スペースデータ、国土交通省のSBIRフェーズ3に交付上限7億円で採択

プレスリリース要約

株式会社スペースデータは国土交通省の「SBIRフェーズ3基金事業」において、都市デジタルツインの技術開発・実証に7億円の交付を受けた。AIを活用したデジタルツイン構築技術により、都市規模のデジタルツイン構築を実現し、多様な領域での活用を推進する。これにより、従来の3D都市モデルの制作にかかる高コストや人手によるモデリング作業を回避し、高精度なデジタルツインの提供を目指す。また、新宿エリアのデータをフォートナイト上にアップロードし、レーシングゲームとして実装したテスト事例を動画で公開している。SBIRフェーズ3基金事業は、研究開発と成果の事業化を支援し、国土交通省のイノベーション創出を促進する制度である。スペースデータは宇宙とデジタルの融合を目指し、宇宙開発に関わる投資と研究を行っている。

株式会社スペースデータ(本社:東京都渋谷区、代表取締役:佐藤航陽、以下スペースデータ)は、国土交通省の「中小企業イノベーション創出推進事業(SBIRフェーズ3基金事業)」におけるテーマ「都市デジタルツインの技術開発・実証」に採択され、上限7億円の交付決定を受けました。事業期間は令和9年度末(2028年3月)までの5年間となります。

スペースデータが強みとする「AI を活用したハイクオリティなデジタルツイン構築技術」により、都市規模のデジタルツイン構築を実現し、多様な領域での活用を推進して参ります。

採択された事業について

スペースデータは、国土交通省が推進する都市デジタルツイン実現プロジェクト「PLATEAU」において、3D都市モデルと衛星データを組み合わせフォトリアルな都市データを自動生成するAI開発を進めており、コンシューマサービスにも利用可能なハイクオリティのデジタルツインデータ提供を目指しています。

従来の3D都市モデルは解像度が低いものが多く、用途が限定的でした。よりリアルな3D都市モデルの制作には人手でのモデリング作業が必要であり、高コストになってしまうためです。

そこで、弊社が強みとする独自技術によって、それらをAIで自動生成できるようにし、多様な領域で利活用を可能とします。

利用例として下記の動画は、AIで自動生成した新宿エリアのデータを、フォートナイトというゲームプラットフォーム上にアップロードし、レーシングゲームとして実装したテスト事例の動画です。このようにハイクオリティなデジタルツイン構築が実現できます。

【YouTube動画】フォートナイト上にAIが生成した新宿でレーシング
https://youtu.be/us3hvT-9UYw

詳細情報

PLATEAU ユースケース「3D都市モデルを活用した高精度デジタルツインの構築」

https://www.mlit.go.jp/plateau/use-case/dt23-04/

SBIRフェーズ3基金事業について

「SBIRフェーズ3基金事業」は、スタートアップ等による研究開発とその成果の事業化を支援し、それによって我が国のイノベーション創出を促進することを目的とした制度です。フェーズ3は大規模技術実証フェーズの事業が対象となっています。

国土交通省 SBIR テーマ「都市デジタルツインの技術開発・実証」採択結果

https://www.mlit.go.jp/report/press/kanbo08_hh_001028.html

スペースデータについて

スペースデータは「宇宙」と「デジタル」の融合を目指した研究開発を行うスタートアップです。人工衛星・宇宙ステーション・月面探査といった宇宙分野の技術と、AI・3DCG・デジタルツインといったデジタル分野の技術の融合を目指す研究を進めています。「新しい宇宙を作る」をビジョンに掲げて、革新技術の発明・特許化・実用化を行っています。

◆法人概要

・社名:株式会社スペースデータ

・代表:佐藤 航陽

・住所:東京都渋谷区道玄坂2-11-1

・資本金:15億1300万円

・目的:宇宙開発に関わる投資と研究

・URL:https://spacedata.ai

◆採用情報

スペースデータでは、本件の事業における更なる加速を目指し、卓越した知識と経験を持つ人材採用を積極的に行っております。詳細は弊社の採用情報をご覧ください。

https://www.wantedly.com/companies/spacedata

本件に関するお問い合わせ

下記のお問い合わせフォームからご連絡ください。

https://spacedata.jp/contact

引用元:PR TIMES

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