ヨコオがZenmovに出資し、MaaS事業を加速

プレスリリース要約

Zenmovは2019年に設立されたスタートアップ企業で、スマートモビリティを支えるプラットフォーム「SMOC」を展開しています。同社は日本だけでなく、東南アジア、中東、北米などでグローバルに活動しており、公共交通、渋滞解消、物流、カーシェアリング、GXを主要テーマにしています。一方、ヨコオはMaaS向けの「無人鍵制御システム」を開発し、Zenmovと共同でスマートフォンアプリを用いた車両管理システムを開発しました。両社は脱炭素社会の実現に貢献するため、良好な関係を構築しており、Zenmovのスマートモビリティ実現の取り組みとヨコオのアンテナ技術を組み合わせ、モビリティシェアリングの構築や脱炭素社会の実現に取り組んでいます。

Zenmovは2019年に設立し、スマートモビリティを支えるプラットフォーム「SMOC(Smart Mobility Operation Cloud)」を展開しているスタートアップ企業です。移動にまつわるストレスを無くすことをビジョンに掲げ、公共交通、渋滞解消、物流、カーシェアリング、GXをメインテーマに、これらの業務効率向上をSMOCの提供を通じて実現します。活動領域は日本だけではなく、東南アジア、中東、近年では北米まで広げ、グローバルに活動しています。

ヨコオは、自動車用アンテナ分野で培ってきた技術を生かし、2019年にMaaS向けの「無人鍵制御システム」を開発しました。本製品は、管理する車両台数の多いレンタカー事業者や、カーシェアリング事業者向けに、機器の販売のみを行ってきました。

その後も製品開発を続け、2022年にZenmovと共同で、スマートフォンアプリを用いて自動車の鍵の開閉を行うシステムと、予約や運用管理を行う車両管理システムを開発し、トータルソリューションとして提供できるシステムを開発しました。本システムは、自社で専用のシステム開発をするのが難しい中小規模のレンタカー事業者やカーシェアリング事業者向けに開発されたシステムです。

2021年10月に閣議決定された「地球温暖化対策計画」の目標達成のための対策・施策の一つに「脱炭素型ライフスタイルへの転換」があり、カーシェアリングがその具体的な対策として取り上げられています。 

両社は、名古屋市西区で本年1月に開始した、FCVを用いたカーシェアリングサービスにも両社で参画するなど良好な関係を構築してきました。今後は、Zenmovがグローバルで行っている、スマートモビリティ実現のための取り組みに、ヨコオが長年培ってきたアンテナ技術を組み合わせ、利便性の高いモビリティシェアリングの構築やモビリティの課題解決、それらを通じた脱炭素社会の実現に貢献してまいります。

<参考資料>

■    Zenmovの概要

社名                : Zenmov株式会社

代表者             : 代表取締役社長 田中 清生

本社所在地      : 東京都目黒区下目黒1-8-1 アルコタワー

事業内容         : スマートモビリティプラットフォーム(SMOC)の企画、開発、製造、販売

URL                  : https://zenmov.com/

(注) ニュースリリースに記載されている内容は報道発表日時点の情報です。その後、予告なしに変更する可能性があります。あらかじめご了承ください。

引用元:PR TIMES

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