【大和アセット】「日本版ドラッカー研究所スコア」を開発

プレスリリース要約

米国のドラッカー研究所スコアは、ピーター・ドラッカー氏の5つの原則に基づき、企業業績に影響を与える要素を数値化したものであり、2017年から米国企業647社に対して付与されている。一方、「日本版ドラッカー研究所スコア」は、同様の概念と手法に基づき、日本企業の評価に適したデータを選定してスコア化し、東京証券取引所上場の503社にスコアを付与した。このスコアは企業価値に占める無形資産の割合を可視化し、ミエナイチカラの重要性を認識することで、日本企業の競争力を高めることを目指している。さらに、同スコアを活用した日本株アクティブファンドの開発を進め、日本企業の企業価値向上や日本株市場の発展に貢献する考えだ。
米国のドラッカー研究所スコアは、ピーター・ドラッカー氏が提唱する企業業績に影響を与える 5つの原則である「顧客満足」「従業員エンゲージメント・人材開発」「イノベーション」「社会的責任」「財務力」を数値化したもので、2017年から公表がされており、現在では米国企業647社に対して付与されています。

今回開発した「日本版ドラッカー研究所スコア」※4は、米国のドラッカー研究所スコアの概念・手法に基づき、さらに日本企業の評価に適したデータを選定したうえでスコア化しました。このたび、東京証券取引所上場の503社※5に対しスコアを付与しました。

米国と同様に、日本においても企業価値に占める無形資産「ミエナイチカラ」の割合が今後大きく拡大すると想定する中で、「ミエナイチカラ」を可視化し、測定するシステムが重要な役割を果たすと考えたことが、「日本版ドラッカー研究所スコア」開発の出発点でした。「日本版ドラッカー研究所スコア」を通じて、企業を取り巻くすべてのステークホルダーが「ミエナイチカラ」の重要性を強く認識することで、日本企業の競争力を持続的に高めることができると信じています。当社は、同スコアを企業へのエンゲージメント活動にも活用します。

そして、当社は「日本版ドラッカー研究所スコア」を活用した日本株アクティブファンドの開発を進めています。投資家の皆さまに良質なパフォーマンスを有するファンドを提供するとともに、日本企業の企業価値向上や日本株市場の発展に貢献してまいります。

当社は、共に挑戦し続けるパートナーとして投資を通じチャンスある未来を実現します。

  

※1 ミエナイチカラ:財務・非財務情報に関わらず、経営基盤として企業が保有する価値創出源でありながら測定が難しいもの。例えば無形資産である人的資本、ブランド等。

※2 ドラッカー研究所:ドラッカー研究所(米カリフォルニア州)は、組織力を高めて社会を強化することを使命とするクレアモント大学院大学にある研究機関。https://www.drucker.institute

  ※3 ドラッカー研究所スコア:ドラッカーの 5 つの原則にかかわる調査データに基づく米国企業のスコアリング。過去数年にわたりウォールストリートジャーナルにて毎年 12 月に公表している。大和アセットマネジメントは、ドラッカー研究所スコアの日本国内における独占使用契約を締結している。

 ※4 日本版ドラッカー研究所スコア:ドラッカー研究所スコアの概念・手法に基づき、大和アセットマネジメントが開発実務を担って日本企業のスコアリングを行ったもの。当プレスリリースの6ページに、上位銘柄の内5銘柄を掲載。

※5 2023年11月30日現在、「TOPIX500」または「JPXプライム150」指数に採用されている510社のうち、その後上場廃止となった企業およびデータ欠損によりスコア算定できなかった企業を除いた503社。

以上

「日本版ドラッカー研究所スコア」のメソドロジー、「日本版ドラッカー研究所スコア」で使用している指標一覧、「日本版ドラッカー研究所スコア」(2023年)上位企業の紹介は、プレスリリースのP3-6をご覧ください。(下記リンク参照)

▼プレスリリース 「日本版ドラッカー研究所スコア」を開発

https://www.daiwa-am.co.jp/company/press-release/20240321_01.pdf

引用元:PR TIMES

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