AnyMind Group、マレーシアのECイネーブラーArche Digital社の全株式取得(子会社化)に関するお知らせ
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プレスリリース要約
■背景と狙い
当社グループは、2016年にシンガポールで創業し、アジアを中心に15ヵ国・地域に拠点を構えるテクノロジーカンパニーです。「Make Every Business Borderless」というミッションのもと、ブランド構築、生産管理、メディア運営、ECサイト構築・運営、マーケティング、物流管理をワンストップで支援しています。グローバルに統一された各種プラットフォームと各国に専門性の高いローカルチームを配置しており、ソフトフェアとオペレーションの双方から事業成長を支援するBPaaS(*1)モデルのソリューションを強みとしています。
Arche Digital社は、マレーシアでEC運営とマーケティングに関する業務を包括的に支援するECイネーブラー(*2)です。創業以来、グローバルスキンケアブランドや日用品ブランドを含むさまざまな企業のEC事業をサポートし、100万件以上の注文を獲得してきました。
「Worldwide Ecommerce Forecast Update 2023」(*3)によると、マレーシアのEC市場は2027年には2022年の100億米ドルの約2倍の192億米ドルに成長する予測です。そこで、マレーシアのEC支援事業体制の強化を図るべく、Arche Digital社の子会社化を決定しました。2023年のインドネシアのDDI社に続き、2社目のECイネーブラーの買収となります。当社のEC関連のプラットフォームをはじめとするとテクノロジー技術や現地法人のグローバルネットワークと、Arche Digital社のマレーシアにおけるECオペレーションチームやクライアントネットワークをかけ合わせたBPaaSモデルのソリューションにより、国内外のブランドのマレーシアにおけるEC事業を力強くサポートできると考えています。
<AnyMind Group 共同創業者兼代表取締役CEO 十河 宏輔のコメント>
当社は、注力事業における事業基盤や組織強化を目的に、過去8件M&Aを行っており、今回が9件目、マレーシアの企業としては初となります。M&Aを検討する際は、「事業を中長期で牽引できる経営陣の存在とカルチャーフィット」「既存事業とのシナジー」を精査しています。Arche Digital社は、マレーシアのEC領域に深い知見のある経営陣が揃っており、多くのブランド企業を支援した実績があります。当社とArche Digital社は、強いシナジーを生み出すことができると確信しています。
<Arche Digital Managing Director Steven Tanのコメント>
これまでの自社の歴史を大切にしながら、AnyMindと共に、新たな一歩を踏み出したいと考えています。共通のビジョンをもち、成長、イノベーションそして成功をわかち合う旅に出る準備はできています。
*1:Business Process as a Serviceの略。ソフトウェアとオペレーション支援機能を組み合わせて提供するビジネスモデル
*2:IT、流通およびマーケティング機能を複合的に備えECバリューチェーン全体を支援する企業
*3:出所 eMarketer (2023年12月)
【参考】
Arche Digital Sdn. Bhd.の全株式の取得(子会社化)に関するお知らせ
https://www.release.tdnet.info/inbs/140120240320556484.pdf
マレーシアArche Digital社のグループ参画について
AnyMind Group、インドネシアのECイネイブラー PT Digital Distribusi Indonesia全株式の取得(子会社化)に関するお知らせ(2023年5月12日)
https://anymindgroup.com/ja/news/press-release/agreement-acquire-ddi
インドネシアのECイネイブラー PT Digital Distribusi Indonesiaの全株式の取得(子会社化)完了に関するお知らせ(2023年9月25日)
https://anymindgroup.com/ja/news/press-release/ddi-ma-completion
■Arche Digitalについて
Arche Digitalはマレーシアに本社を構えるECイネーブラーです。マレーシアのブランド企業に対し、EC展開における戦略策定、運営支援、倉庫・物流管理、ストア運営、マーケティング、カスタマーサービスなど、多岐にわたるサービスを提供しています。2015年の創業以来、グローバルスキンケアブランドなど多くのフラッグシップストアの立ち上げを支援し、注文総数は100万件を超えています。
■AnyMind Groupについて
AnyMind Groupは、2016年にシンガポールで創業し、アジア市場を中心に15ヵ国・地域に拠点を構えるテクノロジーカンパニーです。独自開発のプラットフォームと各国で築いたローカルネットワークを活用し、ブランドコマース事業とパートナーグロース事業をグローバルに提供しています。ECマネジメントプラットフォーム「AnyX」やインフルエンサーマーケティングプラットフォーム「AnyTag」などのプラットフォームやソリューションを9つ展開。ソフトウェアとオペレーション支援機能を組み合わせた「BPaaS」(Business Process as a Service)モデルで提供することで、DX推進と業務の効率化・省人化を実現し、クライアントの事業成長に貢献します。
会社名 :AnyMind Group株式会社
設立 :2016年4月
URL :https://anymindgroup.com/ja/
所在地 :東京都港区六本木6-10-1 六本木ヒルズ森タワー31F
代表者 :代表取締役CEO 十河 宏輔
拠点 :日本(東京・佐賀)、シンガポール、タイ(バンコク:2拠点)、ベトナム(ホーチミン・ハノイ)、インド(ムンバイ・デリー・バンガロール)、インドネシア(ジャカルタ・バンテン)、フィリピン、台湾、香港、マレーシア、カンボジア、アラブ首長国連邦、上海、深セン、韓国、サウジアラビア
事業概要:
ブランドコマース事業
ブランド企業及びインフルエンサー・クリエイターなどの個人向けに、EC及びD2C領域を中心としたブランドの設計・企画から、生産管理、ECサイトの構築・運用、マーケティング、物流管理をワンストップで支援するプラットフォームを開発・提供しています。
パートナーグロース事業
Webメディアやアプリを運営するパブリッシャーとクリエイター向けに、自社プラットフォームを活用した収益化及びブランド成長に向けた支援サービスを提供しています。
引用元:PR TIMES