30~50代女性、約半数が定年付近まで働きたい。生涯現役派は12.4%!働く目的「生活のため」「社会的自立」。一方で40代約6割、50代約7割が更年期障害を自覚。
プレスリリース要約
<アサヒグループ食品株式会社>https://www.asahi-gf.co.jp/
調査結果トピックス
1.女性の働き方について
・働く目的は「生活のため」が大多数。50代は人との繋がりや楽しさも求める傾向
・約半数が定年付近まで働きたい!生涯現役派は12.4%。ライフステージが変化しても仕事を続けたい人約7割
・日本は女性の活躍が進んでいないと感じる人95%「男性より給与が低い」「家事と両立できる制度が足りない」
2.更年期障害への意識と実態について
・30代約4割、40代約6割、50代約7割が更年期障害を自覚
・日常で悩まされている症状は?エピソード10選
・更年期障害対策1位「睡眠の改善」2位「運動」。対策していない人は「方法を知らない」
・働き続ける上での不安1位「体力不足」2位「健康維持」。「更年期障害」は5位に
3.更年期障害との付き合い方、今後の働き方について
・「フェムケア」認知度は19.8%。40代・50代より30代の方が高い傾向。「フェムケアフード」認知度は8.4%
・職場に更年期障害関連の制度が欲しい人は半数以上。特に「更年期障害、ゆらぎ症状による休暇制度」
4.年齢を重ねても自分の人生を楽しんでいそうな憧れの女優ランキング
・1位:石田ゆり子(35.6%)、2位:松嶋菜々子(10.6%)、3位:篠原涼子(4.8%)
<調査結果>
- 1.女性の働き方について
働く目的は「生活のため」が大多数。50代は人との繋がりや楽しさも求める傾向
まずは、30~50代女性たちの働き方について調査。働くことの目的は各世代「自分の生活のため(30代:84.4%/40代:87.3%/50代:89.8%)」が大多数でした。年代ごとの傾向も見られ、50代は「人との繋がりを持つため(27.5%)」「働くことが楽しいから(22.2%)」といったポジティブな理由を選択した人が、30代・40代と比べて多い結果となりました。現在の生活や老後のためのお金を稼ぐことが目的で働いている人が多い中でも、社会的自立を目指して働いている人もおり、社会の中での女性の役割の意識が、昔と比べて変化してきていることがうかがえます。
約半数が定年付近まで働きたい!生涯現役派は12.4%。ライフステージが変化しても仕事を続けたい人約7割
何歳まで働きたいか聞いた質問では、多くの企業で定年とされる「~60歳(19.4%)」「~65歳(27.8%)」と回答した人が全体の約半数を占めました。「生涯働き続けたい」と回答した人も12.4%いました。
結婚や出産など、ライフステージの変化にかかわらず仕事を続けたいと回答した人は全体の約7割。今後も社会における女性の活躍が期待できます。
日本は女性の活躍が進んでいないと感じる人95%「男性より給与が低い」「家事と両立できる制度が足りない」
世界と比較したとき、日本は女性の活躍が「進んでいると感じる(4.6%)」と回答した人はごくわずか。理由としては「男性よりも給与が低い(30代:41.9%/40代:38.6%/50代:44.3%)」「家事・育児と仕事を両立できる制度が整っていない(30代:39.5%/40代:45.2%/50代:40.7%)」等に票が集まりました。ライフステージの変化に関わらず仕事を続けたい女性が多い今、給与や制度もブラッシュアップが求められていると考えられます。
- 2.更年期障害への意識と実態について
30代約4割、40代約6割、50代約7割が更年期障害を自覚
日常で悩まされている症状は?エピソード10選
続いて、女性特有のゆらぎ症状や更年期障害について調査。更年期障害と感じる症状を自覚している人は、30代は38.9%、40代は63.3%、50代は68.9%と、年を重ねるごとに増える傾向が分かりました。具体的な症状としては「疲れやすさ、息切れ(30代:20.4%、40代:31.9%、50代:34.7%)」が全年代で1位に。50代の2位は「寝つきや睡眠の質の悪化(25.7%)」だった一方で、30代の回答率はわずか5.4%。年代によって、感じやすい症状にも変化があると考えられます。
日常において最も悩まされている更年期障害について聞いたところ、コントロールが難しい更年期障害ならではのつらい体験談が多数寄せられました。
<更年期障害で困っていること10選>
・次しようとしていた仕事を思い出せない(東京都・30歳)
・PMS症状がひどくなってきた(大阪府・34歳)
・疲れやすく、子どもと沢山遊べない(神奈川県・37歳)
・汗をかきやすく、社内での温度調整が困る。人に合わせないといけないので(大阪府・41歳)
・朝方に目が覚めてしまうので仕事中に睡魔に襲われる(神奈川県・45歳)
・いつどこで発生するかわからない、予測できないこと(大阪府・46歳)
・ちょっとしたことで子どもにイライラして当たってしまう。後で猛省するが、子ども達の心が離れていかないか心配(茨城県・49歳)
・突然、ざわざわと気持ちが落ち着かなくなる(神奈川県・56歳)
・お客様との打ち合わせ中にホットフラッシュが起きてしまうこと(埼玉県・57歳)
・疲れやすく、仕事が終わり帰宅しても、何もする気が起きない(東京都・58歳)
更年期障害対策1位「睡眠の改善」2位「運動」。対策していない人は「方法を知らない」
更年期障害を自覚している人のうち、対策を行っている人は約6割という結果に。1位は「睡眠の改善(30.9%)」、2位は「運動(29.8%)」、3位は「入浴・温活(28.1%)」で、基本的な生活習慣を見直すことで対策している人が比較的多い結果となりました。
対策をしていない人も3割以上いました。その理由としてはそもそも「対策方法を知らないから(44.1%)」が1位。正しい対策方法を知ることで、更年期障害が楽になる場合もあるかもしれません。
更年期障害の悩みについて相談する相手がいる人は約6割でした。相談していない人にその理由を聞いたところ、「相談して解決するとは思わないから(41.7%)」「相談が必要なほど気にしていないから(29.6%)」という声がありました。
働き続ける上での不安1位「体力不足」2位「健康維持」。「更年期障害」は5位に
今後働き続けるにあたって心配なことの全体の1位は「体力不足(53.4%)」、2位は「健康維持(49.0%)」でした。「更年期障害(27.0%)」は5位で、働く上での不安な要素の一つになっていることが分かります。年代別で見ると、健康面への不安は年を重ねるごとに増していく傾向もうかがえます。
- 3.更年期障害との付き合い方、今後の働き方について
「フェムケア」認知度は19.8%。40代・50代より30代の方が高い傾向。「フェムケアフード」認知度は8.4%
更年期障害対策としてサプリメントの服用や病院の受診などがある中で、「フェムケア」の認知度を調査しました。「知っており、使用している」または「知っているが、使用はしていない」と回答した人の割合をフェムケアの認知度とすると、19.8%。年代別で見ると30代は24.6%、40代は18.1%、50代は16.8%でした。また、「フェムケアフード」の認知度は8.4%で、30代は13.2%、40代は5.4%、50代は6.6%という結果に。健康面への不安がより大きいのは50代でしたが、「フェムケア」「フェムケアフード」の認知度は30代の方が高く、50代にはあまり知られていないことが分かります。
職場に更年期障害関連の制度が欲しい人は半数以上。特に「更年期障害、ゆらぎ症状による休暇制度」
職場に更年期障害・フェムケア関連の制度を導入してほしいと思う人の割合は半数以上でした。中でも「更年期障害、ゆらぎ症状による休暇制度(27.2%)」と回答した人は約3割でした。「ゆらぎ症状」とは、ホルモン量の増減によって起こる様々な症状のこと。その重さも人によって異なります。予防しにくい症状だからこそ、休める制度が欲しい人は多いと考えられます。
- 4.年齢を重ねても自分の人生を楽しんでいそうな憧れの女優ランキング
最後に、年齢を重ねても人生を楽しんでいそうな、憧れの女優を回答してもらいました。1位は石田ゆり子さん(35.6%)、2位は松嶋菜々子さん(10.6%)、3位は篠原涼子さん(4.8%)という結果になりました。
【選んだ理由】
1位:石田ゆり子(35.6%)
・年齢を重ねても、柔らかく可愛らしいイメージのままだから(大阪府・39歳)
・無理をしていない、自然体な雰囲気があるから(熊本県・46歳)
・きれいでいきいきしているように見えるから。憧れの存在(神奈川県・56歳)
2位:松嶋菜々子(10.6%)
・歳を重ねてさらにきれいになっているから(千葉県・32歳)
・いくつになってもきれいで上品な人だから(東京都・32歳)
・家族も大事にしていると感じる。公と私をしっかり分けているイメージがある(愛知県・48歳)
3位:篠原涼子(4.8%)
・いきいきと仕事をしているので(大分県・31歳)
・いつまでも若々しく、人柄が変わらないから(福岡県・40歳)
・いつまでも美しいから(千葉県・48歳)
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【調査概要】
「女性の働き方と女性特有のゆらぎ症状への実態調査」
調査期間:2023年12月13日~14日
調査対象:全国の30代~50代の働く女性 計500名
調査方法:インターネット調査
調査会社:株式会社ネオマーケティング
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- アサヒグループ食品株式会社について
アサヒグループ食品は、長期ビジョン『私たちは「おいしさ+α」を追求し、「心とからだの健やかさ」の実現に貢献する企業を目指します』を掲げて、グループ理念である“Asahi Group Philosophy”の実現をさらに推進してまいります。これからも、私たちの強みとなる『菓子、健康食品、サプリメント、乳幼児用粉ミルク、ベビーフード、介護食品・用品、フリーズドライ食品、食品原料』などの際立ったおいしさと特徴を持つ商品ラインアップを通じてさまざまな社会課題を解決し、お客様の心とからだの健やかさの実現に貢献してまいります。
アサヒグループ食品株式会社
引用元:PR TIMES