エクサウィザーズ ロボットのためのAI「COREVERY」提供開始〜2019国際ロボット展 エクサウィザーズブースで技術展示〜
株式会社エクサウィザーズは、ロボットのためのAI「COREVERY」(コレベリー)の提供を12月12日(木)より開始しました。また、12月18日(水)から12月21日(土)まで東京ビッグサイトで開催される「2019国際ロボット展(iREX2019)」に出展するエクサウィザーズブースにて、「COREVERY」の技術展示を実施。
Table of Contents
AIの力でロボットに知能を 〜プログラミングでは実装できなかった状況・状態・物性等に適応した動作を実現〜
エクサウィザーズではこれまで、超高齢化社会伴う労働人口の減少に対して、人間の業務をあらゆるロボットが補完できるようにすることを目指した技術開発を進めてきた。そして、視覚、触覚、聴覚を代替する様々なセンサーにより取得した種類の異なる複数のデータに基づきながら、AIがロボットに適切な行動を実行させるマルチモーダルAIを開発。「液体・粉体秤量」や「力加減が必要な組み付け作業」、「サラダの盛り付け」や「タオルの折りたたみ」等、ロボットによる不定形物や柔軟物を取り扱う難易度の高い作業を実現。
このたび提供開始した「COREVERY」は、利用者にAIやプログラミング知識がなくても、ご利用の状況に合わせて各種ロボットに動作を学習させ、実行させることが可能です。
COREVERYの特徴 〜様々な動きを手動でも覚えることができ、振り返り学習を続けることで精度を向上〜
1. AI・プログラミングの知識は不要で、様々な動きを”手動でも”覚えさせられます。
AIによる制御を用いることで手動でもロボットに動作を学習させることが可能となるため、AIやプログラミングの知識がない方でも簡単に動作を設定できます。
2. 状況・状態・物性等を認識できるため、一定の柔軟性を持った対処が可能です。
例えば液体の秤量の際、ビーカーで覚えさせた作業を他の容器(コップ等)で再現することや、グリセリンで覚えさせた作業を他の液体(油等)で再現することができ、柔軟性の高い対処が可能です。
3. 作業を振り返り学習を続けるため、 使えば使うほど理想の動きに近づいていきます。
動作データを学習し続けることで、作業精度の向上や作業時間の短縮を可能にする等、使い続けることでロボットが理想の動きに近づいていきます。
COREVERYの活用例 〜単純作業の代替や熟練者の動作再現等、様々なシーンで活用可能〜
1. 単純作業の代替(化学品、製薬、化粧品等)
「配合のために試験管を振り続ける」等の単純作業の代替に。
2. ドローンでの点検(検査、メンテナンス)
ドローンを用い、棟梁、工場、プラントのサビやセメントのかけ等の検知に。
3. 食品の把持、調理、盛り付け(食品)
肉・魚等、形が一定ではない食品の把持、調理、盛り付け等が可能。
4. 熟練者の動作再現(製造)
研磨・研削等、熟練の作業者の動作をロボットで実現。
5. 危険な環境での仕事の代替(産業廃棄場)
大量の産業廃棄物のクレーン処理等、危険な環境の作業も自動化。
6. 農作物の栽培・収穫(食品)
作物の育成状況を加味して、人と同様に適切な栽培を実現。
2019国際ロボット展 出展概要
名称:2019国際ロボット展[INTERNATIONAL ROBOT EXHIBITION 2019(iREX2019)]
会期:2019年12月18日(水)〜21日(土)10:00~17:00
会場:東京ビッグサイト 青海展示棟Aホール(東京都江東区青海1-2-33/東京テレポート駅より徒歩2分)
ブース番号:A-32
主催:一般社団法人日本ロボット工業会、日刊工業新聞社
公式サイト:https://biz.nikkan.co.jp/eve/irex/
株式会社エクサウィザーズ 概要
会社名: 株式会社エクサウィザーズ
所在地: 東京都港区東京都港区浜松町1丁目18-16 住友浜松町ビル5階
設立: 2016年2月
代表者: 代表取締役社長 石山 洸
事業内容: AIを利活用したサービス開発による産業革新と社会課題の解決
URL: https://exawizards.com/
Infinity編集部のコメント
近い将来、様々なところでAiロボットが活躍しそうです。
人間が行ってきた業務をロボットに任せる時代がくますね。
会社概要
株式会社エクサウィザーズ
ソース:プレスリリース[PR TIMES]