オリコ、セレンディクス 3Dプリンター住宅ローン商品化
プレスリリース要約
■「3Dプリンター住宅ローン」商品化の背景について
セレンディクス株式会社は、日本初の3Dプリンター住宅メーカーとして、2022年に10m2タイプの「serendix10」、2023年に2人世帯向けの「serendix50」の販売を開始するなど、業界に先駆けて3Dプリンター住宅の製品開発を進めてきました。
一方で、新しいテクノロジーであり国内で実績の少ない3Dプリンター住宅には、適用される住宅ローンがなく、購入するうえで大きな制約となっていました。オリコとセレンディクスは、この課題に対して、「より自由に家を購入できる社会の実現」を目指して協力し、今後の本格的な量産化に先駆けて「3Dプリンター住宅ローン」を商品化いたしました。
■「3Dプリンター住宅ローン」の概要
「3Dプリンター住宅ローン」は、セレンディクスが提供する3Dプリンター住宅の購入に対応する、無担保消費性ローンです。地域金融機関が本ローンを提供し、オリコが地域金融機関の保証を担います。個人のお客さまを対象とし、ご利用上限額は1,000万円、ご利用期間は15年までです。セレンディクスが販売する3Dプリンター住宅の価格に合わせて、本ローンのご利用額やご利用期間をコンパクトに設定しています。
今後は法人・個人事業主のお客さま向けにも小口事業性融資を開始予定です。法人・個人事業主のお客さまのお申込み上限金額は500万円、ご利用期間は最大で5年になります。(5月 中旬より取り扱い開始予定)
なお、本ローンの販売に係わるUI設計については、2021年7月からオリコと提携するクラウドローン株式会社(https://crowdloan.jp) の仕組みを活用しています。
<「3Dプリンター住宅ローン」のフロー図イメージ>
〈オリコ 金融法人部門 常務執行役員 笠間 仁志コメント〉
当社は今年2月にセレンディクス様と「日経優秀製品・サービス賞2023」の表彰式にてお会いし、コストや時間の削減だけでなく、建設業界の高齢化に伴う人材不足への対応など、持続可能な地域づくりへの貢献に資する取り組みとして、本プロジェクトを始動しました。今後とも、サステナビリティを経営の軸に据えた中期経営計画において、「GREEN」「DIGITAL」「OPEN INNOVATION」を切り口として、お客様起点で価値を創造し、社会への貢献と企業価値の向上を実現していきます。
〈セレンディクス 執行役員COO飯田 國大コメント〉
当社は、ミッションとして「車を買う値段で家を買える社会の実現」を目指しています。オリコ様とは、今年2月の「日経優秀製品・サービス賞2023」の表彰式にて出会いました。お互いの想いに共感し、わずか2カ月で今回の取り組みが実現しました。今後、お客様に選択の自由を与える「3Dプリンター住宅ローン」が3Dプリンター住宅の普及に大きく貢献することを期待しています。
■セレンディクス株式会社概要
会社名:セレンディクス株式会社 (https://serendix.com/)
所在地:兵庫県西宮市甲陽園目神山町1-1
代表者:代表取締役CEO 小間 裕康
設立:2018年8月
資本金:5億1300万円 (資本準備金含む)
事業内容:3Dプリンター住宅の開発及び販売
セレンディクスは、日本初の3Dプリンター住宅メーカーです。2022年3月に日本初の3Dプリンター住宅「serendix10」を23時間で完成以降、2023年には販売第1号として長野県佐久市に施工、納入いたしました。セカンドモデルである「serendix50」は、2人世帯向け3Dプリンター住宅です。50平方メートルの広さがあり、キッチン、バスルームなど水回りも備えます。価格は550万円(税別)を予定し、今夏までに先行モデルとして、限定6棟の建設を計画しています。今後、大規模量産できる体制を整備していく予定です。
■株式会社オリエントコーポレーション会社概要
会社名:株式会社オリエントコーポレーション ( https://www.orico.co.jp/ )
所在地:東京都千代田区麹町5丁目2番地1
代表者:代表取締役社長 飯盛 徹夫
設立:1954年12月27日
事業内容:銀行保証事業、決済・保証事業、海外事業、カード・融資事業、個品割賦事業
オリコは、1983 年より金融機関と提携した個人向け融資の保証業務を開始しました。証書貸付 タイプの「フリーローン」「目的ローン」、極度額内で繰り返しご利用いただけるカードタイプの「カードローン」など、多くの金融機関にご導入いただいています。今後も金融機関との提携関係の一層の強化を図り、クレジット事業で培った豊富なノウハウで、お客さまに満足いただける商品・サービスを提供してまいります。
引用元:PR TIMES