12月2日~5日、演出家 鈴木裕美による戯曲の読み方ワークショップ開催

「演出家 鈴木裕美による戯曲の読み方ワークショップ」が、12月2日(月)から5日(木)まで東京・芸能花伝舎で開催される。
本ワークショップは、テキスト/ウィリアム・サローヤン『おーい、救けてくれ!』を用いて、鈴木裕美の考える戯曲の構造の捉え方、台詞の理解の仕方を話す内容で、俳優や舞台関係者に限らず、戯曲に興味がある人は誰でも参加できる。

◆鈴木裕美コメント

「戯曲の読み方を教えて欲しい」と俳優さんたちに言われることが多く、ワークショップをやることにしました。今回で2回目です。
教えるというのはのはおこがましいですし、どう読んでも自由だと思いますので、あくまで”鈴木の考える”「戯曲の面白がり方」 や「戯曲を読むコツ」あるいは「法則」について、お話します。
まずは、どの戯曲にも当てはまるお話しをし、その後テキストを用いて具体的にお話ししたいと思います。
俳優さんにとって、戯曲が求めていることがピンとくれば、具体的に演技が組み立てやすくなるのは当然のことなので、その一つのき っかけになればいいと思っています。
しかし、俳優さんでなくても、戯曲に興味のある方ならどなたでもお越し頂けます。

テキストはウィリアム・サローヤンの『おーい、救けてくれ!』になります。
選択の理由は、短い戯曲ですので、戯曲に慣れていなくても全編を読み通すのに負担が少ないこと、恐らく読み手によって様々な解釈が成立するだろうこと、これも恐らくですが、あまり馴染みのない戯曲なので先入観がないだろうことなどですが、何より、丁寧に紐解くに足る素晴らしい戯曲だと思うからです。
また、俳優さんの参加者の方には、声に出して読む際にご協力いただけたらと思っていますが、強制は決してしません。
また、「 戯曲の読み方」のワークショップですので、演技についてのコメントはほぼないと、ご承知おきください。

<開催概要>

日時
12月2日(月)~5日(木) 4日間 18:00~21:00

会場
芸能花伝舎
東京都新宿区西新宿6-12-30

参加資格
どなたでも

持ち物
テキスト
ウィリアム・サローヤン『わが心高原に/おーい、救けてくれ!』(ハヤカワ演劇文庫)

参加費
4日間 ¥21,000(消費税込み)

定員
30名 先着順 定員に達し次第締め切り

申し込みはこちら
https://suzukiworks201912.peatix.com/

 

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