保育での読み聞かせを通して、子どもたちの生きる力を育み、人生に夢見る社会を実現していきます
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プレスリリース要約
当協会は、4月1日を夢を発信する日にしようとするApril Dreamに賛同しています。
このプレスリリースは、「一般社団法人絵本プロフェッショナル協会」の夢です。
⬛️子どもたちには、自分の未来に希望を感じ、人生に夢見て欲しい
少子化が進む一方で、子どもたちが抱えている問題は増加傾向にあります。
その中で、不登校については、約30万人となり、過去最大を更新しています。
さらに、その内3割が引きこもりに繋がり、その他の要因と合わせると、約146万人と推計されています。期間では、約半数が5年以上であり、長期化が社会問題になっています。
もし、再び自分で人生を切り拓く力があれば、引きこもることなく、学校や社会に出ることができるのではないでしょうか?
子どもたちが、何度立ち止まっても、何度も乗り越える力で、自分の未来に希望を感じ、人生に夢見る社会を実現していくのが夢です。
⬛️絵本の力を信じられるのは、不登校から社会で活躍している我が子の姿
幼児期の読み聞かせが、子どもの生きる力を育み、人生の土台を作ることを強く信じられるのは、不登校から社会に出て、自分で人生を切り拓いている息子の存在があるからです。(公表は、本人の了解を得ております)
息子は、中学2年生の時に、自律神経の病気である「起立性調節障害」を発症し、卒業するまで、ほとんど登校できませんでした。
入院治療が必要なほど症状が重く、一生働けないかもしれないと思うほどでしたが、
幼児期に行っていた夜寝る前の読み聞かせで、擬似体験を繰り返ししていたことが、
人生を生き抜く力となり、カフェの店長などを経験して、社会で活躍できるようになりました。
そこで、その幼児期に保育で毎日読み聞かせを行っている先生方に、力を貸していただきたいと思ったのですが、課題がありました。
⬛️保育での読み聞かせの現状と課題
下記のグラフは、保育士111名の回答になりますが、保育学生の8割が未習得のまま、保育の現場で読み聞かせを行っているのです。
保育研修でも、他の研修が優先されている現状があります。
絵本が、子どもの心の成長に大きく関わり、専門に学ぶ必要があることへの意識が十分とは言えないのです。
⬛️【読み聞かせ認定園】事業で、ビジネスコンテストのファイナリストへ
幼稚園・保育園・認定こども園などの担任の先生が、読み聞かせ認定講師となり、園と保護者が一体となって読み聞かせに取り組む園を認定する事業を考案し、現在準備を進めています。
ちなみに、こちらの事業は、第1回!株式会社LITAプロデュース I‘meビジネスコンテスト2024 ファイナリストとして、2024年3月20日御茶ノ水トライエッジカンファレンスにて行われた、最終審査会にて発表した事業になります。(前列右側から3番目)
保育における読み聞かせの事業には、「認定園」と「サポート園」があります。
【認定園】
・担任の先生が、10名以上いる園が対象です。
・担任の先生は、読み聞かせ認定講師になるための認定講座を受講します。
・全職員が対象の読み聞かせ研修は、協会が年4回実施します。
・保護者への読み聞かせ講座は、認定講師である担当の先生が行います。
それによって、読み聞かせのスキルが統一されます。
・園の方針プログラムを作成し、認定園として取り組んでいきます。
【サポート園】
・担任の先生が、10名以下の園が対象です。
・全職員が対象の読み聞かせ研修は、協会が年2回実施します。
⬛️目指す未来
保育では、子どもの心が、より豊かに成長していくように、読み聞かせを専門に学ぶ意識を高め、読み聞かせ研修への優先順位を上げられるように取り組んでいきます。
そして、【読み聞かせ認定園】を全国展開することで、一人でも多くの子どもの何度でも乗り越える力を育み、引きこもりに繋がっている3割を半分にできるように、人生に夢見る社会を実現していきます。
⬛️一般社団法人絵本プロフェッショナル協会について
一般社団法人絵本プロフェッショナル協会は、読み聞かせの普及に取り組む協会です。
代表理事を務める北島多江子は、読み聞かせ歴27年の絵本専門の朗読家であり絵本作家です。
読み聞かせの声のぬくもりで寄り添いながら、子どもたちの心が豊かに成長していくように、保育科・行政機関での読み聞かせ講座を始め、オンラインで読み聞かせセミナー・認定講師を養成しています。
そして、本と出合う架け橋となるように、書店様と共同企画で、「えほんのよみきかせ会」を定期開催しております。
協会のオリジナルメソッド本『1秒で子どもたちの反応が変わる‼︎また読んで欲しくなる読み聞かせ』(増刷)は、全国学校図書館協議会選定図書に選定されました。
我が子が、大人になったからこそ、幼児期の絵本とのふれあいの大切さを実感しています。
子どもたちの未来が、希望で輝くように取り組んで参ります。
「April Dream」は、4月1日に企業がやがて叶えたい夢を発信する
PR TIMESによるプロジェクトです。
私たちはこの夢の実現を本気で目指していきます。
引用元:PR TIMES