わからない/答えられない:9.3%
- まとめ
今回は、一人親方100名を対象に、一人親方の働き方に関する2024年展望実態調査を実施しました。
まず、2023年を振り返って、働く上で意識していたことを聞いたところ、「自身の健康管理」が54.0%で最多となりました。一方で、2023年に感じた課題としては、「一人親方の高齢化」(47.0%)、「建設業全体で人材不足」(39.0%)が上位に挙がっています。また、2024年に働く上で意識したいことについては、第1位「自身の健康管理」(63.0%)、第2位「業務の効率化」(31.0%)という結果になりました。さらに、2024年4月から適用される建設業の時間外労働の上限規制に関しては、54.0%が「知っている」と回答した一方で、「知らない」という一人親方も46.0%にのぼりました。
今回の調査では、建設業の人材不足に関して、一人親方の多くが課題を感じていることが明らかになりました。特に、自身の健康管理を意識する一人親方が増えているようです。働き方改革が叫ばれる中、一人親方にとっても「働き方の見直し」の必要性が高まっているのではないでしょうか。
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名称 :労災センター共済会
代表 :齊藤 学
所在地:〒135-0063 東京都江東区有明1-4-20-1607
引用元:PR TIMES