韓国でも「泣ける!」と話題の絵本。子の自立の意味を教えてくれる『くまのこポーロ たびだちのもり』2月16日(金)発売
プレスリリース要約
株式会社主婦の友社は、『くまのこポーロ たびだちのもり』(前田まゆみ 作・絵/【Amazon】https://www.amazon.co.jp/dp/4074564092/) を2024年2月16日(金)に発売いたしました。2018年に刊行した『くまのこポーロ』の内容を一部改訂した新版です。
- ツキノワグマが教えてくれる「子の自立」の意味
こぐまのポーロが母親から自立していく姿を描いた絵本『くまのこポーロ』(2018年刊)の原稿を一部改稿して『くまのこポーロ たびたちのもり』として生まれ変わりました。日本のみならず韓国でも「とにかく泣ける」「心があたたかくなる」と人気の本作が描き出すテーマは「子の自立」です。
親として子育ての最終目的は、子どもがしっかりと自分の足で立てるようになることです。その日に向かう日々の積み重ねは、親にとってだけでなく、子にとっても生きる力になります。そして、親子でいっしょにいられる時間は意外と短くはかないことを、約2年で子育てを終えるツキノワグマの親子が教えてくれます。
著者は『野の花えほん』などで人気の作家、前田まゆみさん。
愛らしいポーロの成長の丁寧な描写はもちろん、場面を彩る細密な植物画も必見です。
- 韓国では重版を重ねるほど人気。「泣ける」とレビューが続出
2019年4月に、韓国でも翻訳版(『시작하는 너에게』Woongjin Think Big刊)が出版されると、お母さんたちから高い支持を得て、これまで何度も重版しています。韓国のネット書店のレビューには、熱いコメントが投稿されており、その一部をご紹介します。
♦「お母さんはいつまでもあなたのお母さんだよ、愛してる」って子どもに言ってあげました。独り立ちする子どものために応援のメッセージがこめられた本です(Aladin書店)
♦朝ごはんを食べながら読んでほしいと言うので、読みはじめたところ、私のほうが大泣きしまい、「お母さんどうしたの」と子どもが戸惑った本。君たちもいつか旅立ってていくだろう..嬉しい気持ちで送るためには私は何を準備すればいいのか……と考えさせられました(Aladin書店)
♦ほとんどの子供たちは保育園または幼稚園に行くタイミングで、母親と離れる時間を経験します。ポーロがお母さんと別れて新しい始まりを迎える物語を温かく描き出しているこの絵本は、新しい始まりを迎える子どもと一緒に読むといいと思いました(Yes24)
- 著者の前田まゆみさんからのメッセージ
もともとこのお話は、あとがきにも書かせていただいているとおり、秋田県のマタギの方々の間に伝わるというツキノワグマの子別れの伝説をもとにした「子どもの自立」「親離れ子離れ」を描いたお話です。成長し巣立っていく子どもの気持ちと、それを見守る母ぐまの気持ち、両方に思いを馳せながら書きました。
初版から6年間、書店さんなどでのトークショー、学校や子ども園などへ訪問し、この絵本を朗読させていただく機会が多くありました。その際に感じていたことがあり、また6年の間にじぶんも年を重ね、身近な次世代の子どもたちの成長や巣立ちの姿を見ながら新たな考えもうまれ、その中で、元のテキストをたいせつにしつつ、いくつかの部分を修正しました。
子ども時代というのは人生の中で何なのか、またその時間を生きている人たちへ愛情を伝えるために一番かけたいことばは何なのか、成長とは何をめざすべきものなのか、などなど、じぶんの中でもさまざまな問いかけがさらにうまれています。この絵本とともに、すこしでも多くの読者の方々と、新たな対話をさせていただけたらと願っています。
- 書誌情報
タイトル:くまのこポーロ たびだちのもり
作・絵:前田まゆみ
定価:1650円(税込)
発売日:2024年2月16日(金)
判型、ページ数:AB変、32ページ
ISBN:978-4-07-456409-5
出版社:主婦の友社
Amazon:https://www.amazon.co.jp/dp/4074564092
楽天ブックス:https://books.rakuten.co.jp/rb/17749064/
★電子書籍も同時発売
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引用元:PR TIMES