【東京町田】地域の人たちと自分のまちを考える「武相まちづくりカンファレンス~成功事例から学ぶまちづくり~」開催レポート│株式会社AGORA
プレスリリース要約
(専用サイト:https://kokorozashi-design.wixsite.com/buso-machizukuri)
- イベント全体概要
町田や相模原を中心とした都心からほど近いベットタウンを故郷とする世代が、次世代へと引き継いでいくときに「自分の地元に“誇り”を持てるようにアイデンティティを形成していきたい」という想いから立ち上がったイベントが「武相まちづくりカンファレンス」です。
この地域は非常に多様な文化・コンテンツがあります。
それぞれは共通点が少なく雑多に見えるこの地域をブランド化しデザインしたい。この地域の良さや特徴を捉えブランディングする事により、私たち地元に住む人たちが行う1つ1つのアクションはより輝きを放つのだと思っています。
私たちが住む地域を「もっと誇れる故郷に」。
そんな心が満たされるエリアをデザインする場所として、地域の方々が集い議論する場にしていきたいと思います。
- 1/31開催!第7回「成功事例から学ぶまちづくり」実施概要
第7回のテーマは「成功事例から学ぶまちづくり」です。
ゲストスピーカーは、徳島県神山町をまちづくりの成功事例としてメディアに取り上げられるほどまでに盛り上げた立て役者、山下拓未(やました たくみ)氏を迎えました。
山下拓未氏 紹介
グラフィックデザイン・webデザイン・企業ブランディング・事業企画など幅広いスキルを⽤いて、2004年からテレワー クを⾏う。その経験を活かし2005年からサテライトオフィスプロジェクトを企画実施。2011年に徳島県にて全国初となるサテライトオフィス実証実験の企画運営を担当。その後、同県美波町にて「まちづくり⽀援会社(株式会社あわえ)」 の⽴ち上げに参画、同社にて「サテライトオフィス誘致事業」、「地域⼈材育成事業」、「地場産業⽀援」等の事業開発 を担当し、2020年から出⾝地である神奈川県へ戻り、現在は真鶴町岩にて、地⽅進出を検討する個⼈や企業への⽀援事業 を⾏う団体にて新たな事業を企画展開中。NPO法⼈1団体・株式会社2社・社団法⼈1社の⽴上げを経験。
地方創生のきっかけ
2005年頃、自身の体調不良で在宅勤務を経験し、その経験を活かして伊豆高原サテライトオフィス開発プロジェクトというサテライトオフィス業務の実験企画を行いました。その後、徳島県神山町・美波町を拠点に、全国でサテライトオフィス誘致支援地域活性化人材の育成に携わりました。
なぜ徳島県だったのでしょうか?
その特徴は、テレビのアナログ放送からデジタル放送に切り替わった時期に関連しています。もともと関西地方から電波を受け取っていた徳島県は、デジタル放送に切り替わったことで受け取っていた電波が弱くなり受け取りができなくなりました。それをきっかけに県内でのWi-Fi設備が充実しましたが、デジタル機器を使わない年代が多く住んでいることで、家の中のみならず山・川などの自然の中でもパソコンで仕事ができる且つスピードが落ちないことが強みとなり、サテライトオフィスとして利用する人々にとって、都内よりも仕事が進む環境となりました。
神山町で事業が進み始めて県外の方々が足を運ぶことが多くなる一方、「移住交流トラブル」も多く体験し、地域間交流課題を解決するサービスを創り出しました。神山町で生まれた先進事例は多くあり、アーティストインレジデンス、神山サテライトオフィス、神山つなぐ公社、フードハブ・プロジェクト、神山まるごと高等専門学校など、地域活性化を支えたコアメンバーが長年かけて積み上げてきた事業を住民の方々の経験と意識に「チャレンジを受け入れる文化」として形成してきました。
加えて、伝統的な仕事の領域が変わることも住民の方々にとってはトラブルになる要素の一つです。伝統的には石材業や林業が盛んだった地域に、それ以外の新しい試みが起こることで、暮らしや人に影響があるのではないかという考え。それに対し、土台となる自然環境・歴史・文化は変えずに大切に守ることを前提とした取り組みだったからこそ、地域ブランディングが成立しました。
地方創生のポイントとは、理想のビジョンを描きバックキャストで今何をすべきか考え、実行すること。
新しいことを始める人々のモチベーションを守っていくためにも、各事業を進める中心人物が「創造的過疎」をいうビジョンを掲げました。人は想像できる未来に向かってしまう為、新たなものを生み出す力もなくなっていってしまいます。過疎はしょうがないことでもクリエイティブに進めていけばよいという考え方です。
グループワーク
山下氏のお話をもとに今回ご参加いただいた皆様に「まちづくりの成功に重要なこと」というテーマについて武相のまちづくりへ転用できるアイデアをブレストしていただきました。
イベント終了後に参加者の皆さんと交流会を行いました。
先程のグループワークの内容を話の種に、違うチームの方ともお話ししたり等盛り上がりを見せていました。
BUSO AGORAでは引き続きまちづくりに関するイベントを継続的に続けてまいります。
- BUSO AGORA とは
町田市のコワーキング&シェアオフィス
〝夢が加速する〟というコンセプトのもと、2019年8月1日 に東京都町田市にOPENしたコワーキング&シェアオフィスを運営する会社です。カフェのリラックスした空間とオフィスの快適な設備を兼ね備え、約520平米(157坪)の広々とした空間で快適なワークタイムを提供します。
現在は町田市だけでなく、東京都立川市・神奈川県厚木市、横浜市の3か所に店舗を拡大しています。以下の関連施設をご覧ください。
HP:https://www.incubation-office-agora.com/
Facebook:https://www.facebook.com/agora.incubationoffice
Instagram:https://www.instagram.com/agora_shareoffice/?hl=ja
- 関連施設
・AGORA Hon-atsugi(本厚木駅直結)
1名個室、1名ブースが特徴的。駅直結の本厚木ミロード➀の6階にあり、アクセス抜群。
1人集中したい方、テレワークやサクッとWEB会議におすすめ。
HP:https://www.agora-office.com/
・AGORA KGU KANNAI(関内駅徒歩3分)
2023年3月7日OPEN。関東学院大学の中にある一面ガラス張りの開放的な空間。学生だけでなく、近くにお住いの方のテレワークスポットとして、通話やWeb会議専用の個室もあるためリモート会議の場にも便利。
HP:https://www.agora-kgu.com/
・me:rise TACHIKAWA(ミライズたちかわ:立川駅北口徒歩5分)
2023年2月1日OPEN。多摩信用金庫旧本店を、新たな地域の交流拠点として、コワーキングスペース・シェアオフィスにリノベーション。地域交流・文化イベントの開催、創業・事業相談カウンターの設置等サポート充実。
HP:https://www.merise-tamashin.net/
引用元:PR TIMES