【フジテレビ】リリー・フランキー、斎藤工が登壇!ドラマ『ペンション・恋は桃色season2』1月11日(木)開催 完成発表会イベントレポート
プレスリリース要約
2020年1月、フジテレビで深夜25時台の放送ながら、リリー・フランキー、斎藤工、伊藤沙莉、細野晴臣といった超豪華キャストが出演し、伊藤沙莉がギャラクシー賞を受賞したことでも話題を呼んだ連続ドラマ『ペンション・恋は桃色』が、この度シーズン2として帰ってきます。いつもテキトーな父シロウとその娘ハル、そしてアルバイトの青年ヨシオが営む、ちょっと古いペンション「恋は桃色」。寂れたペンションを舞台に、訪れる“珍客”たちが一夏の大騒動を繰り広げる、笑いあり涙ありのハートフルコメディ作品です。
メインキャストはシーズン1からの続投でリリー・フランキー、斎藤工、伊藤沙莉が務め、さらにペンションに訪れる宿泊ゲストには関智一、剛力彩芽、スペシャルゲストとして山口智子と、キャスト陣もさらにパワーアップしてお届けします。
完成発表会は、シロウ役のリリー・フランキー、ヨシオ役の斎藤工が登壇し、西山喜久恵(フジテレビアナウンサー)の司会進行のもと開催されました。登場すると早速「年始のお忙しい中、こんな早い時間に本当にありがとうございます。眠いでしょ。僕はめちゃくちゃ眠いです。わざわざ僕たちCHEMISTRYの新曲発表にお越しいただき…。偶然、ケミストリーみたいな感じで。衣装が!」と早速リリー節を披露しました。
シーズン2が始まるにあたり、感想を聞かれるとリリーは、「4年以上前なんですね、前回と変わってないんですけど、このドラマ特殊でめちゃくちゃ手作りなんですよ。みんなでペンションに泊まって、ペンションに撮影に行く。で、みんな泊まりでやってるから、監督とか共演者と明日のシーンどうする?っていうことをみんなで話して中身を変えたりしちゃうとか。なんかそういう意味では、部活っぽいですよね。撮影6日で全5話を撮っているんですよ。ほとんど撮ったものを流さなきゃいけない。最初からもう言っときますけど、シーズン1もシーズン2も、このシーン間延びしてんなと思ったら、ここはもう切れないんですよ。切ると24分以内になるというね。シーズン1では、撮影が冬だったのですが、山中瑚では珍しくクリスマスイブに大雪になって、普通は撮影が中止になるじゃないですか。でも次の日はテニスコートで主婦の方々がテニスをするっていうシーンだったんですけど、絶対明日撮影した方がいいよ!ってことになり、雪が積もったテニスコートで、主婦の皆様が三角テニスをするっていう、あれも平成の名シーンです。ボールが1つも跳ねないとか見たことない。でも逆に泊まり込みで合宿っぽくみんなで話しながらやってるから、ああいう不思議なことも起きる。そのやり方はもう今回も引き続き強くなってるかもしれないです」と裏話を語りました。一方斎藤は、「メンバーが、スタッフキャスト共に、よくこのタイミングで集まったなという、もうここしかないっていう瞬間の奇跡みたい。そして集中力がすごかった」と心境を明かしました。
また、共演者の伊藤沙莉についてリリー・フランキーから、「沙莉ちゃんの、存在感が、なんかこうリアリズムを生み出すのです。僕とタクミくんだけが2人で、キャーキャー言ってる感じなんですけど、沙莉ちゃんが入った瞬間に、ここにずっといたような気がしてくるっていうか、この子の独特の持ってる、なんかそのリアリティというかね、なんかこう、すごくいいんですよ。この3人でいるのは、なんのストレスもないというか。彼女は今ね、朝ドラでね、忙しいから。朝ドラが決まった瞬間にこの展開の速さ、びっくりしました。俺らはずっと4年間低飛行してましたから」と、ひと笑いあり、さらに「前回は真冬に撮って、今回は夏に撮らせていただいた。これはフジテレビさんですから、もう『北の国』からぐらい長く続けて欲しい。だから俺“シーズン2”じゃないんじゃない。ってのは、ずっとプロデューサーと話してたの。『ペンション・恋は桃色2024夏』みたいな」西山アナウンサーから「その方向でいけばずっといけますね!」と言われると「ちょっと20分ちょいで超短いけど」と会場を沸かせました。また、シーズン2の終盤のシーンについて斎藤から「リリーさんと沙莉さんのシーンで、心がやられてしまいまして、本当に2人の表情だったり、たたずまいで、ものすごいドラマになっていて」とドラマの感想を伝えるとリリーから「外が暗くなって、これ、今僕って映ってんのかなっていう状態だったんですけど、もう映ってないかもしんないけど、撮らないともっと暗くなっちゃうから、みたいな」斎藤から「はい、その通り。めちゃくちゃグレーディングで、多分、輝度をあげて!みたいなね。機材の限界を感じました。その、執念というか笑」と感動シーンを振り返りました。
シーズン2で登場する山口智子について、リリーから「まさかね、智子さんも来てくれると思ってなかった。なんで出てくれたのか謎だよこれ。聞けなくて。あ、これもしかして月9だと思ってんじゃないかと思って。深夜だって言いづらいんですよ」と。今回の撮影中、斎藤の誕生日を祝った話になると、斎藤から「リリーさんがスペシャルケーキをつくってくださいました」リリーは「タクミくんのお誕生日だったんですけど、今この人は、乳製品とかケーキとかは避けて“腸活”をやっていて、発酵食品しか食べないゾーン?ブーム?に来てるんですけど、プロデューサーはケーキ用意しますって。でも、タクミくんが、食べられないものを用意してもしょうがないじゃないって言って。で僕、スーパー行って、お豆腐を買ってきて、こう組み合わせて。納豆とうずらのたまごを!」斎藤からは「うずらが効いていましたね!」と「うずらがないとね、なんだろう汚物感がすごいんですけど、キムチとか、もう発酵してるものをどんどん豆腐にかぶして、いや、あれね、うまかった!」「めちゃくちゃ美味しかったし、スタッフにも評判でした。それもね、美しさはありましたよ。その、うずらが効いてて、スタッフの皆さんも、こう、凝縮して撮影してるんで、なかなか現場にいないといけない人たちが多かったんですけど、空き時間にリリーさんがマックスバリューに買い出しに行くっていうね。リリーさんがしょっちゅう僕らの細々したものとかを買いに行ってくださってましたね」と感謝を伝えていました。
オープニングとエンディングのシーンについて、リリーから「シーズン1ではタクミくんが『王様のブランチ』でもらったドローンを持ってきてて、撮影前に早く起きて、ドローン飛ばして、雪山の風景とって、その雪も風景をそのまま、シーズン1のカラオケ映像に使ったりしていた。シーズン1と、シーズン2のエンディングって、ドローンを使った俯瞰の映像で、スタッフも全員映る“イナバ物置き方式”です笑」斎藤からは「そうです。“買い物の達人”(『王様のブランチ』のコーナー)で、無料でゲットし、資材としてはTBSの出資という。不思議な現象が起こっていまして…」と笑いを誘いました。
西山アナウンサーから「手作り感満載で、かつ皆さんのアドリブ。アドリブだと受ける方も、あっ!てなるじゃないですか。でもそれは実に自然で、これはどういう風に皆さんやってらっしゃるのですか?」と質問があるとリリーから「映像のことをやってる関係者の人に、あれ、どうやって撮ってるんですか?って聞かれることがよくあって、なんかみんな不思議に見えるみたいなんですよ。それを聞かれたら、もう返すことは1つ。“時間がない”っていう。“時間がない”っていうやり方でこうなってしまったっていうことと、やっぱり泊まるってデカいかなと思ったんですね。撮影が終わっても、寝る直前までパジャマを着たタクミくんと、僕らはそのペンションのいわゆるロッチでペンションの過ごし方してるんです。パジャマでみんな集まってきて、寝るまでそうやって明日の撮影さぁって話しをして、それが次の日に反映されるし。あと、タクミくんお風呂行ったよって言ったら見に行ったりとか。合宿感がすごくて。だから、そういう意味でもね、共演者の人ともそこで話せるから、普通にドラマやってると、監督とか共演者と話す時間って本当にないんです。だから、その、部活っぽいって言っていうのは、終わった後、明日こうしようよっていう話ができるっていうことと、あと、それをやっぱ汲んでくれる監督とかプロデューサーがいるっていうことは実に健全と言いますか、こういうことをやろうよ、じゃあそれを取り入れようよ、じゃあそれがもう実際に作品になる」とドラマについて語ると斎藤から「スケジュールはね、健全とは言えないものを感じましたけどね。ここで撮りきるぞっていう笑。天気もすごく大変で、大雨に襲われ、セリフはもちろん僕らの体感としても無視できないレベルの大雨が、リリーさんがベランダに出た瞬間降ってきたりして、“こんな雨男いる?”っていう設定に急遽なったり」と。するとリリーから「天気に関しては、普通だったら雨止むまで待とうとかなりますが。そんな時間はないです。気にしないことにする。さほどね。タクミくんとは、斎藤監督の映画にも出させてもらって、斎藤プロデューサーの映画にも出さしてもらって、共演者でもあって、色々な関係性として仕事をしてるので、だからこそ、こういうことがやりやすいというか、認識としては、僕にとってタクミくんは、俳優さんっていう人よりも、クリエイターの人っていう感じなんですよね。だから、こうした方がいいよねって言いやすいというか。逆になんかタクミくんが、ガチガチに自分の役をもう決めてきてる俳優さんだったとして“タクミくん、明日の主婦の人たちが出てくるシーン、雪の中でやるの良くない?”って提案した時、“いや、それおかしくないですか。”って言われたらチーンってなってしまいます」と共演者やスタッフのコンビネーションと間柄が伺えるエピソードを明かしました。
最後に視聴者に向けて斎藤から「がっちり構えて受け取って欲しいっていうドラマでは、いい意味ではないですし、今は、まだこういったエンターテイメントに触れるのが、時期尚早の地域だったり、状況の方もいらっしゃると思うんですけど、どこか心の隙間にぽっと寄り添ってくれるようなある種、凪のようなドラマが誰かの少しの救いになったり、心が温かくなるような、そういう旨みを持った作品だと思うので、今すぐじゃなくても、配信の特性でもあると思うんですけど、必要な時にこの作品を必要としてくれる方がいることを心から願っております」
リリーからは、「今みんな若くて映画とかと撮ってる人とかいっぱいいて、なんなら携帯で撮れるわけで、これを見た時に、そういう人たちが、“あ、僕たちもドラマ撮ってみようかな?”ってものすごくハードルが下がる、そういうものであってほしいなって思う。なんでかっていうと、僕らはそのつもりでやってるというか、臨場感って、なかなか商品になるものでなかなか作りにくいというか。だから、これを見ると、何がきっちりしたものなのかなって、ちょっと自分の中の今までの物作りを反省したりもします。なんか大人めいたことが、なんかこう、ものづくりのちゃんとしたことであるみたいな風にちょっと思いすぎてたのかもしれない」と、最後に「あと、やっぱこういう場所に女優さんがいないとこうなりますよね。こういう場は、女優さんがメインで集まるやつですよ。なんだよ感がすごい笑」と笑いでリリーが会を締めました。
また本日1月11日(木)25時25分よりシーズン1がフジテレビ(関東ローカル)で放送されます。(放送スケジュールは以下参照)
【ストーリー】
ちょっと古いペンション・恋は桃色。そのオーナー・シロウ(リリー・フランキー)と、娘・ハル(伊藤沙莉)、そして話が長くて気難しいバイトの青年、ヨシオ(斎藤工)。シロウは、ペンションの経営はあまり芳しくないが気にはしていない。ハルは、シロウに代わってペンションの切り盛りをしており、ほれっぽい性格や仕事を率先してやらないシロウはいつも突っ込まれている。ヨシオは話を小難しくとらえるところが周りから敬遠されがちだが、シロウやハルとの生活を通じて次第に心を開き、変わっていく。
楽しければなんでもいい。テキトーでいい。誰でも受け入れてしまうシロウの性格によって、どこかネジの飛んだお客が次々とおとずれる。そして今年の夏は、さらに変わったお客がやってくるのだ。
4年に1度の夏になると東京から遊びにやって来る、ヒカリ(山口智子)。ヒカリの破天荒な様子が、新たな風をペンションに運んでくる。この変わりゆく時代に、不器用がゆえに時代にうまく融合できない彼らは、ペンション「恋は桃色」での生活を通してどう変わっていくのか?テキトーでのんびりなシロウたちが教えてくれるのは、我々が普段忘れかけている家族愛や思いやりを、改めて大切だと思わせてくれる物語、なのかもしれない。
◇ 『ペンション・恋は桃色season1』地上波放送概要
■放送日: 2024年1月11日(木)フジテレビ放送スタート (関東ローカル)
1月11日(木) 25時25分~25時55分 第1話
1月18日(木) 25時40分~26時10分 第2話
1月25日(木) 25時25分~25時55分 第3話
2月1日(木) 25時25分~25時55分 第4話
2月5日(月) 26時25分~26時55分 第5話
※放送時間は予告なく変更される場合があります。予めご了承ください
◇ 番組概要
■タイトル: 『ペンション・恋は桃色season2』(全5話)
■配信 : 2024年1月19日(金)20時 一挙配信スタート
■出演 : リリー・フランキー/斎藤工/伊藤沙莉/山口智子
関智一/剛力彩芽
JOY/益子卓郎(U字工事)/眉村ちあき/大水洋介(ラバーガール) 他
■スタッフ: 監督/脚本:清水康彦
主題歌:細野晴臣「恋は桃色(New ver.)」(ビクター/スピードスター)
挿入歌:グソクムズ「ユメのはじまり。」(ソニー・ミュージックレーベルズ)
音楽:細野晴臣/香田悠真
企画:橋爪駿輝
プロデューサー:鹿内植(フジテレビ)/小林有衣子(イースト・ファクトリー)
エグゼクティブプロデューサー:石井浩二(フジテレビ)/下川猛(フジテレビ)
制作著作:フジテレビ
■URL: https://www.fujitv.co.jp/pension-koihamomoiro2/ (オフィシャルサイト)
https://fod.fujitv.co.jp/title/00fm (配信ページ)
https://youtu.be/pzouI5PxVmk (予告スポット)
■SNS: https://twitter.com/pensionkoimomo (公式X:旧Twitter)
◇ FOD 概要
「FOD」とはフジテレビが運営する公式の動画・電子書籍配信サービスです。「FODプレミアム」では、ドラマ・アニメ・バラエティ・映画など最新作から過去の名作まで80,000本以上の対象作品が月額976円(税込)で見放題。また、200誌以上の雑誌も特典で読み放題となります。さらに漫画など電子書籍も700,000冊以上の豊富なラインナップからお楽しみいただけます。会員登録不要の「FOD 見逃し無料」では、人気テレビ番組を放送後期間限定
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引用元:PR TIMES