SaMD産学官サブフォーラム2024にAI医療機器を開発するアイリス代表の沖山が登壇
プレスリリース要約
■SaMD産学官サブフォーラムについて
経済産業省、厚生労働省、日本医療研究開発機構(AMED)が主催するSaMD産学官サブフォーラムは、AI 医療機器などの最先端のプログラム医療機器(SaMD)の実用化を促進するため、産学官で議論を深めることを目的として、3年前から開催されているイベントです。
最先端のSaMDの萌芽的シーズを早期に把握して審査の考え方を示すとともに、相談窓口の一元化を含めSaMDの特性を踏まえた審査制度・体制を確立することでその早期実用化を促進する国家的施策として、令和2年11月24日に厚生労働省医薬・生活衛生局が「プログラム医療機器実用化促進パッケージ戦略(Digital Transformation Action Strategies in Healthcare for SaMD: DASH for SaMD)」を公表しました。
その後のSaMDに対する着目度の高まりを受け、令和5年9月には厚生労働省医薬局医療機器審査管理課と経済産業省商務・サービスグループヘルスケア産業課医療・福祉機器産業室が共同で後継戦略となるDASH for SaMD2が公表され、立案された5年後の目標達成に向けて様々な施策が進んでおります。
DASH for SaMDにおいては、萌芽的シーズの把握や開発における考え方の整理に関する課題の解決に向けて、産学開発者と規制当局関係者が情報共有や忌憚のない意見交換を行う場として「SaMDに関する産学官連携フォーラム」を設立しました。
この度、第3回フォーラムでのテーマの一つであった薬事承認のカウンターパートとなるSaMD開発支援における現状と課題、更には今後の市場拡大を念頭とした海外展開の現状と課題について産学官で議論を深めることを目的として、経済産業省、厚生労働省、国立研究開発法人日本医療研究開発機構の主催により「SaMD産官学連携サブフォーラム2024」が開催されることになりました。
今回のSaMD産学官サブフォーラム2024では、第一部は「プログラム医療機器の海外展開における現状と課題について」、第二部は「AMEDの産学官SaMD支援施策について」をテーマに進行し、特別講演としてアイリス代表の沖山が登壇しました。昨年、日本から生まれたSaMDを含むnodocaの取り組みが、世界で3万社がエントリーした「スタートアップワールドカップ2023」で優勝した経緯が取り上げられ、報告が行われました。
■開催概要
名称:SaMD 産学官サブフォーラム2024
会期:令和6年2月7日(水)13時30分~18時00分(13時開場)
会場:イイノホール&カンファレンスセンター(東京都千代田区内幸町 2-1ー1)
Zoomウェビナー
定員: 400名
主催:経済産業省、厚生労働省、日本医療研究開発機構(AMED)
プログラム詳細:https://www.amed.go.jp/news/event/20230207.html
■nodocaについて
nodocaは、咽頭(のど)の画像と問診情報等をAIが解析し、インフルエンザに特徴的な所見等を検出することでインフルエンザの診断に用いるAI医療機器です。
nodocaは累計100施設超の国内医療機関が関わり開発されました。 併せて「日本救急医学会推薦AI研究」としての研究開発、新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)による事業化支援、国立研究開発法人 産業技術総合研究所の国産スーパーコンピューター「ABCI」の活用など、医学×情報工学の「産官学医」が連携して開発されました。
■アイリスについて
「みんなで共創できる、ひらかれた医療をつくる。」をミッションに掲げ、2017年に創業。現役医師である代表・沖山をはじめ、医療従事者、厚生労働省・経済産業省ほかの行政出身者、AI医療領域に特化したデータサイエンティスト、大手医療機器メーカー出身者など多数のプロフェッショナルが揃い、深層学習技術(AI技術)を活用し、医師のもつ匠の技をデジタル化するAI医療機器を開発しています。
【会社概要】
・会社名:アイリス株式会社
・代表取締役:沖山翔
・事業内容:AI技術を用いた医療機器の開発・製造・販売及び人工知能技術の研究開発
・設立:2017年11月
・本社所在地:〒104-0028 東京都中央区八重洲2-2-1 八重洲セントラルタワー7階
・企業URL:https://aillis.jp/
引用元:PR TIMES