高速バスにおける車内QRコード決済実証実験に関するお知らせ

株式会社みちのりホールディングス(本社:東京都千代田区、代表取締役グループCEO:松本順、以下:みちのりHD)、茨城交通株式会社(本社:茨城県水戸市、代表取締役社長:任田正史、以下:茨城交通)、株式会社小田原機器(本社:神奈川県小田原市、代表取締役社長:丸山明義、以下:小田原機器)は、茨城交通の運行する高速バス「勝田・東海線」の車内において、QRコード決済の実証実験を開始いたします。
QRコード決済ではキャッシュレスでのご乗車という利便性向上を目的としておりますが、本実証実験では、高速バス車内でのオペレーションやお客さまの利用動向を整理し、今後の実装に向けた課題を抽出することを主眼としております。

■目的
・QRコード決済システムによる利便性向上を通じた高速バスの利用促進
・ QRコード決済システムの導入による運転手の業務負荷軽減
・ 今後のQRコード決済システムの実装に向けた課題の抽出

■期間・対象路線・利用可能QRブランド
・ 期間:2019年7月29日(月)~10月31日(木)
・ 対象路線:茨城交通 勝田・東海線
(東京駅~大洗IC~ひたちなか・東海 平日7往復・土休日8往復)
・ 利用可能QRブランド:
7月29日(月)利用開始:「PayPay」「ALIPAY」 ※8月以降順次拡大予定

■各社の実証実験での役割
・みちのりHD:サービス設計
・茨城交通:高速バスの運行
・小田原機器:QRコード決済用システム(タブレット端末等)の開発・提供

■本実証実験の特徴
・高速バス車両の乗降口にタブレット端末とQRコードリーダを設置し、乗降時にQRコード決済を行います。
・ 今回実証実験のご利用形態は、ストアスキャン方式になります。お客さまがご自身のスマートフォンにQRコードアプリを表示し、車内設置のQRコードリーダに各ブランドアプリのQRコード画面をかざすことで決済されます。
なお、スマートフォンに表示したQRコードのブランドを自動判別し、決済ができます。
・ また、「運転手の業務負荷軽減」「バス車内での運賃収受に関する所要時間の短縮」を目的とし、タブレット端末の操作回数を最低限にしています。
実証実験において、「①運転手の操作によるQRコード決済」「②お客さまご自身の操作によるQRコード決済」それぞれのケースの所要時間及び利便性等を検証する予定です。

◆本実証実験用システムのイメージ図

■高速バス車内でのQRコード決済の利用方法
今回実証実験を実施する「茨城交通 勝田・東海線」では、乗車する方面により「乗車時」または「降車時」のどちらの決済かが異なります。
①下り(東京駅⇒水戸大洗IC⇒ひたちなか・東海):降車時の決済
※QRコード決済ご利用の場合は、東京駅で乗車券を購入せずにご乗車ください
②上り(ひたちなか・東海⇒水戸大洗IC⇒東京駅):乗車時の決済

■QRコード決済割引運賃

※小児運賃、障害者割引運賃にはQR決済割引は適用いたしません。通常の片道運賃での決済となります。

*バス車内以外の営業所・案内所窓口では、「茨城交通 勝田・東海線」の乗車券購入等に関してQRコード決済はご利用いただけません。
*実証実験路線「茨城交通 勝田・東海線」の詳細は、下記Webページをご参照ください。
http://www.ibako.co.jp/highway/higashimito/

■会社概要
【株式会社みちのりホールディングス】
所在地:〒100-6608 東京都千代田区丸の内一丁目9番2号 グラントウキョウサウスタワー8階
設立:2009年3月
代表者:代表取締役グループ CEO 松本 順
グループの事業内容:バス事業(乗合・高速・貸切)、鉄道事業、観光事業(旅行代理店・ホテル)、車両整備事業、 不動産事業
サイト: http://www.michinori.co.jp/

【茨城交通株式会社】
所在地:〒310-0055 茨城県水戸市袴塚三丁目5番36号
設立:2009年3月
代表者:代表取締役社長 任田正史
事業内容:バス事業(乗合・高速・貸切)、旅行業、自動車整備業、不動産業・広告業・保険業、レンタカー業
サイト: http://www.ibako.co.jp/

【株式会社小田原機器】
所在地:〒250-0005 神奈川県小田原市中町一丁目11番3号
設立:1979年10月
代表者:代表取締役社長 丸山明義
事業内容:運賃収受機器事業(ワンマン路線バス用運賃収受機器の設計、製造及び販売)、システム開発事業
サイト: http://www.odawarakiki.com/

*本資料に掲載されている商品またはサービスなどの名称は、各社の商標または登録商標です。

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