【株式会社AnyWhere 代表取締役 斉藤晴久】年頭所感
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プレスリリース要約
2024年が始まりました。
旧年中は大変お世話になりました。本年もよろしくお願いいたします。
2023年も色々とありましたが、豊かに過ごすことができました。
AnyWhereのTeamPlace、PerkUPのコワーケーション.com、武蔵野地域メディアのMeetむさしの、ミネルバ認定講師と取り組んでいることに加えて、新たに、ALIVEでのアドバイザーをさせていただくことができました。
目まぐるしくも全ては「自ら選択していること」で、周りの皆様に支えていただきながら、日々豊かに過ごすことができています。毎日に感謝です。
それぞれの振り返りと共に、2024年も駆け抜けていきたいと思います。
AnyWhere / TeamPlace
AnyWhereはおかげさまで創業5期目となりました。
毎日の変化が大きい日々ですが、チャレンジングな状況に対して対峙できているのは、ビジョンに共感しジョインしてくれているメンバーの皆様のおかげです。本当にありがとうございます。フルメンバーではありませんでしたが、2年ぶりに合宿ができたのは個人的にはとても嬉しい出来事でした。
全国160ヶ所以上 サブスク型仕事場パスポート 「AnyWhereパス」 開始
TeamPlaceで1つずつつながった全国のワークプレイスをつなぎ、サブスク型で月5,500円で10時間から使える、AnyWhereパスを開始しました。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000025.000056208.html
全国の素敵な場が迎えてくれます。私も移動することが多いですが、ちょっと寄ったり、仕事したりとお世話になっています。
法人でまとめて月100時間分といった使い方も始まっています。分散型の働き方やリモートワークを推進したい法人の利用も、もっと広がっていってほしいところです。
新しい取り組みとして、TeamPlaceパスを活用したグループコワーキングとイベント開催をすることができました。法人でコワーキングスペースを使ったことがないということに対して、グループで使ってみていただく + イベント開催と懇親会を組み合わせて実施しました。結果、新鮮な気持ちで仕事ができた! 普段違うコミュニケーションができた、などとてもポジティブな反応をいただくことができました。場の可能性を感じていただけて嬉しい出来事でした。
TeamPlaceエリアパス (ワーケーションやイベントでのスポット利用)
TeamPlaceでいくつかのワークプレイスをスポット的につなぎ、パスでチェックインしてイベント時に利用できる取り組みもいくつか実現できました。
香川県琴平町パス
Shikoku Share Summit in 琴平 (https://shikoku-share.com/) のイベント開催に合わせて、普段利用できないうどん屋さんの2Fやブルワリーなどを、期間限定でワークプレイス化。ちょっと仕事で使いたいといったニーズにお応えしました。
福岡県福岡市ノマドコネクトパス
Colive Fukuokaの福岡市が遊行社と連携して実施した、国内初のデジタルノマド誘致プログラム。各国から40名ほどのデジタルノマド達が福岡に集結して、約1ヶ月滞在しました。彼らはどこでも働ける人たちで、仕事場ニーズがあるということで、福岡市内のワークプレイスをつなぎ、ご利用いただきました。それに合わせて、TeamPlaceも晴れて、日英対応サイトとなりました。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000045.000056208.html
京都府京丹後市エリアパス
親子ワーケーションで訪れたことをきっかけにつながった、海の京都京丹後市。コワーキングスペースなどが拡充され始めており、訪れるきっかけ作りをということで、TeamPlaceで京丹後エリアパスを生成。全国でも珍しいコワーキングパスとして、ふるさと納税の返礼品にしていただくことができました。
長崎県パス
日本ワーケーション協会 古地さんのご縁でつながった、長崎県。県のコミュニティ活動である「長崎友輪家」に参加させていただいたり、TeamPlaceで長崎県エリアパスを発行して、こちらもふるさと納税の返礼品にしていただいたりしました。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000036.000056208.html
Nippon Nomad CoWorking Pass 日本への外国人旅行客・デジタルノマド向けコワーキングパス
Colive Fukuokaの現地に行った際に多くのノマドと話すことができました。インターナショナルって改めて面白いし、日本のポテンシャルを益々感じました。彼らに、Where is a nice place to visit in Japan? Which co-working space do you recommend in Osaka? 等と色々と聞かれて、頭に浮かぶ場所を答えてました。 一方で、各地には英語対応できる、または海外からのコワーカーを受け入れたい魅力的なワークプレイスがたくさんあります。それであればパスで紹介しようという流れで、ノマドパス組成となりました。
これから広がっていくことを願っています。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000045.000056208.html
TeamPlaceアワード 2023
これも嬉しい取り組み。TeamPlaceは全国750を超えるワークプレイスとつながっていますが、それぞれの思いや取組をもっとどうやったら紹介できるだろうかと社内で話をした結果、「アワード」に行き着きました。
エピソードを添えてエントリーいただく形で受け付けた結果、想定以上に多くのエントリーがあり、選定委員会で悩みに悩んだ結果、2023年はTeamPlaceが大切にしている「人・こと・場所でつながる」をテーマに、4つの部門で表彰しました。
・人でつながる部門: 東京都足立区の「コワーキングスペースツナグ」
・場所でつながる部門: 島根県松江市「enun|縁雲」と福島県南相馬市「小高パイオニアヴィレッジ」
・ことでつながる部門: 徳島県美馬市「ADLIV」
・The TeamPlace2023: 徳島県美馬市「ADLIV」 (W受賞)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000028.000056208.html
ささやかながら盾を準備して、各地で授賞式を執り行うこともできました。各所でご紹介いただけたのも嬉しい限りで、2024年もぜひ実施したい取り組みです。
群馬県桐生市シェアオフィス立ち上げ支援
群馬県桐生市に新たにオープンしたシェアオフィス「SHARE OFFICE 1000」の空間設計やコンセプトなど、デザイナーとの連携により開業支援をさせていただきました。今では地元の利用者も多く拠点として良い動き出しとなっているとか。リアルな場作りも楽しい。
WORK AnyWhere – 法人・自治体の事業伴走支援
シェアビジネスの事業伴走支援、ブランドのIT再構築支援、法人のリスキリング支援など、メンバーの経験を総動員したコンサルティング事業は、おかげさまで多様なクライアント様とご一緒することができました。
また自治体では、
長野県立科町: 関係人口創出事業「タテシナソンNeXT」
鹿児島県奄美市: 新しい働き方実現のための調査研究
秋田県: メタバースを活用した移住促進イベント業務の企画・運営
など、実績を積み上げていけており、2024年も地域との取り組みもより深くできていけるよう動いていきたいと思います。
コワーキングカオスマップ 2023
毎年恒例となってきた、コワーキングサービス関連カオスマップ。コワーキングスペースの担う役割の広がりとともに、2023年はカバー領域が一気に広がりました。4回目でしたが毎年続けることで定点観測できるので、こちらも続けたいところです。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000016.000056208.html
PerkUP / co-workation.com
PerkUPで手掛ける、法人・団体のチームビルディング・合宿一括手配を行うco-workation.com は3年目に入りました。
“仲間が集う” ことの効果に対する再認識
日々いただくお問い合わせには、30人で1泊2日でチームビルディングを行いたい、50人で都内から2時間程度の場所でオフサイトミーティングを行いたい、など、コロナ禍を経て企業がより “仲間が集う” ことに対するポジティブインパクトの大きさを改めて認識されてきたのを感じます。
まだまだ宣伝ができていないサービスではありますが、多くのお問い合わせをいただき有り難い限りです。
施設 x コンテンツ = 体験
ご相談内容に合わせて、目的に合う施設とコンテンツの掛け合わせをご案内していまして、その組み合わせ方によって、場の体験価値が変わります。
会社の周年記念でも活用いただき、大変好評でした。
企業内では、一定の頻度で行われているチームビルディングや合宿、研修。今後は戦略的かつ定期的に行われる活動として、サービスとしても支援していきます。
米国ミネルバ認定講師
米国ミネルバのプログラム Managing Complexityは2年目になりました。
様々な企業のリーダー層 10 ~ 20人を1グループに、10週間のプログラムを担当させていただいてます。内容はとても科学的でもちろん、ファシリテーションやなど、自分が一番勉強させてもらえている良い機会です。
ALIVEプロジェクト
ミネルバのつながりでお声がけいただき、アドバイザーをさせていただきました。ALIVEプロジェクトは、異業種混合型のリーダーシッププログラムで、様々な答申先に対して、3ヶ月ほどかけて複数グループから提案をするプロジェクトです。
偶然にもご縁のある京丹後市のプロジェクトを担当することになり、市長、副市長と一緒に、プロジェクトグループからの提案に対してジャッジやアドバイスをさせていただくという機会をいただきました。
リアルで2回、オンラインで1回、各グループが回を追うごとに熱量が倍増していく様を見るのは、大変興味深いものがありました。また2024年もお声がけいただいている地域と関われればと思います。
2024のテーマは「繋ぐ(つなぐ)」
TeamPlace、コワーケーション.com、コンサルティング…と色々と動いているのは変わりませんが、根っこは、「豊かに働き・生きる」でつながっています。
2024年は、この「繋ぐ」 をテーマに活動していく予定です。
TeamPlaceでは、スペース内のコミュニケーション・マネジメントができる仕組みをまもなく開始予定です。AnyWhereとPerkUPの事業連動も予定しています。
また、TeamPlace、コワーケーション.comを推進していく中で見えてきた、”つどう”・”はたらく”・”つながる”を軸とした汎用的な仕組みを作っていきたいと思っています。
海外にも目を向けてともつながる機会を作るべく、積極的に訪れる機会を探りたいと思います。
各地への訪問などのSNSの投稿を見られて、仕事してるの?とよく言われますが… それだけ毎日が充実している証拠で、様々な地域・場所・人とつながることができて本当にありがたい限りです。
2023年に始めたランニングは、今でも続けています。自分のペースで毎朝走って、心も体も整えて進みます。履けなかったジーンズが入るようになったのも嬉しい。
個人でできること、チームでできること、会社でできることで、少しでも世の中に貢献でるよう、2024年も尽力します。
今年もよろしくお願いいたします。
2024年 元日
斉藤 晴久
引用元:PR TIMES