障害児も健常児も安心して座れ、家族の外出先を多彩にする「IKOUポータブルチェア」のHalu、「QWS STARTUP AWARD #2」優秀賞および協賛パートナー5賞を受賞!

プレスリリース要約

Haluは、障害児育児の課題を解決する「IKOUポータブルチェア」を開発し、QWS STARTUP AWARD #2で優秀賞と協賛パートナー賞を受賞した。このチェアは、障害児や小さな子どもの外出をサポートし、多様な人々のニーズに配慮したインクルーシブデザインを採用している。また、様々な企業・団体に導入されており、外出先での安定した座り心地を提供している。Haluは、社会価値を生み出すイノベーションを目指している。
優秀賞授与、【左】株式会社BOOT代表取締役 橋田 一秀 様、【中央】Halu・松本友理、【右】株式会社クラフター(旧:チャットブック)代表取締役社長 小島 舞子 様

障害の有無によらず様々な子どもが使える「IKOU(イコウ)ポータブルチェア」等を企画・開発する株式会社Halu(「ハル」、本社:京都府京都市、代表取締役:松本友理、以下「Halu」)は​​、この度、「渋谷スクランブルスクエア」15階に位置する共創施設「SHIBUYA QWS(渋谷キューズ/以下、QWS様)」(本社:東京都渋谷区、運営会社:渋谷スクランブルスクエア株式会社)が2024年3月15日(金)に開催したスタートアップのための社会と事業を一歩促進するピッチアワード「QWS STARTUP AWARD #2」にて、応募総数178社から選ばれた7社のファイナリストの中で優秀賞を受賞しました。また、協賛パートナー賞として、福井県・青々吉日賞、株式会社NTTデータ賞、公益財団法人 大阪産業局 (大阪イノベーションハブ)賞、松竹ベンチャーズ株式会社賞、東急株式会社賞の各賞も受賞いたしましたことをご報告いたします。

Haluは、「自由で自分たちらしい外出を、すべての子どもと親たちに。」をコンセプトに、障害児育児の課題を起点に、ユーザーの気持ちに寄り添う「インクルーシブデザイン」(後述)の手法を用いて、家族の「お出かけしたくなる気持ち」をたかめる商品を「IKOU(イコウ)」ブランドにて企画・開発しています。

「QWS STARTUP AWARD」は、多様な人たちが交差・交流し、社会価値につながるアイデアや新規事業を生み出すことを目指した会員制共創施設「SHIBUYA QWS」が主催する、スタートアップが次の革新的な一歩を踏み出すピッチアワードです。審査基準は「社会を一歩促進する可能性があるかどうか」。

今回、「QWS STARTUP AWARD #2」にて優秀賞および協賛パートナー各賞受賞の理由となった「IKOUポータブルチェア」は、体幹が弱く、一人で座ることが難しいため「外出しづらさ」を抱える障害児とその親の悩みを、「どこにでも気軽に持ち運べるほど軽量で、大人用の椅子等へ簡単に設置でき、子どもを安定した姿勢で座らせられる」ことで解消するプロダクトです。障害児に限らず、座位の安定しない小さなお子様を安心して座らせることができるため、2022年の発売以来、個人のお客様や各種商業施設等でもご活用いただき、小さなお子様連れの家族がこれまでアクセスしづらかった外出先に自由に出かけられる機会が増えてきています。受賞に際しては、「プロダクトを高いクオリティで商品化し、スタジアムやレストラン等での導入や社会実装が進んでいる点」を評価いただきました。

今回の受賞を励みに、QWS様および協賛パートナー各社様からいただいた各賞品のサポートを得ながら、「社会を一歩促進」するという期待に応えられるよう、障害の有無によらず、小さなお子様連れの家族の「外出しづらさ」を解消するプロダクトやサービスづくりにより一層取り組んでまいります。多様な人びとの外出先での体験や交流を通じて、分断のない世界、すべての人が安心や生きる喜びを感じられるような社会づくりにまい進します。

受賞者の皆様と一緒に
福井県・青々吉日賞
株式会社NTTデータ賞 執行役員 ソーシャルデザイン推進室長 濱口 雅史 様
公益財団法人大阪産業局(大阪イノベーションハブ)賞 スタートアップ支援事業部 スタートアップ創出・支援チーム 野崎 麻衣 様
松竹ベンチャーズ株式会社賞 取締役・常務執行役員 森川 朋彦 様
東急株式会社賞 渋谷開発事業部 開発計画グループ まちづくり戦略担当 主査 黒瀬 のぞみ 様

「IKOUポータブルチェア」の企業・団体様への導入について

「IKOUポータブルチェア」は、オンラインでの個人向け販売のほか、企業・団体様への導入も行っています。既存の大人用の椅子に簡単に取り付けることができるため、スタジアムや劇場、商業施設、飲食店等でも設置・管理が容易で、特別なニーズのある子どもも含め、お子様連れのご家族を迎え入れやすくなることから、全国35の企業・自治体にて導入、50ヶ所の施設でご活用いただいています(24年3月現在)。「小さな子どもがいても、一緒にお出かけができてうれしい」という喜びの声が広がっています。「椅子」をきっかけに、「障害の有無によらず小さなお子様のいるご家族が外出しやすい場所」が広がっていくことが、共創社会実現の大きな一歩となります。ご導入を検討される企業・団体様からのお問合せをお待ちいたします。

「IKOUポータブルチェア」は女性でも気軽に持ち運びができ、様々な大人用の椅子に簡単に取り付け可能です。
SGマーク認証取得済。2022年グッドデザイン賞受賞。
スタジアム等の椅子にも設置可能。小さなお子様連れの家族も一緒にスポーツ観戦を楽しめます。※写真は、IKOUポータブルチェアをご導入・お客様へのレンタルサービスをされているB.LEAGUE所属プロバスケットボールチーム・アルバルク東京様の国立代々木競技場第一体育館​​でのゲームの様子。
・IKOUポータブルチェアについて:https://ikoudesign.com/ja/product/ikou-portable-chair 

・IKOUポータブルチェア個人向け購入ページ: https://shop.ikoudesign.com/categories/5313235 

 ・IKOUポータブルチェア企業・団体様導入ご案内ページ: https://ikoudesign.com/ja/about/forbusiness

インクルーシブデザインとは?

高齢者や障害者など、従来のデザインプロセスでは見逃されがちだった多様な人々のニーズに着目し、当事者を巻き込んで共に創るデザインアプローチのこと。「ユニバーサルデザイン」では一般的にすべての人が使いやすいよう、デザイナーがユーザーの普遍的な困難を想定し考案するのに対し、「インクルーシブデザイン」では、個々のユーザーの困難を起点に、デザインや製品開発のプロセスを当事者とともに行い、フィードバックを取り入れながら、ともにつくりあげていくことを特徴とします。

株式会社Halu(ハル)について

2020年4月創業。「インクルーシブデザインで多様性を価値に変え、分断のない世界をつくる。」をビジョンに掲げ、子どもをもつすべての家族の多彩な外出機会を創出するための安全・快適で個性的なプロダクトを提供しています。体幹が弱い乳幼児でも安定して座ることができ、外出先の椅子にも簡単に取付けられるキッズチェア「IKOU(イコウ)ポータブルチェア」を始め、機能性とデザイン性の両立をかなえる子ども服等、自社ブランド「IKOU」の開発製造販売のほか、インクルーシブな商品・サービス開発を目指す各企業様との共同開発や社員研修・コンサルテーション等も行います。

●    代表取締役: 松本 友理

●    オフィス: 京都市中京区室町通蛸薬師下る山伏山町546-2 京都芸術センター 北館3F 2号室

●    ウェブサイト https://ikoudesign.com/ja/

●    インスタグラム  https://www.instagram.com/ikou_official_/

■ 本件に関するお問い合わせ先

株式会社Halu

E-mail : [email protected]

コンタクトフォーム:https://ikoudesign.com/ja/contact/

引用元:PR TIMES

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