全米のニッターに話題沸騰の一冊、発売即重版!
- 発売前から反響を呼び、Amazonでは手芸・クラフト部門で1位に。
刊行早々に重版が決定した『もっとかんたん、きれいに編めるパティさんの編み物知恵袋』とは?
この本は、編み方の「なぜ?(WHY)」を考える本です。
「なぜ、こうやるの?」、「その代わり、こうやるのはどうかしら?」を提案します。
「なぜ?」を掘り下げることで、糸がどうやって編み目になるのか、ちゃんと理解しながら編めるようになります。この理解はまちがいなく、これからのニッティング・ライフを支える大きな力になることでしょう。
といっても、難しいことはありません。
パティさんのやわらかいユーモアと、ステップ・バイ・ステップのイラストで、初心者からベテランまで、だれでも、「えー、そうだったの!? 編み物って奥が深い!」とびっくりし、もっともっと編むのが楽しくなることでしょう。
- このような悩みを抱えていませんか? すべて改善できます!
▼作り目:2 本の棒針でやっても、きつくなってない?
▼ゲージ:きつすぎたり、ゆるすぎたりしない?
▼伏せ止め:最後の目がゆるまない?
▼かけ目:左右で大きさがそろわないのはなぜ?
▼ゴム編みやケーブル:表目の最後の列がいわゆる「ゲタ目」になっていない?
編むときの“手加減”をうまく保つコツ。“自分のゲージ”で編むにはどうしたらいいか。
なぜかゆるむ目(右上2目一度が大きくなる、段はじまりの1目めがゆるむなど)や、段差(輪編みの作り目や伏せ目、ボーダー柄、また、襟ぐりなどの)の解消方法まで。
- 推薦の声、続々!
- 目次
はじめに:本書の使い方(とその理由)
序章 ニッターの「こうしちゃダメ?」に応える本
本書を読まれる前に(訳者より)
第1章 編み物の真理
表目や裏目やその他諸々
編み目の構造について:まぎれもない真実
編み目はどうできる?
イースタン、ウェスタン、コンビネーション:旅先はどちらへ?
第2章 ゲージ
小さなセーターから巨大な帽子まで
スワッチという奇跡の道具
真実はすぐそこにある(または、スワッチと仲良くなりましょう)
もっといい編み地にしよう:編むときの手加減について
ゲージが合うことが必ずしも素晴らしいことではないわけ
第3章 パターン
何を使って編むか(もしくは「一流シェフ」になるには)
何を編むにもサイズは大事
パターンのひみつの言語
第4章 作り目
ロングテール・キャストオン(指でかける作り目)
ケーブル・キャストオン
どうして「100」まで数えられないの?
第5章 増し目と減目
美しい減目
増し目:美しく増やす
第6章 やっかいな問題とひみつの解消方法
新しい糸玉に糸継ぎをする:想像する以上に多くの方法がある!
その1目めを直そう:糸送りが妨害されている
輪編み:まわれ、まわれ
輪編みの引き返し編みについて:触れたがらない問題
輪の編み終わり――あのスリンキー(段差)をなくす
リブ編み――いつも快適に編めるとは限らない
セーター編みに役立つスキル
第7章 仕上げ
よりよい「伏せ止め」
ブロッキング:最後の仕上げ
糸始末:リバーシブル? それともリバーシブルでない?
すくいとじ:とじはじめはひみつの方法で
拾い目:自分の道を行こう
最強のボタンホール
袖付け
第8章 最後の知恵のことば
参考情報:基本テクニック
索引
著者の紹介、謝辞、翻訳者の紹介
- 著者・訳者紹介
■著者
パティ・ライオンズ(Patty Lyons)
著名な編み物講師、そして技法の専門家として、アメリカ各地のギルド、毛糸ショップ、編み物イベント等で講座を開催、また自らもリトリートを主宰している。棒針編みの「HOW(方法)」にとどまらず「WHY(なぜ、そうするのか)」を追究・伝授することを通して「意識の高いニッター」を育成することに定評がある。彼女の人気講座はDVD、もしくはウェブサイト(pattylyons.com)でのストリーミング配信を通して受講できる。
パティのデザインや棒針編みの技法に関する記事は『Vogue Knitting』、『Interweave Knits』、『Knit Purl』、『Knitter’s Magazine』、『Cast On』、『Knit Style』、『Creative Knitting』、『Twist Collective』などの誌面に掲載され、『Modern Daily Knitting』誌では毎月読者にアドバイスを提供する「Ask Patty(パティに聞いてみよう)」のコラムも掲載している。
■翻訳者
西村知子(にしむら・ともこ)
ニットデザイナー、翻訳家。日本手芸協会手編み師範。京都市生まれ。ニューヨークですごした幼少時代、祖母や母の影響で編み物に興味を持つ。学生時代から手編みのオリジナル作品を手がけるように。社会人になってからは通訳・翻訳を仕事とする一方で編み物の研鑽も重ね、やがてその両方を活かした編み物の仕事がライフワークとなる。現在は英文パターンを用いたワークショップや講座、編み物関連の通訳や翻訳、オリジナルデザインの提案など、幅広く活躍している。
著書に『編みもの「英文パターン」ハンドブック』(東京書籍)、『西村知子のもっともっと英語で編もう』(日本ヴォーグ社)、『棒針編みの作り目&止めハンドブック』(小学館)、翻訳書には『棒針編み大全』、『靴下を編む52週』(グラフィック社)、『Leafy ナンシー・マーチャントのブリオッシュ編み』(誠文堂新光社)など
引用元:PR TIMES