理系の子を持つ親御さん、先生方へ!『高専は地球を救う 初めての「社会実装教育=テクノロジー×アントレプレナーシップ」の解説書』発売。知られざる”高専”の魅力とは?
プレスリリース要約
『高専は地球を救う 初めての「社会実装教育=テクノロジー×アントレプレナーシップ」の解説書』(著・加椎玲二)
「高専は地球を救う」は、近年拡大する社会的課題に着目し、これを解決する人材育成を始めた高専の魅力を解説します。
そして全国の理系小中学生を高専に誘うために、そのご両親(中学校の進路指導教員含む)を第一購買層として出版します。
- 日本の将来に必要不可欠!高専が行う「社会実装教育」とは
現在、地球上のあらゆる場所で深刻な社会的課題が発生しており、拡大をして私たちの生命や生活を脅かしています。
この社会的課題は地球環境、資源・エネルギー、自然破壊・有害外来種、安保、経済、防災・減災・防犯、社会・建築・工場インフラの老朽化、食品・農林水産業、医療福祉、障害者支援、人手不足、少子高齢化、人権/倫理/労働、教育/地域社会などの分野のあらゆるところで生じており、私たちはこれらを丁寧に解決する必要があります。
近年、高専は「社会実装教育」により世界の社会的課題を解決する人材を輩出し始めました。
(高専とは中学校卒業後、5年間で工学系専門知識を学ぶ全国62キャンパスある高等教育機関です)
次の図は特定外来生物のハチを羽音で追跡し、巣の発見に役立つシステムを開発した高専チームの紹介で、数々のコンテストで優秀な成績を治めた事例です。
この図は単にある高専のひとつのグループ活動に過ぎません。
このような様々な分野の社会的課題を解決に至るように活動しているチームが全国の高専にたくさん存在しており、日夜解決に向けた①研究開発、②ユーザーとの試作品評価、③事業性の確立のためのビジネスプラン熟成に取り組んでいます。
この本では高専教育の全体像を説明した後、社会実装教育の実情、全国で活躍するチームの紹介、並びに社会実装教育の定義とノウハウを解説します。
社会実装教育とは下記に示す社会実装能力を育む教育です。
理系離れが進む中で、優秀な理系小中学生を高専に誘うのは喫緊の課題であり、科学技術立国を標榜する日本の大きな課題です。
この本を出版することにより、1人でも多くの優秀な理系小中学生が高専に入学したいと思う気持ちを育み、将来山積する日本の、世界の社会的課題を解決する人材に育つことを支援します。
また、社会実装教育の内容である専門性の知識に加え、①課題発見力、②他者理解力、③事業性能力は組織社会で活動する社会人や起業をする方々にとってなくてはならない能力で有り、仕事を効率よく効果的に推進するために参考となる考え方や指針を提供します。
- 進路参考書としても、ビジネス書としても。幅広い読者に役立ちます
●理系の少年少女の親御さん
高校受験の選択肢の前で悩める親御さんに対し、受験戦争とは距離を置く高専の教育制度を知っていただくことにより、新たな選択肢を見出していただける。
●小中学校の進路指導関係教職員
在校する理系の少年少女の可能性や能力の引き出しを高専という学校種に求められ、本人や親御さんに高専を推薦するベースとなる知識を持つことが出来る。
●高専生
在校する高専生にとっては卒業後の「起業のノウハウ」や「組織社会でのマネジメント」の本質を本書を通じて概要として身につけることが出来る。
●高専の教職員
これから全国高専で本格化する「社会実装教育」の内容を体系として言語化していく上で参考になる本で有り、かつ起業家や組織社会のマネジメントのノウハウを卒業を控える学生に伝える参考書となる。
●一般社会人
(個人起業家や組織社会の)社会人は日常のあらゆる出来事に対処するために働いているが、これは「問題解決」であったり「課題解決」であることが多い。その場合この本を読むことで、社会実装の各能力を知り、身につけて効率よくかつ効果的に業務完遂することにより「問題・課題解決」ができる。
- 本の章立てと概要
この本の章立ては以下の様になっています。
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はじめに
第1部 理系少年少女の子供さんのご両親へ
第1章 迫り来る社会的課題
第2章 高専教育Ⅰ -比類なき教育システム-
第3章 高専教育Ⅱ -すごすぎる教育研究の高度化-
第4章 高専生の「社会実装教育」とは
第5章 アントレプレナーシップを育成する仕組み
第6章 社会的課題を解決する事例
第2部 技術者の方へ、「マネジメントとは」
第7章 会社など組織社会でもますます重要性を増すアントレプレナーシップ
第8章 社会実装の本質 -技術者諸君「現場で行き詰まったらここを読め!」-
第3部 高専の最近の話題など
第9章 高専教育の展望
第10章 余談
おわりに
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第1部は主にご両親や中学校教職員の方に全国に散らばる高専の教育を性質的な面で解説し、理解を深めていただき、その上で社会実装教育とそのコアとなるアントレプレナーシップ教育を解説します。
そして、アントレプレナーシップを育む教育環境を解き明かして、そこから生まれる社会的課題の解決を実行する全国の高専の活動を事例として示します。
第2部では特に社会人向けの内容となっており、起業にしても組織社会で活動するにしてもアントレプレナーシップが欠かせない事を示し、事例として組織人の新入社員時代から経営者層の各シーンでこの能力発揮が必要であることを解説します。
そして、ビジネスというものが「社会実装」という場面に匹敵する場合があることから、社会実装(=ビジネス展開)の各シーンで実務的なノウハウや手法を示します。
第3部では今後の高専教育を①社会実装教育、②教育の高度化分野(GEARとCOMPASS)、③KOSENの輸出などグローバル化の展開を予想し、高専を受けたいと希望する方々にアドバイスをいたします。
また、余談として「高専化」に傾倒する大学の話題などを取り上げます。
そして近年実施された教育学研究者による高専卒業者や大学卒業者の大規模調査から見える給与水準比較や昇進、仕事の満足度の状況を解説するなどします。
- 書籍完成にあたって
正確な情報を元にするため、著者自身が高専機構や関連高専の当該教員や関係者にインタビュー調査するなどをしています。
執筆は著者1人によって行いましたが、高専関係者と一般の方の数名の文章査読チームを設け、情報の正確性チェック、誤字、文言修正、分かりやすい表現、ビジネスマネジメントの中でのエピソード提案などを行い、本としての完成度を高めました。
読みやすい工夫としての本文内イラストは、高専出身のイラストレーター(もっちゅるさん)に挿入の協力をいただきました。
- 著者プロフィール
加椎玲二
佐世保高専 機械工学科 S52年卒
本田金属技術株式会社勤務 S52年~R3年(44年)
ものづくりの会社で技術者として活動
管理職昇進後はものづくりマネジメントとしてTQM教育や会社内の「ものづくり塾」で教授兼事務局として全社的な教育を推進
2016年から佐世保高専同窓会東京支部長を務め、高専制度の変遷や最近の動向を調査研究している
- 書籍情報
書籍:高専は地球を救う 初めての「社会実装教育=テクノロジー×アントレプレナーシップ」の解説書
著者:加椎玲二
出版社:パレード
発売日:2024年3月4日
ISBN:978-4-434-33406-1
仕様:A5判/並製/252ページ
価格:1,800円+税
Paradebooks:https://books.parade.co.jp/category/genre05/978-4-434-33406-1.html
Amazon:https://amzn.to/3vG1Kai
- 出版社情報
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【会社概要】
商号:株式会社パレード
大阪本社:大阪府大阪市北区浮田1-1-8
東京支社:東京都渋谷区千駄ヶ谷2-10-7
代表取締役:原田直紀
設立:1987年10月20日
資本金:4000万円
事業内容:広告企画・アートディレクション、グラフィックデザイン全般、Webサイト企画・制作、出版事業『パレードブックス』
引用元:PR TIMES