高卒の新社会人の離職を防ぎ、社外同期と共に成長をサポートする研修

プレスリリース要約

「ROOKIE’S CLUB(ルーキーズクラブ)」は、1年間の高卒新社会人向け合同研修で、チームビルディングやグループワークを通じて社会人の心構えと基礎スキルを身に付けます。高卒者の早期離職を減少させるために企業規模別の離職率の高さを背景に設立されました。2024年度のプログラムは、月に1回リアルで集まる合同研修を拡充し、生徒の心情や悩みをレポートし、専属のファシリテーターが1人1人に寄り添ったサポートを行います。プログラム内容は社会人1年目の心境に焦点を当てたもので、参加者の声では、相談する力や接し方を意識するようになったとの声もあります。組織では、ファシリテーターや社外同期と触れ合うことで本人のモチベーションにつながり、社会人としての成長が見られました。株式会社ジンジブは、高卒の若者のための社会課題解決企業であり、キャリア教育や人財育成サービスを提供しています。

「ROOKIE’S CLUB(ルーキーズクラブ)」は1年間かけて行う高卒新社会人向けの合同研修です。研修ではチームビルディングを行い、社外の受講生と同期の関係を築きます。グループワークを中心に、新入社員が直面する様々な課題やその対策について共に学び、社会人の心構えと基礎スキルを身に付けます。さらに、面談やレポートを通じて、受講者が安心して働けるようにサポートを行っています。高卒新社会人の1年目の成長と離職率低減・定着・育成をサポートします。

<ROOKIE’S CLUB(ルーキーズクラブ)が生まれた背景>

厚生労働省によると、令和4年3月卒の高卒者の1年未満での離職率は17.8%と、大学卒の12%と比較すると高い割合となっています。特に企業規模別で見ると高卒者の3年離職率が1,000名以上は26.6%、100~499人は36.7%、5~29人は51.3%と企業規模が小さいほど離職率は高い傾向があります。(※1)

早期離職が多い要因として、就職活動時のミスマッチや、入社後の高校生活と社会の接続でのギャップが大きいことが考えられています。社会人になること、会社で働くことに多くの不安を抱えている高卒者が、ミスマッチやギャップを感じていても周りに相談をできずに悩みを抱え込み、短期間での離職を選んでしまうケースがあります。

また、ジンジブで実施した企業の採用担当者向けのアンケートでは、高卒1年目社員の離職時期は6月が最も多く、(※2)4月~5月に新人研修を受け、GWを過ごした後の時期で心が追いつかなくなってしまったり、本配属された後、現場でつまずいてしまうなどが考えられます。

高卒者の就職先は大学卒と比べると事業所規模が小さい傾向があることが分かります。(※1)リクルートワークス研究所によると、「仕事の相談に乗ってくれる」先輩や上司がいた割合は高卒者で43.9%、大学卒就職者では58.4%でした。(※3)高卒者は、社内に同期が少なく相談相手も少ないことや、OJTやOFF-JTにかける時間が少ないことが分かります。(※4)

中小企業においても、新入社員が安心して相談できる環境や研修プログラムを提供し、1年間を通じて高卒の新社会人が経験するさまざまな心情に寄り添うことで、早期離職を減少させ、社会で生き抜く力を共に高めることを目指し、2019年に「ROOKIE’S CLUB」を立ち上げました。

 2024年度は、高卒新社会人の社会人としてのマインドセットにより焦点を当てたプログラムや、企業担当者の課題感や悩みに寄り添ったプログラムを拡充いたします。

※1 「新規学卒就職者の離職状況(令和2年3月卒業者の状況)」厚生労働省

※2 「高校新卒採用についての企業動向調査21年(9月)」ジンジブ

※3 「高校生の就職とキャリア(最初の職場での上司・先輩との関わり)」リクルートワークス研究所

※4 「全国就業実態パネル調査2018」リクルートワークス研究所

<ルーキーズクラブ2024のプログラム>

高卒新卒に特化した、新人育成・定着プログラムです。1年間の中で生じる18歳ならではの陥りやすい悩みや心情、課題のポイントを押さえたプログラムを用意し、育成・定着を目指します。

■社会人1年目の心境【離職を防ぐ対策】

4月~5月 職場環境、生活リズムに馴染めない 【社会人のマインド理解】

6月~8月 仕事が出来ないことを実感し、不安になる 【自己理解・自己承認】

9月~12月 慣れてくることによるモチベーションの低下 【モチベーション管理】

1月~3月 後輩ができること、今後のキャリアへの不安 【なりたい像・キャリア】

■ルーキーズクラブ2024の特徴

1.異業種の高卒新社会人が月に1回リアルで集まる合同研修

2024年度は東京・大阪・福岡・名古屋・広島・仙台に加え、新潟・岡山・熊本会場の全9会場で募集します。月に1回、業界の垣根を超えて高卒の新社会人が集まり合同研修を行います。

2.他社の同期がつくれる

チームで行うグループワーク中心のため、社外に同期と呼べるつながりをつくることができます。会社では相談しづらい悩みを共有し励まし合ったり、高め合うことができます。会社とは別のコミュニティに参加してもらうことで、心理的に安心できる第3の居場所を作ります。

3.生徒の心情や悩みをレポート

研修内で見えた受講生の成長や心境の変化などを毎月レポートにて提出します。また研修時に、モチベーションとメンタルヘルスチェックを行います。定点観測することで、社内教育や面談などの対策にお役立ていただくことが可能です。

4.専属のファシリテーターが1人1人に寄り添ったサポート

元教師、キャリアコンサルタント資格保有者、現役人事などの様々な社会経験を持つファシリテーターがチームに専属で就き、研修の進行とメンタルをサポートします。客観的なアドバイスを行い客観的に考える時間を作ります。

5.1年目のマインドやスキルを向上させるプログラムを用意

講師の話を聞いて終わりの研修ではなく、ワークを交えたアウトプットとコミュニケーションの時間を充分に取った体験型研修です。知らない人と話すのが苦手でコミュニケーションに不慣れな高卒新卒が、人と関わるトレー二ングの場としても活用できます。

6.企業担当者向けのセミナーを開催

 2024年度からは、ルーキーズクラブ受講企業のみを対象に、高卒新卒世代の特徴、指導・育成上のポイントや他社の育成事例など、現場で直接関わる、高卒新卒の育成担当者の悩みや課題ポイントを中心にお伝えするセミナーを隔月でご提供いたします。

■ルーキーズクラブ2024概要

・開催回数:年12回(月1回×12か月)

・所要時間: 14:00~17:00 3時間

 ・研修形式:会場に集まっての集合研修

■プログラム内容

4~7月

・学生から社会人への気持ちの切り替え

・社会人マインド

・会社員のメリット

・メンタルヘルスケア

8~9月

・ 自社の理念や存在意義を知る

 ・自分が生み出す価値を考える

 ・社内での役割を知る

10~12月

・PDCAサイクルの知識理解と実践

・チームビルディングワークを通したコミュニケーション能力の向上

・業務への落とし込み

1・2月

・なりたい姿(先輩像)の明確化と準備

・リーダーシップ・フォロワーシップ

・キャリアプラン作成

3月

・修了式

・1年間の総括

 ・未来に向けた意識醸成

<参加者の声>

■受講者(高卒新社会人)

・ルーキーズクラブに参加して相談する力が身についたと感じます。以前は職場でも遠慮して相談できず自己解決しようとしていました。しかし遠慮することで最終的により迷惑をかけてしまうと分かったので、今は分からないことがあれば、すぐに先輩に相談した方が良いと分かりました。(サービス業・女性)

・社会人になって、目上の人との接し方を意識するようになりました。お客様はほとんどが初対面の方なので、第一印象の大切さを実感しました。高校時代は、大人と接する機会が少なく言葉遣いや礼儀を学ぶ機会がなかったので、研修があって良かったなと思います。(観光・男性)

 ・それぞれ個性を持った、色んな業界の方と話せるのは新鮮で面白い。同期がいないので、会社ではなかなか話題に出来ない会話もできて楽しいです。(製造・男性)

■企業の人事ご担当者様

・自社の同期が不在の中、毎月の研修ではファシリテーターや社外同期と触れ合える事で本人のモチベーションにつながっていたと思います。自社で足りないところを補っていただきました。

・1名入社で同期がいないので、ルーキーズクラブで一緒に課題に取り組んだり、情報共有ができてよかったです。毎月いただけるレポートで、本人の現在の気持ちや悩みを聞けたこと効果は大きくとてもありがたかったです。

・普段知ることのできない様子を覗くことができ、本人のやる気も知ることができました。また企業向けのセミナーでは、世代が違うことでどういったことに不安を覚え離職の検討をするのかなどを解説して頂けたので参考になりました。

 ・社会人としての成長が見られました。リフレッシュの場になっており、モチベーションにつながっているようでした。

<参照データ>

※1「新規学卒就職者の離職状況(令和2年3月卒業者の状況)」厚生労働省※1「新規学卒就職者の離職状況(令和2年3月卒業者の状況)」厚生労働省

※2 高校新卒採用についての企業動向調査21年(9月)※2 高校新卒採用についての企業動向調査21年(9月)

■ 株式会社ジンジブについて

ジンジブは「高卒」の若者のための社会課題解決企業です。

同じく「高卒社長」である佐々木が、「夢は、18才から始まる。」をスローガンに掲げて事業をはじめました。高校生のキャリア教育や、就活の情報提供、就職後の定着やスキルアップやキャリア形成、転職時の情報提供やサポートを行います。

初めて社会に出る高校生は、将来に対する漠然とした不安をいだきながら、社会に出ることを決意しています。ジンジブでは、かかわる若者や会社に対して、不安な時には真剣に向き合い、自己理解・社会理解・マインド・スキルなど社会で生き抜くための力を高めるサポートを行い、自分の意思で未来を選択できる機会をつくります。

たとえ失敗してもすぐに手を差し伸べ、その人生にずっと寄り添い、これからの生きる人の夢を増やしてまいります。

●人財育成サービス

社会人として必要となる基礎スキルやマインド、DXを始めとしたこれからの社会で必要になるスキルの学びの講座を開発し、高校生や高卒社会人が人生100年時代の中、キャリアアップを実現するためのサポートを運営しております。

Z世代の採用育成を行う企業向けには、入社後の定着のための研修「ROOKIE’S CLUB(ルーキーズクラブ)」では社外の同期もつくります。デジタルマーケティング講座「DMU」などのスキルアップ講座も提供し、企業発展を促す若手人財の育成を支援してまいります。

● 高卒就活採用支援サービス 「ジョブドラフト」

高卒新卒で就職する高校生は、限られた情報や期間の中で、社会経験や自己理解の機会や、やりたいことや向いていることを考える期間が少ない中、就職先を選んでおり、将来に対して漠然とした不安を抱えています。

情報不足、理解不足などで納得できる企業選択ができず就職し、入社後にギャップを感じてしまうことが、入社1年目の「超早期離職」の要因の一つといえます。

そこで「ジョブドラフト」では、進路決定前から将来について考えるきっかけを与えるキャリア教育支援「ジョブドラフトCareer」や、これまでは文字情報のみの求人票でしか収集できなかった求人情報を、高校生に向けた発信をする就職情報アプリ「ジョブドラフトNavi」や、1日で多くの企業に直接話を聞ける高校生のための合同企業説明会「ジョブドラフトFes」を運営し高校生が未来を自分の意思で形作るためのサービスを展開しております。
また、卒業後の生徒には、高卒第二新卒や既卒者へのリスキリングと就職・転職を支援する「ジョブドラフトSchool」「ジョブドラフトNext」を運営し、社会に出た後にも寄り添ってまいります。

ジョブドラフトNavi:https://job-draft.com/

ジョブドラフトFesの様子ジョブドラフトFesの様子

<会社概要>

◆株式会社ジンジブ (https://jinjib.co.jp/

本社所在地:大阪府大阪市中央区安土町二丁目3番13号 大阪国際ビル14階

代表取締役:佐々木 満秀

設立:2015年3月23日(グループ創業1998年9月1日)

資本金:9,800万円

2023年3月「大阪市女性活躍リーディングカンパニー」認証。

2023年「リスキリングを通じたキャリアアップ支援事業」(経済産業省)に採択。

 2023年12月「第13回キャリア教育アワード」(主催:経済産業省主催)にて「優秀賞」を受賞。

引用元:PR TIMES

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