CRE、物流施設「ロジスクエア厚木Ⅱ」竣工

プレスリリース要約

株式会社シーアールイーは神奈川県厚木市に新たな物流施設「ロジスクエア厚木Ⅱ」を竣工しました。全景は地上5階建てで、トラックバースは17台同時接車可能。環境対策としてLED照明や太陽光発電システムを導入し、環境に配慮した施設となっています。また、会社は物流不動産の管理運営を行っており、物流不動産開発にも取り組んでいます。ロジスクエアは同社の物流施設のシリーズ名称であり、物流ニーズに応えるための施設を提供しています。
 株式会社シーアールイー(代表取締役社長/亀山忠秀 本社/東京都港区)は、神奈川県厚木市において開発を進めていた物流施設「ロジスクエア厚木Ⅱ」が3月31日に竣工しましたのでお知らせいたします。
 「ロジスクエア厚木Ⅱ」は、竣工に先立ちテナント企業と本物件一棟全体の賃貸借契約を締結済みであり、同社の専用施設として、本日より稼働開始しております。
なお、「ロジスクエア厚木Ⅱ」は、当社が開発する「ロジスクエア」シリーズとして30棟目の竣工施設となります。

全景

 「ロジスクエア厚木Ⅱ」は、神奈川県厚木市の内陸工業団地内に位置しております。首都圏中央連絡自動車道(圏央道)「相模原愛川」インターチェンジより約3.2km、国道129号線(厚相バイパス)至近に位置し、厚木市内、相模原市内への配送はもとより圏央道経由での東名高速自動車道、中央高速自動車道の利用により、広域物流拠点立地としても優位性を備えています。

地図

 当施設は、地上5階建て(倉庫4層)、延べ面積18,421.67㎡(5,572.55坪)の物流施設で、トラックバースは、計17台の大型車が同時接車可能となっており、トラックヤードにおける5台分の待機スペースと合わせて、効率的なオペレーションを実現します。

 倉庫部分の基本スペックとして、外壁には金属断熱サンドイッチパネル、床荷重は 1.5t/㎡ (2.5tフォークリフト対応可)、有効高さは各階6.0m以上を確保しております。昇降設備については、荷物用エレベーター(積載荷重 4.1t、60m/min)を2基、垂直搬送機2基、ドックレベラーを2基実装し、さらに、将来的なオペレーションの対応として、垂直搬送機1基増設を可能とする構造、庫内空調設備設置の際の配管ルートや室外機置場等の確保等、入居テナントの将来ニーズにも一定の対応ができる仕様とし、様々な物流ニーズに対応し得る機能性・汎用性を兼ね備えた当社の基本スペックを満足しうる仕様となっております。

 環境対策としては、全館LED照明、人感センサー、節水型衛生器具を採用しております。エントランスの天井面には国産天然木材を使った型枠材を採用して、内装仕上げ材としても兼用利用することで建物自体の炭素固定を促しCO2を削減、さらに、事務室の床や休憩室の壁の内装には漁網や廃材などをリサイクルした建材を使用しております。なお、当施設では、BELS評価※1★★★★★(ファイブスター)、ZEB※2、CASBEE-建築(新築)のAランク評価認証を取得しており、環境や省エネルギーに配慮した施設であることが、第三者機関の認証により評価されております。

 また、今後、株式会社エンバイオC・エナジー※3により、本物件屋根全面において太陽光発電システムを導入し、発電した電力の供給を受けて自家消費すると共に、発電した電力の一部を施設内に蓄電し、停電時に非常用電力として使用できる蓄電池システムの導入も予定しており、入居テナントのBCP(事業継続計画)策定の一助になるものとなっております。「ロジスクエア」シリーズにおいて環境に優しい自然エネルギーを活用することで、脱炭素社会の実現に向けた社会的責任を果たしてまいります。

※1 BELS 評価は、国土交通省が推進している建築物の省エネルギー性能を評価・表示する統一的な公的指標であり、「Building Energy-efficiency Labeling System」の略語
※2 Net Zero Energy Building(ネット・ゼロ・エネルギー・ビル)の略称で、「ゼブ」と呼びます。快適な室内環境を実現しながら、
建物で消費する年間の一次エネルギーの収支をゼロにすることを目指した建物のことです。
※3 当社及び(株)エンバイオ・ホールディングスとの共同出資により、2021年9月に設立したグリーン電力供給を主な事業とする新会社 

■ロジスクエア厚木Ⅱの概要
施設名称 : ロジスクエア厚木Ⅱ
所在地 : 神奈川県厚木市上依知字上ノ原
敷地面積 : 10,033.04㎡(3,034.99坪)
用途地域 : 工業専用地域
主要用途 : 倉庫(倉庫業を営む倉庫)
構造規模 : 鉄骨造 地上5階建て(倉庫4層)
延ベ面積 : 18,421.67㎡(5,572.55坪)
着工 : 2023年 4月1日
竣工 : 2024年 3月31日
設計施工 : 株式会社錢高組

ロジスクエア厚木Ⅱ オリジナルロゴ

■施設の写真                               

トラックバース
倉庫内部
エントランス

■CREグループについて
 CREグループは、物流不動産のリーディングカンパニーとして「物流不動産」と「不動産の利⽤価値」の同時提供を実現し、物流を支えるすべてのサービスの基盤となる仕組みである“物流インフラプラットフォーム“を構築すべく、事業を推進しております。
物流不動産の提供にとどまらず、倉庫内オペレーションにおける自動化・省人化、EC向けフルフィルメントサービス、自動出荷管理システム、人材採用サポートなどのサービスから、配送効率向上のためのサービス・システムやトラック車両のリースまで、ソフト・ハード両面から幅広く「倉庫の利便性を⾼めるサービス」も提供しております。
今後もパートナー企業を数多く迎え入れ、サービスメニューを増やしながら、“物流インフラプラットフォーム”の構築をより強く推進してまいります。

■株式会社シーアールイー
 当社は、現在、物流不動産を中心に約1,600物件、約196万坪(約650万㎡)※4の不動産の管理運営を行っております。物流不動産特化の管理会社としては、国内最大規模となり、サービス領域においては、物流不動産開発・テナントリーシングから竣工後のアセットマネジメント、プロパティマネジメントまでのトータルサービスをワンストップでご提供しております。
 物流不動産開発においては、現在、物流施設12物件、延べ面積約21万坪(約69万㎡)の開発を進めております。当社独自に構築してまいりました多数のテナント企業とのリレーションシップによりテナント企業が求めるニーズを的確に捉え、テナント企業の個別ニーズを満足させた上でさらに機能性・汎用性をも兼ね備えた物流施設造りを推進し、継続的にご提供してまいります。また、前身からの50年におよぶ業歴から得た物流不動産の管理運営の知見・ノウハウを開発事業に注ぎ込むことにより、利用者の立場に立った利便性の高い施設開発を目指し、首都圏は勿論のこと、全国の物流適地において積極的に物流施設開発に取り組んでいく方針です。
※4 2024年1月末時点

■LogiSquare(ロジスクエア)について                   

ロジスクエア オリジナルロゴ

「LogiSquare」は、当社の基幹ビジネスの一つである開発事業を支える物流施設のシリーズ名称で、2013 年より展開しています。ブランドロゴには、物流施設の常識にとらわれず、創意工夫を凝らして、真に価値ある物流施設を創ろうという決意が込められています。ブランドコンセプトである”Good Idea, Your Square”は、多様化・高度化する物流ニーズに応える当社のアイデアを示しており、利用者目線に立ち、使い勝手や機能性に優れ、 将来の可変性・拡張性にも配慮した利用価値の高い物流施設を提供していきます。
ブランドサイト https://www.logi-square.com/branding

ロジスクエア ブランドサイト  https://www.logi-square.com/branding

CRE企業サイト  https://www.cre-jpn.com/

“物流インフラプラットフォーム”のウェブサイト『ユアロジ』 https://www.yourlogi.com/

CRE開発物件ウェブサイト https://www.logi-square.com/development/list.html/

引用元:PR TIMES

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