【社会人の一人暮らしに関する実態調査】“推し活”をするアラサー一人暮らしは2人に1人、推し活層は高機能家電や趣味家電を保有する傾向に

プレスリリース要約

パナソニック株式会社は25歳から35歳の社会人424人を対象に一人暮らしの実態調査を実施。アンケート結果から、推し活をしているアラサー一人暮らしは2人に1人で、YouTubeで関連動画を見るなどが最も多い活動となることがわかった。また、推し活層は高機能&趣味系家電を持っており、全ての家電に対する購入意欲が高い傾向に。このような傾向から、総合情報サイト「All About」で活躍する家電の専門家が、一人暮らし生活における最適な家電選びのコツについて解説している。
就職や転勤などで多くの社会人が新生活を控えるこの時期。パナソニック株式会社は、5年以上一人暮らしを経験している25歳から35歳の社会人424人を対象に、一人暮らしの実態調査を実施しました。昨今、Z世代を中心に社会現象として一般化してきた“推し活”という行動スタイルと、家電との意外な関係性の結果を受けて、総合情報サイト「All About」で活躍する家電の専門家が、これからの一人暮らし生活における最適な家電選びのコツについて解説します。

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◆◇◆調査トピックス◆◇◆

■“推し活”をしているアラサー一人暮らしは2人に1人。具体的な“推し活”として最も多いのが「YouTubeで関連動画を見る」。 

■“推し活”層ほど「ロボット掃除機」や「ポータブルテレビ」などの高機能&趣味系家電を持っている。

■今後欲しい家電においても、“推し活”層は全ての家電に対する購入意欲が高い傾向に。

■推し活層の休日の過ごし方1位「SNSを見る・投稿する」、2位「動画配信サービスを見る」。休日の外出意欲は、非推し活層の方が推し活層よりも4倍多い。休日の在宅時間も長くなればなれるほど推し活層の割合が増える傾向に。

■非推し活層の方が広い部屋に住んでいる。推し活層は部屋の大きさよりも、趣味や家事効率UPにコストを掛けがち?

■一人暮らしする上での価値観にも推し活層は強いこだわりがあり。好きなものに囲まれる暮らしに対する思いは非推し活層の1.5倍!

《“推し活”をしているアラサー一人暮らしは2人に1人。具体的な“推し活”として最も多いのが「YouTubeで関連動画を見る」。》

一人暮らしを5年以上経験している424人の社会人に対して、自分にとってイチオシの人物(アイドル、アーティスト、俳優、YouTuberなど)やキャラクター(アニメ、漫画、ゲームなど)をさまざまな形で応援する活動である「“推し活”をしているかどうか」を尋ねたところ、「実在の人物でしている」と回答した人は全体の38.8%で、「キャラクターでしている」は22.2%、「これら以外でしている」人は5.0%となりました。一方で、「推し活はしてない」と回答した人は50.2%と、一人暮らしをするアラサー世代の2人に1人は何かしらの“推し活”している結果となりました。

推し活状況推し活状況

具体的な“推し活”についての問いには、「YouTubeで関連動画を見る」(67.3%)が最も多く、ついで「音楽(音声)を聴く」(49.8%)、「SNSで関連情報を調べる」(48.8%)、「関連するDVD・ブルーレイを見る」(44.1%)、「推しグッズをオンライン購入する」(42.2%)など、関連コンテンツの視聴や消費に関するものが上位にランクインしました。なお、テレビ番組はリアルタイムでの視聴より(35.1%)、録画視聴(40.3%)の方が5ポイント上回っており、あとでゆっくりと視聴するスタイルの方が定着していることが推察されます。

自宅での具体的な推し活自宅での具体的な推し活

《“推し活”層ほど「ロボット掃除機」や「ポータブルテレビ」などの高機能&趣味系家電を持っている》 

「現在、保有している家電」について尋ねた結果、推し活層・非推し活層共に「冷蔵庫」「洗濯機」「炊飯器」「掃除機」といった定番家電が上位を占めました。また、「テレビ」の保有状況は推し活層か否かでの有意な差がないことがわかりました。

その一方で、「オーブンレンジ」、「高機能ドライヤー」、「ロボット掃除機」、「衣類スチーマー」などの高機能家電のほか、「ワイヤレスイヤホン」、「ブルーレイレコーダー」、「ポータブルテレビ」などの趣味家電については、推し活層の方が10ポイント近くも差があることが明らかになりました。

持っている家電持っている家電

《今後欲しい家電においても“推し活”層は、全ての家電に対する購入意欲が高い傾向に》

前問の回答結果を踏まえ、「現在持っていないが、今後購入したいと思っている家電」を尋ねたところ、「特にない」の問いに対する回答結果が推し活層では27.0%だったところ、非推し活層では62.4%と、全般的に推し活層の方が持ってない新たな家電への購入意欲が高いことが明らかになりました。

具体的には、「食器洗い乾燥機」(17.1%)、「ロボット掃除機」(16.6%)、「ドラム式洗濯乾燥機」(16.6%)、「電気圧力鍋」(15.6%)など、家事効率を高める家電に興味関心が強く、非推し活層と比較して5ポイント以上も差がつく結果になりました。

今後欲しい家電今後欲しい家電

《推し活層の休日の過ごし方1位「SNSを見る・投稿する」、2位「動画配信サービスを見る」。休日の外出意欲は、非推し活層の方が推し活層よりも4倍多い。休日の在宅時間も推し活層が長い傾向に。》

「休日の自宅での時間の過ごし方」に関する質問では、推し活層では1位「SNSを見る・投稿する」(64.9%)、2位「動画配信サービスを見る」(64.5%)という結果になり、約6割がこの2つの行動に集中していました。また、「ほとんど自宅で過ごさない」と回答したのは、推し活層でわずか2.8%だった一方で、非推し活層では12.2%と4倍近くも差があることから、非推し活層の方が外出意欲は高いと言えるでしょう。

休日の自宅での過ごし方休日の自宅での過ごし方

さらに、睡眠や家事も含めた「休日の平均的な在宅時間」を尋ねたところ、推し活層・非推し活層共にボリュームゾーンは、「5時間以上10時間未満」が約4割となり、差は見られませんでしたが、15時間以上になると推し活層の割合が多くなる傾向が見られました。「24時間(ほぼ一日在宅)」すると回答した割合で比較すると、推し活層では1割も存在し、これは非推し活層よりも約4ポイント多い結果となっています。

休日の平均的な滞在時間休日の平均的な滞在時間

《非推し活層の方が広い部屋に住んでいる。推し活層は部屋の大きさよりも、趣味や家事効率UPにコストを掛けがち?》

「お住まいの自宅の大きさ」についての問いに対しては、推し活層のボリュームゾーンは「15㎡以上20㎡未満」(17.5%)、「20㎡以上25㎡未満」(19.0%)となった一方で、非推し活層は「30㎡以上」(24.4%)が最も多くなりました。これまでの調査結果から、推し活層は部屋の大きさへのこだわりよりも、高機能家電・趣味家電などにコストを掛ける傾向があると言えそうです。

自宅の大きさ自宅の大きさ

《一人暮らしする上での価値観にも推し活層は強いこだわりがあり。好きなものに囲まれる暮らしに対する思いは非推し活層の1.5倍!》
最後に「一人暮らしをする上で大切にしている価値観」が何かについて尋ねたところ、どちらの層も「自分時間を充実させたい」(推し活層:60.7%、非推し活層:51.4%)が1位になりました。ただし、「特にこだわりはない」を除くと、ほぼ全ての選択肢において、推し活層の割合が非推し活層を上回る結果となり、「好きなものに囲まれて暮らしたい」、「趣味に没頭したい」に関しては、1.5倍もの差が開いています。同じアラサー世代でも、“推し活”か否かによって、暮らしの価値観に大きな違いが存在することが本調査を通じて明らかになりました。

大切にしている価値観大切にしている価値観

<調査概要>

・調査内容:普段の生活に関するアンケート

・調査期間:2024年2月1日(木)~2月13日(火)

・調査対象:全国25~35歳男女、一人暮らし経験が5年以上の会社員

・有効回答数:424名

・調査主体:パナソニック株式会社

・調査会社:株式会社ジャストシステム

・調査方法:インターネット調査

◆◇◆家電と推し活の関係性について専門家が解説◆◇◆

当社から総合情報サイト「All About」で活躍する2名の専門家に依頼し、今回の調査結果の感想を伺いました。いただいたコメントを編集し記載しています。

■All About「家電マーケティング」ガイド 伊森 ちづる

伊森ちづる伊森ちづる

◆プロフィール

大学卒業後、家電・PCのコールセンター、調査会社などを経て家電流通専門誌の編集記者に従事。家電流通企業幹部、店舗、店長、販売員、家電製品の商品レビューなど、家電量販店や家電メーカーにまつわる情報を取材する。

◆解説

アラサー世代の一人暮らしをしている人の場合、長年の一人暮らし経験から、冷蔵庫、洗濯機、炊飯器など基本的な家電を所有している人が多いことがわかります。家事の経験から、自分がどんな機能や性能を求めるかを把握しており、さらにSNSなどで家電や家事に関する情報に触れる機会が多いことから、自分のライフスタイルに合った機能や好みを選ぶ目が養われている世代といえます。

調査結果をみると、自分の時間の充実を重視してる人が多く、家事効率を高めることや好きなものに囲まれた生活を求めている傾向がわかります。推し活をしている人は2人に1人とのことで、趣味や興味に没頭する時間を大切にし、リラックスや自己投資ための時間も意識しているといえます。特に、推し活をしている人々は、や読書、動画視聴など様々な活動を楽しんでおり、自己表現や趣味の追求に積極的です。そのため、家電選びにおいても、快適で効率的な生活を追求する一方で、趣味や娯楽活動をサポートする家電に関心があるといえます。

家族やパートナーと生活しているのと異なり、一人暮らしの場合、基本的に家事は自分でするため、家事をシェアする相手として家電は重要。特に、「ドラム式洗濯乾燥機」「ロボット掃除機」「食器洗い乾燥機」などの家事効率を高めるものに関心が高いのもうなずけます。オススメの選び方は、自分の苦手な家事やあまりこだわりがない家事を家電に任せること。家事ストレスを軽減し時間を有効活用することで、自分のライフスタイルに合った充実した生活を楽しめそうです。

■All About「生活家電・スマートフォン」ガイド 今西 絢美

今西絢美今西絢美

◆プロフィール

1984年京都生まれ。2008年に上京し、ライター/エディターとしてのキャリアを編集プロダクションにてスタート。2022年よりフリーランスとして活動中。得意とするジャンルは、生活家電、ガジェット、ウェブサービスなど。

◆解説

私自身も“推し活”がライフワークになっている一人。いかに“推し”に時間を使うかが勝負です。動画や配信を見たり、SNSをチェックしたりといった推し活に時間を割くには、家事にかける時間を減らすのが一番の近道。そんなときに、ドラム式洗濯乾燥機やロボット掃除機、食器洗い乾燥機、衣類スチーマーなどの高機能な生活家電が家事の時短に活躍し、空いた時間が“推し活”へと繋がります。従来はこうした生活家電は共働き世帯が好むイメージがありましたが、実は“推し活”をするシングル世帯との相性もいいんです。

また、ブルーレイレコーダーやワイヤレスイヤホンなど、“推し活”を充実させるための家電も欠かせません。推しの有無に関わらず、趣味にある程度の予算を割けるのはアラサー世代あるあるですが、推しがいることが最新家電の情報へのアンテナを張るきっかけにもなりやすいようです。推し活と高機能家電という意外な組み合わせは、今後切っても切れない関係になっていくでしょう。

◆◇◆一人暮らしにおすすめの商品◆◇◆

【充実・自己研鑽】

■完全ワイヤレスイヤホン Technics 「EAH-AZ40M2」

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推しの音声も高音質をあきらめない。3台マルチポイント接続で、仕事もプライベートも活躍。     
https://jp.technics.com/products/tws/az40m2/

ポータブルテレビ プライベート・ビエラ「UN-15LD12H」

UN-15LD12HUN-15LD12H

テレビもネット動画もDVDもこれ1台。防水仕様だからお風呂でもキッチンでも見られる。        
https://panasonic.jp/privateviera/products/15ld12h_15l12h.html

ブルーレイレコーダー 全自動ディーガ「DMR-2X202」

DMR-2X202DMR-2X202

チャンネル丸ごと録画するので推しの出番を見逃さない。最大6ch×約16日間自動録画。       
https://panasonic.jp/diga/products/DMR-2X202.html

【自動化・省手間】

■パーソナル食洗機 SOLOTA「NP-TML1」

NP-TML1NP-TML1

洗って乾燥までおまかせ、一人暮らしのキッチンにも置きやすいコンパクトサイズ。   
https://panasonic.jp/dish/products/NP-TML1.html

■ななめドラム洗濯乾燥機 Cuble「NA-VG780」

NA-VG780NA-VG780

一人暮らしにも置きやすい、幅・奥行約60cmのスリムサイズ。乾燥機で干す手間も省け、より効率的に。   

https://panasonic.jp/wash/products/na-vg780.html

<関連情報>

UP LIFE 特集/一人暮らし

https://panasonic.jp/life/special_09.html

引用元:PR TIMES

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