「第14回 日本美容外科手術手技研究会」開催。全国から過去最多32名の医師が参加し手術手技を共有。
プレスリリース要約
- 第14回 日本美容外科手術手技研究会
⼀般社団法⼈⽇本美容外科⼿術⼿技研究会(以下、JAPSA)は2024年1⽉19⽇(金)、⼤阪市北区にて今回で14回⽬となる「⽇本美容外科⼿術⼿技研究会」を開催し、過去最多となる計32名の医師が日本全国から参加しました。当日は座学とライブ手術見学の2部構成で実施し、座学ではJAPSAの理事を務める東邦大学医療センター大森病院 形成外科 荻野晶弘教授による「眼窩吹き抜け骨折に対するナビゲーションガイド下骨移植」、大分大学医学部附属病院 形成外科 清水史明教授による「傷跡の評価法とAIの開発」の講演が行われました。また、4名の医師による発表が⾏われ、それぞれの知見を共有しました。発表内容に基づきスプリングスレッドリフトの現状やAIを活用した治療法などについて意見交換が活発に行われました。
全員が細かな手技まで確認し不明点を質問できるよう、ライブ⼿術⾒学は⼿術室と研究会会場のモニター・⾳声をつなげて実施しました。リアルタイムでスプリングスレッドリフトや切開リフト、眉下リフト 、顎下脂肪吸引などの手術を供覧し、寺西代表理事らが手術の要点や留意事項を分かりやすく解説しました。参加した医師は、細かな手術手技にまで注意深く観察することで学びを深めました。
本研究会は「より美しくなりたい」と願う全国の患者様が適切な手術を受けられるよう、美容外科医全体の⼿術⼿技レベルを向上させることを⽬的として、定期的に開催しています。
【講演・発表内容】
■眼窩吹き抜け骨折に対するナビゲーションガイド下骨移植
講演者:東邦大学医療センター大森病院 形成外科 荻野晶弘教授
■傷跡の評価法とAIの開発
講演者:大分大学医学部附属病院 形成外科 清水史明教授
■鼻尖部皮膚欠損に対するLong Rintala Flapの使用経験
発表者:東邦大学医療センター大森病院 形成外科 米山杏南院内助教
■顔面神経麻痺整容的静的再建
発表者:大分大学医学部附属病院 形成外科 上原幸准教授
■スプリングスレッドリフトの現状とpitfall
発表者:TCB東京中央美容外科 新宿三丁目院 森川松次郎医師
■当グループにおける美容外科手術の現状と動向
発表者:TCB東京中央美容外科 梅田大阪駅前院 奥村公貴部長
参加した医師からは、「ライブ手術では大画面のモニターで名医の手術手技を見学できただけではなく、日頃感じていた疑問点を質問することができたので大変勉強になった」「普段よく行う施術に関して、様々なドクターと意見を交換した。早速今後の治療に活かしていきたい」などの声が上がりました。
個人のライフスタイルや価値観の多様化が進む現代、SNSの爆発的な普及を背景に美容医療の患者様数は増加の一途をたどっており、多様なニーズに応えるための美容外科医の役割は増すばかりです。本研究会を通じて、より多くの医師が最新の手術手技を共有することで日本の美容外科業界全体における技術の底上げとなるように尽力してまいります。
- 一般社団法人日本美容外科手術手技研究会(JAPSA) 概要
JAPSAは、美容医療業界をリードする医師の育成、全国の美容外科医の技術向上に取り組んでいます。美容医療の最新情報や、手術手技の知見を共有する研究会を開催し、美容医療のさらなる発展に尽力しています。
名称:一般社団法人日本美容外科手術手技研究会(JAPSA)
代表理事:寺西 宏王
所在地:〒105-0003
東京都港区西新橋3-16-11 8F
オフィシャルサイト:https://japsa.or.jp/
■本件に関するお問い合わせ
一般社団法人日本美容外科手術手技研究会
引用元:PR TIMES