農林水産省中小企業イノベーション創出推進事業に採択

プレスリリース要約

東京を拠点とするCO2資源化研究所は、農林水産省の支援を受け、UCDI®水素菌由来の代替タンパク素原料の製造と食品開発に取り組むプロジェクトに採択された。24億8千万円の予算で、2023年度から2027年度までの期間で実施される。代替タンパク市場は成長中であり、当社の取り組みは食糧問題解決と環境負荷の低減に貢献するものと期待されている。 CO2資源化研究所は、UCDI®水素菌を用いたバイオ技術を活用し、動物性たんぱく素材の開発やバイオ燃料などの事業を展開している。
 株式会社CO2資源化研究所(本社:東京都江東区 代表取締役 湯川 英明)は、農林水産省中小企業イノベーション創出推進事業(フェーズ3基金)の第1回公募に採択されました。

“バイオ技術等(フードテック)の実証を通じた新しい食品・飼料の開発・実証”という公募テーマに対し、「CO₂を原料としたUCDI®水素菌由来の代替タンパク素原料の製造及び食品開発」という事業計画により、2023年度〜2027年度まで、総額24億8千万円で採択されたものです。

本プロジェクトを通じて、UCDI®水素菌由来の代替タンパク素原料のパイロットスケールでの製造技術の確立、タンパク素原料のFDA申請、商用スケールのプロセス設計を完了させ、プロジェクト完了後にはグローバル代替タンパク市場への参入を果たし、2030年度後半からグローバル市場での本格販売を開始する計画です。

代替タンパク市場の現状

近年の世界人口の増加による動物性タンパク質需要の急増に対し、家畜用飼料の主原料である穀物供給の限界等により食肉生産増にも限界があるとされています。

将来のタンパク質不足への懸念に加え、消費者の健康志向、環境問題や動物愛護に対する関心がますます高まっている中、新たなタンパク質として「代替タンパク」の開発を目指す企業が続々と誕生し市場が拡大しています。中でも、世界規模で取り組まれている「カーボンニュートラル」の達成にも貢献することが可能であるという点で、温室効果ガスの大部分を占めるCO₂を炭素原料として培養することのできる水素菌に由来する代替タンパクが最も関心を集めており、当社のプロテイン事業に対する期待も増大しています。

 

株式会社 CO2 資源化研究所/Utilization of Carbon Dioxide Institute Co., Ltd. 

<会社概要>

本社/研究所   東京都江東区青海2-4-32 タイム24ビル15階

代表者      代表取締役 湯川 英明

設 立                2015年8月

資本金等             1億6,290万円

HP                   https://www.co2.co.jp/

  

 

<事業分野>

当社は、CO₂を栄養源として、24時間で1個体が1600万個(1グラムが24時間で16トン)に増殖する「UCDI®水素菌」を核に革新的なバイオ技術を高度に利用し、研究開発・事業化を進めています。

Biofeeds(飼料用動物性たんぱく素材)、ヒト用プロテイン、バイオ燃料・SAF、各種化学品の4事業分野において、食糧問題解決と脱石油社会の実現に貢献してまいります。 

※「UCDI」は当社の英文社名略称であり登録商標です。

引用元:PR TIMES

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