ランサーズ、フリーランスが「2023年必要とされたスキルランキング」を公開
プレスリリース要約
調査方法：「Lancers」内で2022年と2023年の発注者の依頼数をカテゴリ毎に抽出し、前年比を算出（期間は各年1月1日〜11月30日とする）
昨年12月に公開した同調査（※）でも傾向として表れていましたが、新型コロナウイルスの影響から仕事のオンライン化が定着したことにより、営業やオンラインマーケティングといった売上に直結するが、採用難易度が高く人手が足りない部分をプロフェッショナルなフリーランスの方に依頼することが増えています。そのため、2023年も営業に関連する仕事の発注数の増加が顕著に表れ、「セールス・ビジネスサポート」が1位、「営業」が4位、「カスタマーサポート」が6位、「資料作成サポート」が7位にランクインしました。テレアポ等の営業代行だけでなく資料作成やトークスクリプトの作成などの発注も増加しています。
また、“アフターコロナ ”と称される現在は、オンラインとオフラインが融合したマーケティング施策の必要性が増していることもあり、「Webマーケティング・集客」が3位にランクインしています。マーケティング需要に関連して、SNSで使用するショート動画やYouTube動画の制作・編集等が含まれる「動画編集・映像制作」も9位にランクインしました。
さらに、アプリケーションの自動化や機能の修正を行う「アプリケーション開発」が2位にランクインしました。生成AIと連携するサービスの開発も一部含まれるため、ChatGPTの台頭なども要因のひとつと見られます。
このように、これまでのフリーランス市場において発注が主流であった開発やライティング、デザイン関連の仕事だけでなく、営業・マーケティングのようなビジネスの中心となって売上を作る仕事は、AIと共創する時代の中でも人が対応することに価値を感じる方が多いことや、IT人材不足、労働人口の減少等の影響から今後も需要が高まることが推測されます。
※昨年の調査結果はこちら：https://www.lancers.co.jp/news/pr/22050/
■2023年の検索キーワードランキング
調査方法：2022年と2023年に「Lancers」の「パッケージ方式」内で主に発注者が検索したキーワードを抽出（期間は各年1月1日〜11月30日とする）
※パッケージ方式とは、「Lancers」でスキルを購入・販売できる機能です。
2023年に発注者が検索したキーワードの1位は「動画編集」となりました。「動画編集」は昨年も同様に1位であったことから引き続き需要が高いことがうかがえます。
今年1年で注目を浴びた「ChatGPT」は6位にランクインしました。ChatGPTが台頭して約1年、ChatGPTを活用した開発等の発注も増加傾向にあり、フリーランス市場でもトレンドとなっています。
その他、「ロゴ作成」「領収書」なども検索順位が大幅に上がりました。前年も上位にいる「ロゴ」に加え、「ロゴ作成」というキーワードでも検索されています。デザイン関連の「イラスト」「LP」「チラシ」も並んでランクインしていることから、デザインの発注を検討される方が多く見られます。「領収書」は、日々の中でお願いしたい秘書業務、年度末の確定申告のサポート等の需要に加え、2023年10月にインボイス制度が開始したことの影響を受けて急上昇したことが推測されます。
ランキングには入りませんでしたが、「LINE」「開業」も検索数が増加しています。「LINE」は13位の「Instagram」と同様に複数媒体で顧客接点を作る企業が増えていることから運用の需要が高いこと、「開業」は開業時に制作物やサポートを依頼できる人を探していることが考えられます。
■「パッケージ方式」急上昇キーワード
上記の検索キーワードランキングにおいて、20位以内にランクインとはならなかったキーワードも含め、検索する方が急上昇した3つのキーワードと、各キーワードの注目パッケージをご紹介いたします。
【検索急上昇した3つのキーワード】
- ChatGPT
- 営業代行
- ショート動画
検索キーワードランキング20位以内には入らなかったものの、「営業代行」「ショート動画」はパッケージを検索する方が急上昇しております。
【急上昇キーワードにおける注目パッケージ】
1.「ChatGPT」
2023年の検索キーワードで6位にランクインしている「ChatGPT」は、生成AI関連の技術進化を加速し新たなサービスの開発や企業の生産性を高めるツールとしてトレンドになりました。仕事の受発注においてもChatGPTを活用した自社チャットボットシステムの開発や導入支援等のニーズがあり、注目されています。
左：https://www.lancers.jp/menu/detail/1261925
右：https://www.lancers.jp/menu/detail/1256373
2.「営業代行」
スキルトレンドにおいても営業関連の需要は顕著に表れましたが、「営業代行」は検索キーワードランキングでランクインとはならなかったものの、前年比で急上昇している傾向が見られました。リスト作成やテレアポの代行、営業・セミナー資料等の作成などの出品・発注が増加傾向にあります。
左：https://www.lancers.jp/menu/detail/187288
右：https://www.lancers.jp/menu/detail/1263049
3.「ショート動画」
「動画編集」は検索キーワードで1位、スキルトレンドでも9位にランクインしていますが、動画編集の仕事の中でも特徴的な「ショート動画」を検索する方が急上昇しています。TikTokやYouTubeショート、Instagramのリール、LINE VOOMなど多様なSNSプラットフォーム用の投稿・広告配信向けのショート動画作成の需要が高まっています。
左：https://www.lancers.jp/menu/detail/1247000
右：https://www.lancers.jp/menu/detail/1259373
※2023年12月22日時点で出品されているものを紹介しております。
※ランサー様のご意志により、時期によって公開が停止されている場合がございますのでご了承ください。
ランサーズは、今後も「フリーランスが求められるスキル」が人々の生活様式とともに変化していくのか、定着していくのか、定期的にリサーチしてお知らせいたします。
【プロフェッショナルなフリーランスに依頼したい企業の皆様へ（発注側）】
お仕事をフリーランスの方にご依頼したい企業の方は、「Lancers」に発注者としてご登録をお願いいたします。
【プロフェッショナルなフリーランスの皆様へ（受注側）】
お仕事をお探しの方は「Lancers」にランサーとしてご登録をお願いいたします。
■ランサーズ株式会社について
ランサーズ（東証グロース：4484）は、「個のエンパワーメント」をミッションに掲げ、個人と企業をオンラインでマッチングする受発注プラットフォームを運営しております。テクノロジーを活用した新しい働き方を提供することで、個人の生活・働き方、あり方を変革し、一人でも多くの個人が働き甲斐を感じられるよりよい豊かな社会づくりに貢献します。また、200万人を超えるフリーランスとの適切なマッチングにより企業の人材不足、生産性向上、DX化促進への課題にも寄与し、外部人材活用によるイノベーション、技術革新を推進しております。
■プロに直接頼めるマーケット「Lancers」https://www.lancers.jp/
■ハイスキルITフリーランスを紹介「Lancers Agent」https://lancersagent.com/
■企業とフリーコンサルタントのマッチングサービス「Professionals On Demand」https://pod.jp/
■オンラインメンターサービス「MENTA」https://menta.work/
引用元:PR TIMES
