日本一の美魔女食を沖縄の村農家が開発!98%の日本人の『D』を救う

プレスリリース要約

2024年3月28日、旭イノベーション株式会社が開発した日本一の美魔女食が報道された。36歳の仲眞秀哉氏が、沖縄できくらげ栽培を始め、ビタミンD不足を解消する取り組みを行った。台風による被害を受けたが、クラウドファンディングで復興し、きくらげ粉末を改良、健康食品として注目を浴びている。きくらげは水溶性食物繊維が多く含まれ、美容や健康にも効果があることがわかり、地域の支援を受けながら事業を拡大している。
報道関係者各位                              2024年3月28日                           
旭イノベーション株式会社
日本一の美魔女食を沖縄の村農家が開発!98%の日本人の『D』を救う

【記者発表】
日時:2024年3月28日(木)14時~
場所:沖縄県庁5階記者会見室 
発表者:仲眞秀哉(旭イノベーション株式会社 代表取締役)
参加者:嶺井 忍(沖縄振興開発金融公庫中部支店 支店長)
    安慶名 達宏(北中城村商工会 会長)
    上間 和子(琉球銀行北中城支店 支店長)
    宮里 敏行(株式会社薬正堂 代表取締役社長)
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日本一の美魔女食を沖縄の村農家が開発!98%の日本人の『D』を救う

 本品を開発したのは、北中城村内で新規就農した若手農家の仲眞秀哉氏(36歳)。同氏はウェブマーケティング事業と六次産業化事業を営むベンチャー企業、旭イノベーション株式会社を経営している。筑波大学(体育専門学群)を2010年に卒業後、カナダに渡加。カナダで5年間、教育関係の仕事に就き、その後、故郷の沖縄に戻り教員として勤務。2018年に教員を退職し、同年ウェブマーケティング事業で起業、2021年には農事業を立ち上げ今に至る。

 きくらげ栽培のきっかけは、仲眞自身の息子(当時2歳)が便秘の腹痛で泣き叫び、どうにか助けてあげたいと模索した結果、たまたまTVできくらげが便秘に良いと紹介されており、ハンバーグに刻んで食べさせるとすぐに良くなった。しかし、国内で流通しているきくらげの90%以上は海外産で、「家族のためになるのであれば」と意を決し、安心安全で良質なものを作りたいと、自らきくらげ農家になった。

 

 まずは地域の人に食べてもらおうと、自治体の各公民館で高齢者のふれあい会などで試食会や講話などを始めると、すぐに地域に定着し、口コミで人気になった。同時に、県内の薬局やリゾート施設にて販売開始するなど軌道に乗りかけた矢先、昨年8月に沖縄を襲った大型台風6号により、農業ハウスが半壊、育てていたきくらげが全滅、1000万円以上の大損害を受けた。

 事業存続が危ぶまれるほどの被災だったが、昨年8月31日~10月30日にかけて、クラウドファンディングを実施した結果、地域や友人が協力し、6,565,241円が集まった。更に、地域の子ども会では空き缶や古紙回収をして資金造成を行い、老人会や婦人会も支援に加わった。
【クラウドファンディング参考リンク】

https://camp-fire.jp/projects/view/695181

↓クラウドファンディングの動画↓

 

 地域の協力の末、昨年11月には無事復興を果たした。台風復興と同時並行で行っていたのが、きくらげ粉末の改良だった。沖縄県の地域農林水産物活用支援事業を活用し、体への吸収率が高い超微粉砕した粉末を、無添加で水に溶けやすくする新技術を確立。

 更に、同事業で派遣された専門家から「きくらげが自生するほど恵まれた立地で、世界的にも唯一無二の栽培方法なので、差別化すべき」という助言もあり、日本食品分析センターで栄養価を測った結果、ビタミンDと水溶性食物繊維、βグルカンの3つの数値が非常に高いと判明。今年1月に商品をリニューアルして以降、特に整骨院にかかっている高齢者や、美容やダイエット志向の高い女性の間で、口コミだけで拡がっている。

 沖縄県内では、北中城村がきくらげ生産量No.1を誇る。沖縄ではきくらげを方言で「耳ぐい」と呼ぶほど、昔から食されており、「不老長寿の妙薬」と呼ばれるほど栄養価が高い。特に、ビタミンDは免疫の調整機能が注目されており、カルシウムの吸収を高め、骨を強化する栄養素として、骨粗鬆症予防にも重要なビタミンとされている。北中城村は15年連続、女性長寿日本一に輝き、美しいおばぁ達が『美寿(ミス)きたなかぐすく』として活動する、女性が元気な村である。同村では、村民が健康増進に取り組み幸せな長寿の村を実現するために、村の特産物である「きくらげ」を新しい地場産業として推す考えだ。

 近年、日本人98%がビタミンD不足という結果を東京慈恵会医科大学が発表した(2023年6月)。仲眞氏の呼びかけに応じ、地域住民がボランティアで協力、昨年12月~今年2月にビタミンDの血中濃度を測定した結果、日本最南端の沖縄でも18人中18人がビタミンD不足または欠乏だった。将来的には、大学機関等と連携してヒト試験の臨床研究を実施し、骨密度や免疫力等の健康状態も明らかにしていく。

 通常、ビタミンDのサプリは、羊毛脂から生成・抽出されるため動物性であるが、本品は、100%きくらげ由来の植物性で、良質な食物繊維も一緒に摂取できる点では従来のビタミンDサプリと比較すると新規性がある。

 また、動物由来を避けるビーガン(完全菜食主義者)にも提供可能なため、今後、世界市場の需要まで視野に入れるとグローバルで成長できる可能性がある。

 人の免疫機能の約7割は腸に集中しており、善玉菌が元気に育つためには、エサとなる『水溶性食物繊維』が大切だが、食品にはあまり多く含まれていない。例えば、水溶性食物繊維が多いと言われている、ごぼうは100g当り2.3g、大麦は4.3g、一般の乾燥きくらげも6.3gほど。文部科学省『日本食品標準成分表(八訂)増補2023年』においては、最も水溶性食物繊維が多い食材は100g当り19.3gの「しろきくらげ乾」。

 シロキクラゲは『ツバメの巣』と比較されるほど美容効果が高い食材で、世界三大美人の楊貴妃が愛用した美容食と言われている。本品の水溶性食物繊維は、100g当り27.8gと更に高く、今後は美容と健康を極める女性のための『美魔女食』としての需要も期待できる。

 更に、機能性食品の関与成分として注目されている『βグルカン』が、本品に100g当り27.4g含み、きのこ類の中でβグルカンの含有量が多いとされる椎茸と、ほぼ同程度の量であることがわかった。

 北中城村は、既にふるさと納税の返礼品として協力し、北中城村商工会は、引き続き事業支援を行う。沖縄県内に40店舗の薬局を構える『すこやか薬局』を運営する株式会社薬正堂も、地域に根差した取組を応援するために引き続き販売店として協力。

 沖縄振興開発金融公庫中部支店は、①当社の事業が高い新規性及び成長性を有するものであること、②地方公共団体や民間企業との連携による地域貢献・地域経済の活性化に資するビジネスモデルが構築されていること、③代表者自ら新規事業分野に果敢に参入し、短期間で新技術の開発、商品化を実現した手腕を評価し、琉球銀行と協調して融資を実行した。当社は、新商品の販売に必要な外注費や広告宣伝費、人件費等の支出が先行する段階にあることから、資本性ローンの活用により、資金繰りの円滑化・財務基盤の安定が図られる。

 琉球銀行北中城支店は「地場産業を盛り上げるため財務的な金融支援を全面的に協力する方針」とコメント。

【参考文献】
●きのこ類のβグルカン含有量の比較表『きのこの知恵袋(岐阜県林業振興室調べ)』より引用

●ビタミンDの全食品における含有量について;文部科学省『日本食品標準成分表(八訂)増補2023年』→第2章(データExcel:1.9MB)内より引用  ※比較食品名は「あらげきくらげ乾」
※参考URL:https://www.mext.go.jp/a_menu/syokuhinseibun/mext_00001.html

●水溶性食物繊維の全食品における含有量について;文部科学省『日本食品標準成分表(八訂)増補2023年』→第2章本表(データExcel:311KB)内より引用  ※比較食品名は「あらげきくらげ乾」
※参考URL:https://www.mext.go.jp/a_menu/syokuhinseibun/mext_00001.html
※「こんにゃく精粉」は、SO2(二酸化硫黄)が多く直接飲食できないため、今回比較から省いた

●98%の日本人が「ビタミン D 不足」に該当;東京慈恵会医科大学(2023年6月5日発表)
※参考URL:https://www.jikei.ac.jp/news/pdf/press_release_20230605.pdf

●15年連続女性長寿日本一に輝いた;北中城村HPより
※参考URL:
https://www.vill.kitanakagusuku.lg.jp/kakuka/fukushi/kourei/785.html#:~:text=4%E6%9C%8817%E6%97%A5%E3%81%AB,%E4%B8%80%E3%81%AB%E8%BC%9D%E3%81%8D%E3%81%BE%E3%81%97%E3%81%9F%E3%80%82

引用元:PR TIMES

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