Private AI「金融データ活用推進協会」に特別会員として加盟
プレスリリース要約
Private AIはユーザーが大規模言語モデル(LLM)に情報を入力する際、また自社データを使ってモデルのファインチューニングをする際に、独自の機械学習アルゴリズムを活用して機密情報や個人を特定できる情報(以下PII)を自動的に編集し、データプライバシーを確保したAIの利用を可能にする技術を開発しています。このサービスは、日本語を含む53か国の言語に対応し、50以上のデータ種別に対応しています。特筆すべきは、単なるルールベースではなく、大量のデータでトレーニングされたAIによってPIIを検出しており、その精度が非常に高い点です。さらに、Private AIはPIIだけでなく、個人保健情報(PHI)やクレジット情報(PCI)など、高度な機密性を要する情報にも対応しています。また、日本独自のデータ種別(マイナンバーや日本の住所など)にも対応しています。これにより、国際的かつ多岐にわたる利用環境で、高いデータプライバシーを確保しながらAIテクノロジーの恩恵を最大限に享受できる点がPrivate AIの強みとなっています。
<生成AI・LLMの利用促進におけるテキスト匿名加工技術「Private AI」>
FDUAへの加盟を通じて、Private AIでは設立以来蓄積してきたノウハウを提供し、ビッグデータ・AI活用を支援することで、今後も金融分野における課題解決の実現に向けて貢献していきます。
■ 一般社団法人金融データ活用推進協会概要
設 立 日 :2022年4月25日
所 在 地 :東京都中央区日本橋茅場町1-8-1 茅場町一丁目平和ビル 3F | FinGATE CLUB
代表理事 :岡田 拓郎
活動内容 :(1)金融機関のAI・データ活用推進のためのデザインパターンの作成
:(2)金融業界内・関係諸団体等との情報交換や連携
:(3)金融データの魅力を発信するデータ分析コンペティションの開催、運営
ホームページ :https://www.fdua.org
■ PRIVATE AI INC 会社概要
Private AIはプライバシーと機械学習の専門家により2019年に設立されたトロントに本社を置くテクノロジーカンパニーです。独自の機械学習アルゴリズムを用いてテキスト、PDF、トランスクリプト、大規模言語モデル(LLM)などへ53以上の多言語で、50種類以上の個人を特定できる情報(PII)を検出、再編集、置換します。近年企業が取り扱うデータ流通は日々増えていますが、PrivateAIによりAIの運用やデータ分析の際に個人情報保護法やGDPRなどの法における個人情報を、個人識別符号を含めて網羅的にリアルタイムで必要な処理をすることができます。日本へは2023年9月に進出し、ガートナー社のプライバシー分野におけるCool Vendors 2023に5社中の1社として選出されています。
設立日 :2019年
所在地 :Toronto, Canada
代表者 :Patricia Thaine、Pieter Luitjens
事業内容 :PIIを秘匿化する機械学習モデルの開発・販売
引用元:PR TIMES