テイクアウトの注文と会計が、来店前にオンラインで完了 『Airレジ オーダー』、モバイルオーダー 店外版を提供開始 受取時間の指定も可能、店舗では電話受け付けが不要に

プレスリリース要約

株式会社リクルートが運営する『Airレジ オーダー』は、新プラン「モバイルオーダー 店外版」を提供開始した。来店客はテイクアウト注文と会計をオンラインで完了でき、店舗側も業務効率化が期待できる。中食市場の拡大に伴いテイクアウト対応を検討する店舗が増加し、人手不足や業務負担などの課題に対応するための取り組み。月額費用無料で、VISA/Mastercard/JCB/American Expressが利用可能。『Airレジ オーダー』は飲食店の業務を軽減し、DX推進を支援する。

株式会社リクルート(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:北村 吉弘、以下リクルート)が運営する、飲食店の業務をカンタンにするオーダーシステム『Airレジ オーダー』は、来店客のデバイスを用いて、テイクアウトの注文と会計をオンラインで完了できる新プラン「モバイルオーダー 店外版」の提供を1月26日(金)より開始したことをお知らせ致します。本プランにより、来店客は受取時間を指定できるため、待ち時間を短縮できます。店舗にとってもスタッフが店頭でのテイクアクトの注文・会計に対応したり、電話受け付けしたりする必要がなくなるため、業務効率化を期待できます。

新プランの『Airレジ オーダー』モバイルオーダー 店外版イメージ

1. 取り組みの概要

『Airレジ オーダー』の「モバイルオーダー 店外版」を利用すれば、来店客は営業時間内にいつでも、店舗のホームページやSNSに掲載された注文サイトからテイクアウトの注文ができ、オンラインで事前に会計してから来店することができます。注文時に発番された整理番号にひもづいた商品を、来店した際に店舗で受け取る仕組みです。店舗では、注文内容がキッチンモニターに直接表示され、受取時間に合わせて調理を開始。注文が入った際には音で知らせるため、見落としを防ぐことができます。また、テイクアウトの注文・会計のためにスタッフを配置する必要がなく、店舗での接客や電話での注文対応が不要なため、工数削減にもつながります。来店客が受取時間を指定することも可能なため、待ち時間の短縮や混雑が緩和でき、顧客満足度の向上も期待できます。

『Airレジ オーダー』は、居酒屋やレストラン、カフェなどさまざまな業態の飲食店で導入されており、注文・会計業務の手間が軽減されるオーダーシステムです。従来の「モバイルオーダー 店内版*1」に加えて、「モバイルオーダー 店外版」を提供することで、店内だけではなく店外からの注文・会計まで対応範囲を広げ、飲食店のさらなる業務効率化を実現してまいります。なお、「モバイルオーダー 店外版」は、『Airレジ オーダー』の他プラン使用可否にかかわらず、単独での利用が可能です。

*1:「モバイルオーダー 店内版」は『Airレジ オーダー』の機能である「セルフオーダー」が1月25日(木)より名称変更したもの

サービス詳細

月額費用無料

従量課金:決済当たり6.24%(注文手数料3%、決済手数料3.24%)

対応クレジットカード:VISA/Mastercard/JCB/American Express

(プリペイドカード・デビットカード・海外発行のクレジットカードは利用不可)

利用条件:「Airペイ オンライン」の契約が必要

2. 取り組みの背景

2022年度(22年4月~23年3月)のテイクアウトを含む中食市場は、外食市場規模が増加したことに伴い伸びは止まったものの、コロナ禍前よりは規模が拡大しております。3圏域計における年間の中食市場規模は2019年度比+17.5%(1兆4431億円) *2と推計されます。中食市場規模の拡大を受け、テイクアウト対応を検討する店舗も少なくありません。しかし、人手不足の中、店内接客に加えてテイクアウトの電話注文での受け付け、注文の管理、会計業務などを行うことは、店舗にとって大きな負担となります。結果、店内接客などのサービスレベルの低下や、電話での注文によるオーダーミス発生の懸念があります。また、来店時での会計だと、来店せずに無断でキャンセルされるリスクもありました。一方、テイクアウトの対応をしない店舗にとっては、注文機会が減少するため、売上損失に直結します。そのため、店内来店客へのサービスレベルを維持しながらも、少ない業務負荷、かつリスクが抑えられた状況で、テイクアウトに対応することが求められておりました。来店客のデバイスを用いることでオーダーミスを減らせ、オンラインで事前に会計することで与信確保された注文を受けることができ、商品の受け取りがスムーズに行えるプランを新たに加えることで、人手不足に悩む店舗支援をより加速させたいと考えています。

*2:リクルート『ホットペッパーグルメ』外食総研「2022年度外食&中食動向(2022年4月~2023年3月:東名阪夕食)」

https://www.recruit.co.jp/newsroom/pressrelease/assets/20230927_gourmet_01.pdf

3. プロダクト担当者コメント

久保田 達也(くぼた たつや)※取材可能

株式会社リクルート プロダクト統括本部 飲食プロダクトマネジメントユニット ユニット長

『Airレジ オーダー』プロダクト担当者

ITコンサルティング会社で複数の大規模システム開発プロジェクトを経験後、2015年にリクルートに入社。

入社後は、ITの幅広い知識と経験を基に、飲食店向けの業務支援サービスの立ち上げなどを経験し、2020年より現職。

『Airレジ オーダー』モバイルオーダー 店外版リリースで成し遂げたいこと

『Airレジ オーダー』は、以前より、お客さまのデバイスで注文・決済ができる「モバイルオーダー店内版」を提供しており、手間・工数の削減や、売り上げの増加につながるため、2019年のサービス提供開始以来、多くの飲食店に導入いただいております。

一方で、これまでは店内での飲食・注文をするシーンにおいてのみ、モバイルオーダー機能が利用可能であり、テイクアウトの注文には対応することができておりませんでした。今回、テイクアウトの注文・会計を来店前にオンラインで完了できる「モバイルオーダー 店外版」をリリースしたことにより、会計業務の手間・工数の削減や、事前の注文によりお客さまを待たせることが減り満足度の向上にもつながることが期待できます。また、テイクアウト専門業態など、従来の「モバイルオーダー 店内版」だけでは『Airレジ オーダー』を提供できなかった飲食店にも、ご利用いただけるようになります。

深刻な人材不足や物価高騰の影響など、課題が多い飲食業界において、飲食店DX推進の重要性は高まっています。『Airレジ オーダー』を通じて、飲食店のDX推進を加速させる一助となりたい、社会の利便性を一段と向上させたいと考えています。

4. 『Airレジ オーダー』について

私たちは、2019年2月、注文・調理・配膳をカンタンにするオーダーエントリーシステム『Airレジ ハンディ』の提供を開始しました。テイクアウトやデリバリーなど、新型コロナウイルス感染症の拡大をきっかけにニーズは多様化し、これまで以上に飲食店の業務は複雑になりました。店内や店外、先会計や後会計など、複雑化する注文業務もカンタンに扱えるサービスを提供していきたいと考え、2022年2月『Airレジ オーダー』にサービス名称を変更しました。居酒屋、レストラン、カフェなどさまざまな業態の飲食店で導入されています。

店内や店外、先会計や後会計といった会計業務、また複雑化する注文業務もカンタンに扱えるサービスを提供していきたいと考え、スタッフが注文を受ける「ハンディ」、来店客のデバイスからいつでも注文できる「モバイルオーダー」、提供遅れの防止に役立ち、先会計注文にも対応した「キッチンモニター」などを開発。お店のオペレーションにあった機能を組み合わせて使い始めることができます。導入したお店からは、「飲食店でのアルバイト経験がないスタッフでもその日から使える」「オーダーミスが劇的に減った」「調理や接客に集中できるようになった」などの声をいただいております。 『Airレジ オーダー』も含む『Air ビジネスツールズ』では、予約・受付管理、会計、決済から人材採用、シフト管理、資金調達や請求書管理まで、事業運営のアナログな業務にかかる、手間、時間、コストを軽減できます。 私たちは、事業を営む皆さまの「思い描く事業運営や自分らしいお店づくり」を、これからも支援し続けます。

『Airレジ オーダー』について https://airregi.jp/order/

「モバイルオーダー 店外版」について https://airregi.jp/order/mobileorder_outsidethestore/

「モバイルオーダー 店内版」について https://airregi.jp/order/selforder/

▼リクルートについて

https://www.recruit.co.jp/

▼本件に関するお問い合わせ先

https://www.recruit.co.jp/support/form/

引用元:PR TIMES

関連記事一覧