ユニバーサルメニュー®に準じた、令和6年能登半島地震 復旧復興支援情報データをオープンデータとして公開

プレスリリース要約

一般社団法人ユニバーサルメニュー普及協会と一般社団法人コード・フォー・カナザワは能登半島地震の被災者支援情報について支援活動を行うことを発表しました。この支援活動は、被災者が必要な情報を迅速に探せるようにするため、データ整備やサイト構築を行います。被災者支援情報はクリエイティブ・コモンズ・ライセンス 表示CC-BY 4.0で公開され、多言語で展開されます。また、公開された情報はナビサイトで利用可能で、運用は株式会社アスコエパートナーズが行います。
令和6年1月能登半島地震において被災されました皆様に、心よりお見舞い申し上げます。

このたびの震災の被害を受け、被災された方が必要とする支援制度情報の検索を迅速に行えるよう、一般社団法人ユニバーサルメニュー普及協会(代表理事:國領二郎 以下「弊会」)と、一般社団法人コード・フォー・カナザワ(代表理事 福島健一郎 以下「Code for Kanazawa」) は、株式会社アスコエパートナーズによる「Aid for プロジェクト」に協力し、利用者視点に立った被災者支援情報データ整備支援、および、「令和6年能登半島地震 支援情報ナビ」サイトの構築支援を実施し、能登半島地震により被災された方々に、被災者支援制度情報を「探しやすく」「分かりやすく」「使いやすく」届けるための仕組み造りを実施いたします。

弊会が標準化しクリエイティブ・コモンズ・ライセンス 表示CC-BY 4.0のもとで公開している、利用者視点にたつ行政サービス情報の構造体系「ユニバーサルメニュー®」を使用し、能登半島地震に関する被災者支援データをデータ基盤の一つとして整備し、他の団体、企業も被災者支援活動に活用できるようデータ公開をいたします。


さらに、データ活用事例として、株式会社アスコエパートナーズが主体となって行う「令和6年能登半島地震 支援情報ナビ」サイト構築を支援します。

今後は、シビックテック団体であるCode For Kanazawaと共同で、公開される支援情報データの品質を高めたり、データを活用した被災者支援DXの仕組み造りに繋げたりしていくことを検討しています。

  • 令和6年能登半島地震 被災者支援情報のデータについて

    国や公共団体等が有する被災者支援情報に加え、石川県、富山県(2024年1月26日現在、新潟県・福井県は構築中)の被災者支援情報について、被災された方が必要な支援情報を容易に探せるよう、復旧復興支援情報専用のタグを準備し、タグ付けなどによるデータを整備しました。これにより、例えばナビゲーション機能を使って、多くの情報の中からユーザーの状況に合った被災者支援情報だけを表示することが可能です。
    (新潟県・福井県は近日中に順次公開)

    また、多くの復旧復興支援情報がPDFで公開されたりする中、情報入手において不利な環境にある方々にも、多種多用なデジタル技術を用いて支援情報を届けるため、より多くデータユーザーに自由に使っていただけることを願い、CC-BY 4.0 ライセンスで公開しました。

    今回公開される国・自治体や公共団体による被災者支援情報について、ライセンス以外の活用方法についてアドバイス支援等が必要な場合は、弊会までご相談ください。

 

  • 令和6年能登半島地震 被災者支援情報データのCC-BYライセンスについて

    「令和6年能登半島地震 支援情報ナビ」に掲載されている情報は、クリエイティブ・コモンズ・ライセンス 「CC-BY4.0」の条件でご利用いただけます。ご利用の際には、下記の掲載をお願い致します。
     ・CC-BYのマーク

     ・“by 株式会社アスコエパートナーズ、一般社団法人ユニバーサルメニュー普及協会”

     ・ユニバーサルメニュー準拠ロゴ(https://universalmenu.org/download/umlogo.png

  • 「令和6年能登半島地震 支援情報ナビ」について
    〇令和6年能登半島地震 支援情報ナビ
       石川県:https://aidfor.ishikawa-pref.supportnavi.jp/

       富山県:https://aidfor.toyama-pref.supportnavi.jp/

       新潟県:順次公開予定

       福井県:順次公開予定

           ※公開期間は、発災後一定期間を予定しております。

    1. 東京都が公開している「東京都新型コロナウイルス感染症 支援情報ナビ」のオープンソースのコードを活用することで早期のサイト構築が可能となりました。
    2. 株式会社システート ソリューションズの支援により、日本語以外に、英語・ベトナム語・中国語・インドネシア語など9言語で展開しています。

    〇ナビサイトの運営について

    「令和6年能登半島地震 支援情報ナビ」は、株式会社アスコエパートナーズ(https://www.asukoe.co.jp/)が運用しています。ナビサイトに関するお問い合わせは株式会社アスコエパートナーズまでお願いいたします。

  • UMユースケース検討部会へのご参加について

    市民目線のわかりやすい支援情報データの活用にご関心をお持ちの自治体、シビテック・エンジニアの方、アカデミック関係者の方は、「ユニバーサルメニュー(UM)ユースケース検討部会」へご参加をお願いします。詳細は弊会までお問い合わせください。


■本件に関するお問い合わせ先

一般社団法人ユニバーサルメニュー普及協会    北野
[email protected]

一般社団法人コード・フォー・カナザワ     福島
[email protected]

引用元:PR TIMES

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