【横浜高島屋】釣れない時間こそが贅沢!伝統の「和竿」・地元横浜の「横浜竿」で自然や魚との対話に没入!
プレスリリース要約
横浜高島屋では、4月9日(火)までの期間、モノや人、企業・ブランドなどを通して、地元横浜の魅力をアピールする<LOVE YOKOHAMA>プロモーションを開催いたします。
近年のアウトドアブームや新型コロナウィルス感染症拡大をきっかけに、密になりにくいレジャーとして注目が高まった「釣り」。現在は、釣り場の整備や道具の充実により、釣りを始めるハードルが下がったことや、SNS等の普及を背景に、性別や年齢を問わない身近なレジャーとして人気が定着しています。
そのような状況の中、日本伝統の竹釣り竿である『和竿(わざお)』は、その希少性や見た目の美しさだけでなく、釣りの提供する自然体験のあり方や伝統文化の継承を考えるきっかけとして注目され始めています。
そこで横浜高島屋では、「釣り」を単なるレジャーではなく、豊かな水場や自然を持つ横浜の資源を見つめ直し、誰もが地域で楽しめるラグジュアリーな体験として提案することを目的として、[WAZAO-IPPON(スタジオサイタマ合同会社)LOVE横浜竿展]のPOPUPを開催いたします。後継者不足により、今では希少となっている横浜地域の伝統的な竿『横浜竿』を中心に、貴重な和竿文化を紹介・販売する機会を作り、地元横浜に受け継がれる伝統の技を守る取り組みとしてまいります。
- WAZAO-IPPONについて
和竿に代表される和製釣具を通じて、釣りの新たなパースペクティブを模索する活動体。
全国のローカルに眠る釣り文化を蒐集し、そこから得られる釣りの価値や自然とヒトの関わり合い方を探求しながら、これからの釣りや自然体験を発信し続けています。
和製釣具の認知向上のための活動や、ポップアップイベント、越境ECなど広範な取り組みを行っています。
- 和竿・横浜竿について
和竿とは主に竹や漆を使用して製作される日本の伝統的な釣り竿のことで、川や海の対象魚によって様々な種類があります。製作には100以上の工程があり、選りすぐられた竹を収穫したのち、乾燥や各工程を経て完成まで3年以上の時間がかかる手作業で製作された釣り竿です。「和竿の使い心地や釣り味は、他の素材では再現できない」という根強いファンも多く、竿師の目利きや竹を加熱する「火入れ」などの確かな技術によって生み出された完成品には1つとして同じものはありません。現在は後継者不足により、その技術の継承が問題となっています。
その中でも「横浜竿」は、明治初期に本牧の漁師より発展した海釣り用の竿にルーツを持ち、現在ではキスやカワハギを中心に船釣り全般で使用される釣り竿です。使用する竹の種類にも特徴があるほか、かつては穂先にセミクジラの髭を使用したりと独自の発展を遂げました。今回のPOPUPでは、その精神を今に伝え、横浜竿の系譜を継ぐ江戸和竿組合の竿師[竿好(さおよし)]の商品もご紹介いたします。
- 竿師「竿好」について
吉田喜三郎氏(横浜マイスター・鶺鴒)に師事し、「横浜竿」の技術を現代に継承する竿師。強度と使い回しに優れた竿には、息を呑むような漆の変わり塗りが施されており多くのファンを持ちます。和竿の発信・継承活動を精力的に行なっており、意欲的に新しい取り組みにも参加しています。現江戸和竿組合副理事。横浜皮はぎ釣り研究会会長。大田区伝統工芸発展の会代表理事。東京マイスターなど。
お問い合わせ:横浜高島屋(代表)045-311-5111
引用元:PR TIMES