熊本県山江村の小中学校において、学習プラットフォーム「Monoxer」を活用開始

プレスリリース要約

モノグサ株式会社は、山江村の小中学校3校で2024年4月から学習プラットフォーム「Monoxer」を活用することを発表した。山江村ではICT教育を積極的に推進し、学力向上を図っており、Monoxerの実証実験では学力定着や自主的な学習への効果が確認された。2024年度には漢字や算数を中心に活用し、小中学校での全教科での活用を計画している。これにより、児童生徒の学習の個別最適化や定着が促進される見込み。モノグサは、山江村の教育者に対してMonoxerの活用方法を支援し、学習者の記憶定着をサポートするための取り組みを行う。
モノグサ株式会社(東京都千代田区、代表取締役:竹内 孝太朗、畔柳 圭佑、以下「モノグサ」)は、記憶定着のための学習プラットフォーム「Monoxer(モノグサ)」が、熊本県山江村の小中学校(全3校)において2024年4月より活用開始されることを発表します。

熊本県山江村におけるMonoxer活用の背景

熊本県山江村は、2011年から小中学校にてICTの導入を開始し、授業の質と児童生徒の学力向上を目的とした多岐にわたる施策を推進してきました。この取り組みは、2015年に全国学力・学習状況調査での日本一の成績という形で結実しました。また、文部科学省が端末の実践活用を紹介する「リーディングDXスクール」に山江村の3校が参加し、先進的なICT教育の事例として発信を行っています。

2020年度から2024年度にかけては、「夢を叶える山江村教育プラン」と題した教育振興基本計画を策定しました。この計画は、教育基本法第17条第2項に基づくもので、山江村が誇るべき、夢溢れる教育の実現を目指しています。この計画のテーマのひとつが「確かな学力の育成」であり、デジタルとアナログの融合を通じて、山江村独自の特色を活かした学力育成に取り組んでいます。

これまで山江村では「確かな学力の育成」を目標に多様な施策を実施してきましたが、今回のMonoxer活用によって、さらなる推進力を得ることを期待しています。また、小中学校における英語教育も重要なテーマの一つであり、Monoxerを活用して強化を図ります。

山江村の小中学校(全3校)では、2023年度にMonoxerの活用に関する実証実験を実施しました。この実験では、小学校での基礎学力の定着および中学校での家庭学習ツールとしての利用が検証されました。

Monoxerを通じた継続的な学習機会の提供が契機となり、児童生徒たちは自ら積極的に家庭学習に取り組むようになりました。従来の紙ベースの宿題では、すべての児童生徒に対して同一レベルの課題しか提供できませんでしたが、Monoxerを活用することで、それぞれの児童生徒の学習スピードに合わせた個別最適化が可能になりました。また、教室での学びをMonoxerを使って復習することで、児童生徒は学んだ内容を「使える知識」としてより深く定着できるようになりました。

この結果を受けて、熊本県山江村では、2024年度からMonoxerの本格的な活用を決定しました。

2024年度のMonoxer活用方針

山江村の2校の小学校では、基礎学力の定着をテーマに漢字と算数を中心にMonoxerを活用し、状況に応じて理科や社会への拡大も検討します。中学校(山江中学校)では、5教科全てでの活用を計画しており、特に家庭学習の質と量を向上させることを目指します。

モノグサは、導入のタイミングで山江村の小中学校(全3校)に向けた合同操作説明会を開催し、先生方が自由にMonoxerを活用できる環境の構築をサポートをします。各学校からは担当者を選出し、Monoxer運用チームを結成します。このチームはモノグサの担当者と連携し、目標設定と運用方針のすり合わせを行い、定期的に振り返りを実施します。このような取り組みを通じて、山江村の全ての小中学校でMonoxerが最大限に活用され、学習者の記憶定着をサポートできるよう努めてまいります。

「モノグサ株式会社」について

モノグサ株式会社は、「記憶を日常に。」をミッションとして掲げ、記憶定着のための学習プラットフォーム「Monoxer」の開発・提供をしております。

記憶は、私たち人類の知的活動の根幹を担うものです。
人が何かを認識する時や、判断する時。新しいものを生み出す時や、誰かと交流する時も、そこには自らの中に日々蓄積されてきた記憶という土台が必ず存在し、大きな影響を与えています。

一方で「英単語の暗記」のように、記憶することは苦しい活動と捉えられてしまうことが多々あります。その苦しさは、情報が記憶しやすい形に整理されていないことや、記憶定着までの手法や管理が個人の感覚に任されていることに原因がある、と私たちは考えます。

その結果、記憶を無意識に遠ざけるようになってしまい、自らの可能性を形づくる土台をも狭めてしまっているのです。もし、記憶がだれにでも、負荷なく自然に行える活動になったなら、新しい言語を覚えて海外で働くことも、資格をとってなりたい職業に就くことも自由にできます。週末の過ごし方や日常の何気ない会話にすら新たな広がりが生まれることでしょう。

つまり、人の生き方にさまざまな奥行きと選択肢を与えてくれるもの、それが記憶なのです。モノグサは、“記憶をもっと容易に、より日常にすること”を使命とします。すべての人が自らの可能性を最大限に拡げることで、人生をより豊かに、実りあるものにするために。

【モノグサ株式会社】
本社 : 〒102-0072 千代田区飯田橋3-8-5 住友不動産飯田橋駅前ビル7階
設立 : 2016年8月10日
代表者 : 代表取締役CEO 竹内 孝太朗、代表取締役CTO 畔柳 圭佑
事業内容 : 記憶のプラットフォーム 「Monoxer」 の開発と運営
U R L : https://corp.monoxer.com/

引用元:PR TIMES

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