SWAT Mobility、阪急バスに路線バスの乗降データの高度な可視化と分析を可能とする分析システムを開発・提供

プレスリリース要約

阪急バスは利用者減少や運転手不足に直面し、膨大な乗降データの活用が必要と感じていた。SWAT Mobilityは乗降データ分析システムを開発し、人口動態や天気情報を考慮して多角的なデータ分析を可能にした。このシステムは運行課題の特定やダイヤ改正の効果可視化を支援し、全国のバス事業者にも役立つ。SWAT Mobilityはオンデマンド交通運行システムや物流配送最適化システムを提供し、世界トップクラスのルーティング・アルゴリズムを持つ。SWAT Mobility Japanは2020年に設立され、テクノロジーを通じた社会実装を追求している。

分析システム画面イメージ分析システム画面イメージ

●阪急バスが抱える課題

阪急バスは、利用者の減少や2024年問題からくる運転手不足への対応が求められる中、日々蓄積される膨大な路線バスの乗降データを活用した可視化・分析を行い、運行ダイヤに活かす必要性を感じていました。既存の分析システムでは、データ可視化・分析に関する阪急バスの要求を完全に満たせず、可視化内容の柔軟な変更にも限度がありました。

●SWAT乗降データ分析システム

SWAT Mobilityは、京阪神地区に15の営業所と500以上の系統数を有し、1日あたりの乗車件数が約10万件以上にものぼる阪急バスのデータ分析に関する課題を解決するために、乗降データ分析システムを開発しました。分析システムでは、人口動態や天気情報を考慮し、路線バスの運行路線、系統、便など多角的なデータ分析が瞬時に行える機能や地図上に乗降データを可視化する機能を有し、誰もが、容易に、運行課題を特定することが可能になります。また、過去に運行していたダイヤの乗降データを比較・分析することができ、ダイヤ改正によって生じた影響や効果を可視化・分析し、将来のダイヤ改正に活かすことができます。

本分析システムを通じて、利用者減少や2024年問題からくる運転手不足と言った課題を抱える全国のバス事業者を支援していきます。

●SWAT Mobility Japanについて

SWAT Mobilityは人・モノの移動に関する課題解決のため、オンデマンド交通運行システム、路線バス交通分析ツール、物流配送最適化システムを提供しています。最少の車両台数で複数の乗客・モノを効率良く相乗りさせるルーティング・アルゴリズムは世界トップクラスと認定されています。テクノロジーの社会実装を通し、当社ビジョン”Empowering the world to move more with less”の実現を追求していきます。

SWAT Mobility Japan株式会社

所在地:東京都中央区日本橋

代表者:代表取締役 末廣将志

設立:2020年

ホームページ: https://www.swatmobility.com/jp


引用元:PR TIMES

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