【オンラインイベントレポート】宮崎県 × 事業承継マッチングプラットフォーム「relay(リレイ)」× 宮崎県 _『農業を継ぐ』という新しい選択肢(3月16日開催)

プレスリリース要約

農業界は高齢化と後継者不足が深刻な問題。宮崎県とrelayはオンラインイベントを共同開催し、事業承継の成功事例や後継者募集を行った。イベントでは後継者候補として成功事例を共有し、質疑応答も行われた。宮崎県では事業承継を検討する買い手候補に対し、研修の支援や就農計画の手伝いなどの支援施策を展開。relayは全国の自治体・商工団体と連携し、後継者募集中の事業者を訪問する取り組みを行い、事業承継をサポートする。また、relayは事業承継のマッチングを行うプラットフォームで、後継者候補と経営者をマッチングさせるサービスを提供している。

近年、農業界は高齢化が進み、後継者不足が深刻な問題となっています。今後もさらに高齢化が進むことから、担い手の確保が困難となり、農業の持続可能性が懸念されています。

宮崎県内の農林水産業者の第三者事業承継の推進に向けて、宮崎県内の農林水産業者の後継者募集に特化した特設ページ「relay the local 宮崎県」の共同運営を行っている宮崎県とrelayはこの度、農業の事業承継をテーマにしたオンラインイベント「農業の事業承継について考えよう!『農業を継ぐ』という新しい選択肢」を3月16日(土)に共同開催しました。

  • relayマッチング事例ゲストとのトークセッション

継ぎ手ゲストとしてご参加いただいたのは、2022年にrelayでマッチングし宮崎県内のいちご農園を事業承継した大田原尊之さん。

元々宮崎県庁職員だった大田原さんが、農業をはじめることになった時の周りの反応や、活用した補助金や、その申請で大変だったこと、事業承継のメリットや農業をする上での大切な心持ち、そして現在新たにチャレンジしているカカオ栽培についてお話しいただきました。

参加者からは、「農業を継ぐ」を実践された大田原さんへの質問が続々と寄せられ、大盛り上がりのトークセッションとなりました。

  • 後継者を募集されている宮崎県内の農業従事者のご紹介

譲り手ゲストとしてご参加いただいたのは、みかん農家「田中農園」の石山さん、同じくみかん農家「黒田農園」の黒田さん、そしてトマト農園「小川農園」の小川さんです。

それぞれの農園の特徴や、事業承継で就農するメリット、工夫していること等についてお話しいただきました。質疑応答後、お三方から後継者へのメッセージもいただき、お人柄や普段の様子を感じられるトークセッションとなりました。

▼後継者募集記事はこちら

※田中農園:https://relay.town/entrustments/tanakanouen

※黒田農園:https://relay.town/entrustments/131

※小川農園:https://relay.town/entrustments/148

  • 農業の事業承継及び新規就農に関する支援施策

本イベントでは最後に、宮崎県担い手農地対策課 税田賢司さんから、宮崎で農業を始めるための方法や、移住者への特典等、宮崎県の就農支援施策についてお話しいただきました。

合言葉は「まずは、相談」と、農業の事業承継における行政のサポートの大切さについて、わかりやすく参加者へお伝えいただき、本イベントは大盛況のうちに幕を閉じました。

<参加者の声>

・地域への移住を考えている参加者にはとても良い情報でした。初めてこのサービスを知りましたので今後の参考に使用いたします。

・現場の方のお話をお伺いすることができて有意義な時間でした。自分の年齢もあり、新規就農の選択肢の一つとして、事業継承を検討していきたいと思います。

・宮崎県での農業の事業継承について詳しく教えていただき、また実際に継承された大田原さんのお話も聞けて具体的なイメージが掴めました。

relayはこれからも宮崎県と提携し、農業の事業承継推進のため、新規就農希望者への関心喚起と魅力の発信やサポートに取り組んでまいります。

宮崎県に相談が寄せられる後継者不在事業者の情報をrelayに提供いただき、宮崎県内の農林水産業者に特化した後継者募集案件を掲載した「relay the local 宮崎県」への掲載を行います。スピーディーなマッチングと高い成約率を目指し、従来社名や企業情報が伏せられてきた事業承継のマッチングをオープンネームで行い、また、農林水産業者が事業に込めてきた想いをストーリー化することで、これに応じる熱意ある後継ぎ候補を広く公募します。

事業承継を検討する買い手候補向けには、農業技術習得のための研修の支援、事業承継後の就農計画作成のお手伝いなど、後継者の安定した農業経営を実現のため、関係機関と一体となり伴走支援を実施します。

※自治体の方のお問い合わせはこちら:https://relay.town/local/about

  • relay × 自治体・商工団体の取り組みについて

relayは全国の自治体・商工団体と連携し、地域の事業者が安心できる自治体・商工団体のサポート体制と、relayがこれまで培ってきたマッチングのノウハウを活かしスピード感を持って、地域事業の望まない廃業をひとつでも減らすための取り組みを行なっています。2024年3月現在、50の自治体・商工団体と連携しています。

事業承継を検討されている地域の事業者の方へのヒアリングや取材記事化、後継者候補探しはもちろんのこと、後継者募集中の事業者を訪問する現地ツアーや、ワークショップ、事業承継について一から学べるセミナー開催等、各自治体・商工団体の地域性や抱える課題に合わせた様々な取り組みを行い、移住者の受け入れから事業の引き継ぎまで全面的にサポートしています。

※自治体の方のお問い合わせはこちら:https://relay.town/local/about

  • 事業承継マッチングプラットフォーム「relay(リレイ)」について https://relay.town/

事業を譲り渡したい経営者と事業を譲り受けたい後継者候補をWeb上でマッチングさせるサービスです。従来、社名や企業情報が伏せられてきた事業承継のマッチングをオープンネームで行い、どんな想いで企業や店舗を運営してきたか、オーナーの横顔を含めた想いを記事化し、後継者候補を広く公募します。これまでのマッチングでは、「買い物に訪れていた小さなパン屋のファン」や「カフェを経営したい夢を持つ夫婦」が後継者となる第三者事業承継を実現。買い手が売り手の事業と想いを深く理解できる、商談率・成約率3年連続No.1(2020〜2022年度)※の事業承継マッチングプラットフォームです。経済産業省による「J-Startup KYUSHU」選定企業。令和4年度から2年連続で、経済産業省の地域・企業共生型ビジネス導入・創業促進事業にも採択されています。

※デロイト トーマツ ミック経済研究所株式会社「国内ビジネスマッチングプラットフォーム市場の現状と展望【2022年・2023年版】」(mic-r.co.jp)

出演・掲載

▼内閣官房デジタル田園都市国家構想公式ホームページ「地方に仕事をつくる」

https://www.cas.go.jp/jp/seisaku/digitaldenen/index.html

▼NHK「1ミリ革命 みんなでローカルグッド」

https://www.nhk.or.jp/minplus/0027/topic044.html

▼ABEMA TV 「ABEMA Prime 」

https://youtu.be/BAl14TQbrt4?feature=shared

会社概要

社 名:株式会社ライトライト

所在地:宮崎県宮崎市橘通東3丁目3-15 若草金城堂ビル2F

代表取締役:齋藤 隆太

資本金:50,000,000円

設立日:2020年1月6日

引用元:PR TIMES

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