マネーフォワードとPrivateBANK、合弁会社となるマネーフォワードプライベートバンク株式会社を設立
Table of Contents
プレスリリース要約
※1:本プレスリリースでは野村総合研究所の発表を参考に、資産保有額5億円以上の方を「超富裕層」と表現します
※2:本プレスリリースでは複数の家族集団の資産管理・運用を行う専属組織を指します
■本合弁会社設立で展開する事業について
マネーフォワードプライベートバンクでは、主に資産総額10億円以上の超富裕層に向けて、ユーザーサイドに立ったファミリーオフィス事業を展開し、利用者の資産管理および資産形成をサポートするとともに、様々なコンシェルジュ機能を提供します。サービスの利用者は、パーソナライズされた資産管理・形成に関するコンサルティングを受けることが可能となります。また、ユーザーのニーズにあわせて、贈与・相続などのお金に関する悩みや、事業承継、社会貢献や寄付、健康、教育・留学のサポートなど非金融の領域もコンシェルジュ機能で併せてご相談いただけます。
■本合弁会社設立の背景
マネーフォワードでは、「お金を前へ。人生をもっと前へ。」をMission(ミッション)に、「すべての人の、『お金のプラットフォーム』になる。」をVision(ビジョン)に掲げ、サービスを提供しています。一人ひとり異なるお金の悩みや不安、課題に寄り添い、解決のためのソリューションを提供し続け、多くの方の人生がより豊かになる世界の実現を目指したいと考えています。また、PrivateBANKでは、「日本に『本物の』富裕層向けコンサルティングを」をミッションに、徹底した顧客本位を貫くファミリーオフィス事業を展開しています。これまで金融資産100億円以上の方を対象としておりましたが、より多くの超富裕層の方へサービスを提供し、日本におけるファミリーオフィス文化の醸成を目指しております。
世界では、超富裕層が抱える課題の解決に向け伴走するパートナーとしてファミリーオフィスが存在しますが、その多くは資産総額100億円以上の、ごく限られた方を対象に運営されています。日本国内では、ファミリーオフィス自体の数が少なく、あまり馴染みのない存在でもあります。また、国内において、純金融資産保有額(※3)が5億円以上の層は増加傾向にあり、2021年時点で9.0万世帯(※4)あると発表されています。両社はこれらの世帯に該当する方へのヒアリングを重ね、ヒアリングを通して「株式投資や不動産等、自身の資産ポートフォリオをどう見直すべきか分からない」「所有する資産全体のバランスシートやキャッシュフローを管理する時間的な余裕が無い」「お金に関する課題感について、適切な相談先が見つからない」などといった固有のお金にまつわる悩みや課題があると分かりました。
これらの両社の想いや、社会的背景および課題感を受け、ファミリーオフィスが相談しやすい存在であり、超富裕層の課題解決のための選択肢となる世界を目指して、マネーフォワードプライベートバンクを設立いたしました。
※3:預貯金、株式、債権、投資信託など、世帯として保有する金融資産の合計額から不動産購入にともなう借入などの負債を差し引いた額のこと(参考元:野村総合研究所 2023年3月1日公開「野村総合研究所、日本の富裕層は149万世帯、その純金融資産総額は364兆円と推計」より)
※4:野村総合研究所 2023年3月1日公開「野村総合研究所、日本の富裕層は149万世帯、その純金融資産総額は364兆円と推計」の表1より
■両社代表からのコメント
佐藤 貴之 株式会社PrivateBANK 代表取締役
/マネーフォワードプライベートバンク株式会社 代表取締役社長(写真右)
PrivateBANKが提供するファミリーオフィスはこれまで、完全オーダーメイドで対応しており、本来は極めて個別性と守秘性の高い門外不出の業務となります。しかし、日本の重要な課題である個人金融資産の活用を促進するためには、多くの超富裕層にファミリーオフィスという資産管理の新たな選択肢を提供する必要があると考えており、これまで私たちが培ってきたサービスと、マネーフォワード社が得意とするお金の見える化のノウハウを掛け合わせることで、より多くの方々にご利用頂くことが可能になると考えております。超富裕層に真剣に向き合ってきた私たちだからこそできることがある、そう信じて、本合弁会社で新たな超富裕層の金融インフラ・プラットフォームを創っていくことを目指していきます。
辻 庸介 株式会社マネーフォワード 代表取締役社長CEO
/マネーフォワードプライベートバンク株式会社 代表取締役 副社長(写真左)
マネーフォワードはこれまで、一人ひとりの人生を前へ進めるサポーターとして、お金というテーマを軸に、様々なサービスを提供してまいりました。今回、これまで多くの超富裕層の課題解決を行ってきたPrivateBANK社とともに、主に資産総額10億円以上の世帯の皆さまに向けた、ユーザーサイドにたったサービスとして、ファミリーオフィス事業に挑戦いたします。マネーフォワードがこれまで培ってきたテクノロジー、そしてお金の見える化に対するノウハウを活かし、より良いサービスの提供と、お金の課題解決に向けたソリューションとして、新しい時代のファミリーオフィスをPrivateBANK社と共に創っていきたいと考えております。
■合弁会社の概要
名称 :マネーフォワードプライベートバンク株式会社
所在地 :東京都港区芝浦三丁目1番21号
代表者 :代表取締役社長 佐藤貴之、代表取締役 副社長 辻庸介
設立日 :2024年2月26日
資本金 :1億円(資本準備金5,000万円含む)
株主 :株式会社マネーフォワード(51%)および株式会社PrivateBANK(49%)
事業内容:ファミリーオフィス事業
URL :https://moneyforwardprivatebank.com/
■ 株式会社PrivateBANKについて
名称 :株式会社PrivateBANK
所在地 :東京都港区赤坂9-7-2 ミッドタウン・イースト4階
代表者 :代表取締役 佐藤貴之
設立 :2014年3月
事業内容:ファミリーオフィス事業、不動産アセットマネジメント事業、エンジェル投資家支援事業
URL :https://privatebank.co.jp/about/
■株式会社マネーフォワードについて
名称 :株式会社マネーフォワード
登録番号:金融サービス仲介業者 関東財務局長(金サ)第10号
加入協会:一般社団法人日本金融サービス仲介業協会
所在地 :東京都港区芝浦 3-1-21 msb Tamachi 田町ステーションタワーS 21F
代表者 :代表取締役社長CEO 辻庸介
設立 :2012年5月
事業内容:PFMサービスおよびクラウドサービスの開発・提供
URL :https://corp.moneyforward.com/
主要サービス:
お金の見える化サービス『マネーフォワード ME』 https://moneyforward.com/
バックオフィスSaaS『マネーフォワード クラウド』 https://biz.moneyforward.com/
*記載されている会社名および商品・製品・サービス名(ロゴマーク等を含む)は、各社の商標または各権利者の登録商標です。
引用元:PR TIMES