廃棄物の保有を憧れに|廃棄物から生まれたアート作品により、学び空間を”ウェルビーイング”な心豊かな場に。
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プレスリリース要約
様々な背景をもつ廃棄物からアートを生み出す「ACTA+(アクタプラス)」は、2024年3月20日にオープンを迎えた周南公立大学の新校舎S1号館の1~2階に設置された「ウェルビーイングスクエア」に、廃棄物から生み出されたアート作品を納品いたしました。
周南公立大学では「ウェルビーイング」を教育理念として明記している唯一の公立大学として、学生一人一人の多様な幸福の実現を目指し、持続可能な社会全体のWell-beingに貢献できる人材の育成を目指しています。ウェルビーイングな教育環境を目指す中で、その考えに共感し、この度のコラボレーションが実現しました。
ACTA+(アクタプラス)|担当:橋本
一人一人の多様な在り方が認められる“廃棄物のアートがある空間”
今回のアート作品は、「感性のウェルビーイング」というコンセプトの元に選定しました。ウェルビーイングとは「身体的・精神的・社会的に満たされた状態」を言います。人から捨てられた廃棄物から生まれたアートに触れることを通して、本施設を利用するすべての人が、様々な素材やーティストの感性に触れることで、多様な価値観や在り方を自由に感じていただけるきっかけになれたらと考えています。
アート紹介01.|捨てられたペットボトルを使用した作品
飲み物を運ぶためのペットボトルは、中身を飲み終わるとその役目を終えます。ほとんどの人がその存在自体に注目することがないペットボトルですが、それ自体も大量生産品としてこの世に多く存在しています。本作品は、ペットボトルと私たちとの関係性やエコロジーについて再考できるきっかけを与えてくれます。
廃棄されるペットボトルを600℃の熱で溶かしながらアクリル絵の具とともに構成。生命の誕生とは何だろうか。自在に生命の生死を操ることができるようになった私たちにとって生命の誕生と生産はもはや同義なのかもしれない。
私たちはいずれ分解される。そして分解された私たちは姿形を変えて再び生成される。そんなサイクルを繰り返しながら時を超えてきた。そしてその循環のプロセスに訪れるであろう「停滞」を表現した。
アート紹介02.|彫刻制作時に出る端材を使用した作品
彫刻家である作者は、主に大きな彫刻作品やインスタレーションを制作しています。それらの制作過程で同時に生まれる“彫刻のカケラ”と呼ばれる、小さくてカラフルな端材や端切れたちを新たな彫刻の素材として制作しました。持ち歩ける家という意味を持つ本作品によって、端材の新たな居場所を生み見出すことを可能にしました。
一般的には廃棄してしまうのですが、私にはとても魅力的でどうしても捨てることができませんでした。今作によって、本来捨てられてしまう彼らに新たな価値を与えられたことをとても嬉しく思います。
誰かのポケットに入って、新しい居場所を見つけられますように・・・
参加アーティスト紹介
菅野湧己|Wakumi Kanno
西村卓|Taku Nishimura
周南公立大学について
周南公立大学は、1971年に開学した徳山大学を前身として2022年4月に公立大学として新たなスタートを切りました。地域の持続的発展と価値創造のための『成⻑エンジン』として、“日本一のまちづくりの中核となる大学”の役割を果たすため、地域に輝く大学を目指しています。
ACTA+(アクタプラス)について
「正論を、憧れに」をコンセプトに、廃棄物から生み出されるアートを起点に、持続可能なカルチャーの醸成を目指す事業です。多様な作風のアーティストと共に様々な廃棄物を素材としたアートを生み出し、廃棄物という資源や資源循環に対し、社会が憧れを持つことのできる風土づくりを目指しています。
・主な取り組み
_廃棄物アート販売事業(ECサイト)
_アート教育事業(企画展の開催)
_コンサルティング事業(企業様のプロモーション支援)
・代表:吉本龍太郎
・パートナー・クリエイティブ総括:橋本季和子
・所在地:山口県周南市久米3034-1
・運営会社:株式会社中特ホールディングス
ACTA+(アクタプラス)|担当:橋本
引用元:PR TIMES