対象は“豊島区内や豊島区周辺に在住の生活者としての外国人” 学習院大と大正大の共催「はじめて学ぶ わくわくとしま日本語教室」
プレスリリース要約
学習院大学では、1997年より地域在住外国人を対象とした日本語教室を運営してきました。2013年からは、文化庁「生活者としての外国人」のための日本語教育事業(地域日本語教育実践プログラム)を受託し、地域の「生活者」を意識した日本語教室を新設しました。2023年度の当事業では、豊島区内及び豊島区周辺に在住の外国人が通いやすくなるように開催場所と時期を拡大。その開催場所の一つが大正大学となり、今回地域貢献という同目的をもつ2校での共同開催に至りました。
店舗での実践は、店舗の運営に携わっている大正大学だからこそ提供可能な内容となります。
■イベント詳細
「はじめて学ぶ わくわくとしま日本語教室」
日 時:
2024年1月29日(月)~2月16日(金)
月曜~金曜 10:00~12:30 全15回
会 場:
大正大学 すがも街なかキャンパスプロダクトスタジオⅤ
(〒170-0002 東京都豊島区巣鴨4丁目16-14 シティコート巣鴨1階)
※1月31日(水)はガモール志學亭(170-0002 東京都豊島区巣鴨 3丁目34−1)でも実践
参加費:教材費のみ¥3,000
対 象:
豊島区内、豊島区周辺に在住の人、在勤の人
仕事や子育てが忙しくて、日本語の勉強ができなかった人
日本語学校や大学で日本語を勉強していない人
16歳以上の人
内 容:生活で使う日本語、初歩の日本語
共 催:学習院大学 大正大学
後 援:豊島区
■担当講師
金田 智子(学習院大学 文学部 日本語日本文学科 教授)
中上 亜樹(学習院大学 文学部 日本語日本文学科 准教授)
中川 祐治(大正大学 文学部 日本文学科 教授) 他
■申し込み・問い合わせ先
わくわくとしま日本語教室
メールアドレス:waku2.nihongo@gmail.com
住所:東京都豊島区目白1-5-1 学習院大学国際センター
◆大正大学 文学部 日本文学科
初年次から専門性の高い少人数のゼミ形式の授業に取り組み、「日本文学」と「日本語学」の二つの分野を中心に日本の言語と文化を探究しています。本学科の特色である「日本文学実践演習」では、本学の附属図書館と連携して、江戸時代以前の資料を実際に学生自身が手にとって、その扱い方や調査方法を学びます。
グローバル化が進み、価値観が多様化する現代において、自らが立つ場としての日本を知り、世界に発信する力を養います。
◆大正大学
大正大学は、設立四宗派の天台宗・真言宗豊山派・真言宗智山派・浄土宗および時宗が協働して運営する大学です。その協働の精神を支えているのが、大正15年(1926)の創立時に本学が掲げた、「智慧と慈悲の実践」という建学の理念です。建学の理念のもとに〈慈悲・自灯明・中道・共生〉という仏教精神に根ざした教育ビジョン「4つの人となる」を掲げて教育研究の活動を展開しています。また、令和2年度文部科学省「知識集約型社会を支える人材育成事業」に本学の推進する「新時代の地域のあり方を構想する地域戦略人材育成事業」が採択されました。公式HP:https://www.tais.ac.jp/
◆学習院大学 文学部 日本語日本文学科
古代から現代までの日本語・日本文学・日本文化を主に学ぶ日本語日本文学系と、日本語教育について学ぶ日本語教育系の2つのコースを設置しています。日本語教育系では日本語教育実習や海外大学での日本語教育研修などの実践の場も多く用意しており、日本語教師になるために必要な知識や技術を学びます。学科開設以来培われてきた実証的で堅実な研究方法を学び、国際的な感覚も磨きながら、日本的な思考の特色を具体的にかつ相対的に把握する力を養います。
◆学習院大学
学習院大学は、法学部、経済学部、文学部、理学部、国際社会科学部の5学部を擁する総合大学です。「わくわくとしま日本語教室」は文化庁「地域日本語教育実践プログラム」、および「学習院大学グランドデザイン2039」の事業の一環として、豊島区の後援を受け、担当責任者である学習院大学文学部日本語日本文学科の金田智子教授・中上亜樹准教授が企画し、両教授の指導監督のもとで学習院大学国際センターが運営しています。その他、「学習院大学日本語教室」の開催や「豊島区日本語学習環境マップ」の作成、豊島区内日本語教育連携体制づくりを推進しています。公式HP:https://www.univ.gakushuin.ac.jp/
引用元:PR TIMES