primeNumber、データテクノロジー事業で韓国に続きインドに進出。インド現地でビジネス開発チームを発足

プレスリリース要約

インドの実質GDP成長率は2023年度に6.3%に達し、2030年までに名目GDPが7.3兆米ドルに増加する予測されています。日本のベンチャーキャピタルやジェトロがインド進出を支援し、primeNumberもインド展開を決定。trocco®はインドのビッグデータ市場に対応し、インド支社の設立も検討中。同社は韓国進出でもパートナーシップを重視し、AWSムンバイリージョン版のリリースを予定。JETRO Bengaluruの夏見祐奈氏も期待を寄せる。trocco®は、データ統合の自動化が可能で、幅広い企業に利用されている。primeNumberは、データテクノロジーカンパニーとして、世界中のビジネスを支援している。

  • 近年のインド市場について

世界銀行の2023年10月発表のプレスリリース(※1)によると、インドの実質GDP成長率は2023年度には6.3%になると予測されています。またS&P Globalによるとインドの名目GDPは、2022年の3.5兆米ドルから2030年までに7.3兆米ドルに増加すると示されています(※2)。

一方で、インドに進出をする国内のスタートアップを支援する動きも増加傾向にあります。日本国内のベンチャーキャピタルがインドへの進出を発表したり、インド政府が在日インド大使館内に「中小企業促進室」の設置を発表(※3)しています。また独立行政法人日本貿易振興機構(ジェトロ)もグローバル・アクセラレーション・ハブとして、インドに進出する日系スタートアップへのメンタリングやインド国内のパートナー候補・VCの紹介などを、無償で行っています(※4)。

primeNumberはこれまで日本国内において、データ基盤の総合支援サービス「trocco®」を展開してきました。「trocco®」を活用することで、低い学習コストで、素早く安全にデータ分析・データ活用を始めることができ、長期的な運用に耐えられるデータ基盤の構築が可能になります。インドはその全体の経済成長力が注目されているだけではなく、ビッグデータに限った市場を見ると、2023年から2027年の間に約10.60%のCAGR(年平均成長率)で成長すると予想されています(※5)。また、インド政府は国家デジタル政策「デジタル・インディア」(※6)を推進し、官民のデータ利活用基盤IndiaStack(※7)を整備しており、インド企業におけるデータ分析・データ活用市場は今後さらに拡大すると推測し、インド進出を決定しました。

  • primeNumberのインド展開およびグローバル事業について

primeNumberは海外の事業拡張においてパートナーシップ戦略を採用しています。2023年11月に進出を発表した韓国では、現地IT企業とパートナー契約を締結し、販路拡大を協働するのみならず、そのパートナー企業でもtrocco®を活用しています。インドにおいても同様に、インド国内のデータ活用を支援するIT企業とのパートナーシップを通じて、事業を拡張していきます。また、独立行政法人日本貿易振興機構(ジェトロ)からの支援を通し、IT企業のみならず、業界・業種によらない幅広い顧客を獲得していきます。一方で、trocco®のAWSムンバイリージョン版のリリースにより、顧客の費用削減および、データレギュレーションへの対応の負荷軽減へと繋げることで、販路拡大の効率化をはかります。事業拡張の進捗によって、インド支社の設立も検討する予定です。

  • JETRO Bengaluru, Senior Director, Japan-India Startup Hub,  夏見祐奈様よりコメント

この度のprimenumber社の当地ベンガルールへの進出、大変嬉しく思います。インドでは、日本よりもデジタル化が進んでいる分野も多く、データ分析、データ活用の分野は、インド地場企業の競争力も高い分野だと思いますが、あらゆるデータをユーザーフレンドリーな形で統合、提供する御社サービスは、インド企業の反応も非常に良いと伺いました。今後のインドへの事業拡大を期待しております。

(※1)https://www.worldbank.org/en/news/press-release/2023/10/03/india-s-growth-to-remain-resilient-despite-global-challenges 参照

(※2)https://www.spglobal.com/marketintelligence/en/mi/research-analysis/india-seizes-crown-of-fastest-growing-g20-economy-dec23.html 参照

(※3)https://www.indembassy-tokyo.gov.in/eoityo_listview/Njg4 参照

(※4)https://www.jetro.go.jp/services/jhub/ 参照

(※5)https://www.researchandmarkets.com/reports/5774613/big-data-market-in-india 参照

(※6)https://digitalindia.gov.in/ 参照

(※7)http://indiastack.org/ 参照

  • データ基盤の総合支援サービス「trocco®」とは

「trocco®」はデータ基盤の総合支援サービスです。低い学習コストで、素早く安全にデータ分析・データ活用を始めることができ、長期的な運用に耐えられるデータ基盤の構築を可能にし、「あらゆるデータを、ビジネスの力に変える」世界を実現します。

代表的な機能は「データ統合の自動化」。データは大容量で形式もさまざま、かつ複数の場所に散らばっているためそのままでは活用できず、まずは前準備として「統合」する必要があります。エンジニアにとって、「データ統合」は工程が多く手間のかかる作業ですが、「trocco®」により最短5分で実現することが可能です。

「trocco®」は東証プライム上場企業からスタートアップまで幅広い企業にご利用いただいてます。導入社数は2020年11月から2023年10月までの3年間、YoY +60%以上の成長を維持しています。また、データ活用のはじめの一歩を後押しすべく、2023年2月にはフリープランもスタートしました。

URL:https://trocco.io/lp/index.html

  • 株式会社primeNumber 概要

我々は、「あらゆるデータを、ビジネスの力に変える」データテクノロジーカンパニーです。データが爆発的に増えていく時代に、誰もがすばやく、簡単にデータを使える環境を構築し、データ活用までのプロセスを最適化。高度なテクノロジーと独自のアイデアで、世界中のビジネスを支援します。

■ 会社名

株式会社primeNumber(英文名:primeNumber Inc.)

■ 代表

代表取締役CEO 田邊 雄樹

■ 設立

2015年11月

■ オフィス

〒141-0021

東京都品川区上大崎三丁目1番1号 JR東急目黒ビル5F

■ 企業サイト

https://primenumber.co.jp/

■ 事業内容

・データ基盤の総合支援サービス「trocco®」の開発・運営

・データテクノロジー領域の課題解決を実現するコンサルティング・エンジニアリングサービスの提供

  • 本リリースお問い合わせ先

株式会社primeNumber

広報担当 村島夏美

e-mail:[email protected]

引用元:PR TIMES

関連記事一覧