JETRO主催、日本産ホタテのPRがメキシコ・ロスカボスにて初開催

日本貿易振興機構（JETRO）主催による日本産ホタテのプロモーションが、この度、メキシコ西部に位置するメキシカンリゾート、ロスカボスにて初めて実施されています。

これは、日本産ホタテを高級食材としてアメリカ市場へ向けPRすることを目的に実施するもので、そのため、アメリカを中心に世界各国から富裕層が訪れることで知られるロスカボスが初めて開催地として選ばれました。

今回のプロモーションでは、メキシコ北西部のエンセナダ港から輸入し、ロスカボスに運ばれた北海道産の冷凍ホタテ計2.4トンが、ロスカボスで人気の高級リゾートホテルLe Blanc Spa Resort Los Cabos及びHyatt Ziva Los Cabosにて、3月25日から試食のため宿泊客に振る舞われています。(なくなり次第終了)

JETROメキシコ貿易促進ダイレクター志賀氏によると、プロモーションは「両ホテル共にサーブするとすぐに宿泊客が列を作って試食しており、どんどん作らないと追いつかない状態。ホテル側からも、宿泊客の満足度が高まっていることを実感でき、ホタテを使ったプロモーションを今月いっぱい続けていきたいとのコメントも届くなど、高評価を受けています」。

なお、ロスカボスはロサンゼルスから直行便で約2時間の場所に位置し、昨年末にアメリカの旅行業界誌においてメキシコBestデスティネーションに初めて選出された他、今秋からはドイツのフランクフルトからも直行便が就航するなど、近年ますます欧米から注目を集め、日本においても2023年11月にロスカボス観光局（英語表記：Los Cabos Tourism Board）がアジアで唯一、日本に支局を開設しています。

また、ロスカボス国際空港（SJD）はプライベートジェット等の離発着数がメキシコで1位、かつ、2023年の外国人訪問者数は前年比6.9%増の238万人を記録し、港別入国外国人数はメキシコで3位の多さです。国籍別ではロスカボスを訪問する外国人旅行客全体の大半をアメリカが占め、その消費額はカンクンやメキシコシティといったメキシコ国内の他のデスティネーションと比較して最も高く、平均値の2倍に伸びています。

ガストロノミーにおいても、セレブリティやスターシェフが世界中から集まるロスカボスは食のトレンドにも敏感なため、食通の注目を近年いっそう集めており、2024年5月にリリースされるミシュランガイド初のメキシコ版の中でも、ロスカボスが国内の基礎自治体で唯一、美食デスティネーションとして取り上げられる予定です。

ロスカボス（南バハ・カリフォルニア州）について

メキシコ西部に位置し、世界遺産のコルテス海（別名カリフォルニア湾）と太平洋が出合う北米大陸最果ての地、バハ・カリフォルニア半島の最南端に開かれた至高のメキシカンリゾート。

ロスカボスはプリミティブな自然が残るマリンアクティビティの聖地としても名高く、地球上最大の哺乳類に会うため、世界各国から多くの人がホエールウォッチングに訪れます。また、年間降水日数が10日程度と晴天率が高いことからゴルフ天国としても知られ、ジャック・ニクラスを筆頭に、世界のカリスマが設計を手掛けた夢のコースが点在。2023年より米PGAツアーの舞台にもなっています。

日本からのアクセスは、アメリカの各都市やメキシコシティでの乗り継ぎが一般的で、ロサンゼルスやメキシコシティからロスカボス国際空港（SJD）までの飛行時間は2時間程度です。

■公式ホームページ  https://www.visitloscabos.travel/discover-los-cabos-for-japan/

■公式インスタグラム  https://www.instagram.com/visitloscabos_jp/