リユース容器シェアリングサービスの実証実験に参加

プレスリリース要約

カマン社のリユース容器Megloo(メグルー)の実証実験では、キリングループ本社内で回収ボックスを設置し、プラスチックごみとCO2の削減を目指す取り組みです。容器の素材には三井化学株式会社がバイオマスプラスチックを提供し、中野区内のキッチンカーやコンビニで使用されます。使用済み容器は中野区役所や丸井グループで回収され、再利用されます。18日間で約18kgのプラスチックごみ削減が見込まれ、この取り組みを通じて循環型資源の活用を目指します。
 今回の実証実験は、カマン社が提供するリユース容器Megloo(メグルー 以下、Megloo)を、キリングループが本社を構える中野セントラルパークに出店するキッチンカーおよび一部飲食店、コンビニエンスストアにて使用する取り組みです。期間中、キリングループ本社オフィス内にMeglooの回収ボックスを設置し、キリングループ本社から排出されるプラスチックごみとCO2の削減を目指すとともに、当取り組みに賛同する企業と協働し、中野区でのコレクティブインパクト※2を創造していきます。

※2 特定の社会課題を解決するために、企業、自治体、NPOなどのプレーヤーがCollective(集合的)に取り組むことで、インパクトの最大化を図る。

 本取り組みでは、三井化学株式会社(代表取締役社長 橋本修)は容器の素材にマスバランス方式※3のバイオマスプラスチックを採用・提供し、ティーム有限会社(代表取締役社長 高瀬由紀夫)が運営するキッチンカー、株式会社ローソン(代表取締役 社長 竹増貞信)の中野区内の2店舗のほか、中野セントラルパークの一部飲食店においてMeglooを使用します。使用済み容器は、中野区役所、東京建物株式会社(代表取締役社長執行役員 野村均)が管理する中野セントラルパーク、株式会社丸井グループ(代表取締役社長 青井浩 以下、丸井グループ)に回収ボックスを設置し、回収した後に丸井グループ本社の社員食堂にて洗浄し、再利用されます。

※3 原料から製品への加工・流通工程において、ある特性を持った原料がそうでない原料と混合される場合に、その特性を持った原料の投入量に応じて、製品の一部に対してその特性の割り当てを行う手法。https://jp.mitsuichemicals.com/jp/sustainability/beplayer-replayer/massbalance/

<リユース容器Megloo(メグルー)の回収ボックス> <リユース容器Megloo(メグルー)と提供イメージ>

 キリングループ本社に勤務する多くの従業員が昼食時にキッチンカーを利用しています。今回は、2023年7月に実施した実証実験に続く2回目となり、18日間で合計約18kgのプラスチックごみ削減(約96kg のCO2削減効果※4)をキリングループとして見込んでいます。これらの活動を通して、循環型資源の活用を目指していきます。

※4 カマン社のCO2削減根拠に基づき当社試算

 キリングループは、自然と人を見つめるものづくりで、「食と健康」の新たなよろこびを広げ、こころ豊かな社会の実現に貢献します。

【参考】

リユース容器Megloo(メグルー)のサービス概要:https://megloo.jp/

引用元:PR TIMES

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