【SHIRO】SHIROの暮らしを体感できる一棟貸しの宿泊施設「MAISON SHIRO」が北海道長沼町にオープン。

プレスリリース要約

SHIROは2009年に「Simply Simple」の信念でスタートし、15周年を迎える。北海道長沼町に2024年春に一棟貸しの宿泊施設「MAISON SHIRO」をオープン。施設は森の都合に合わせた建築であり、木材を丁寧に作業して購入。施設には蒸留設備やプライベートサウナを設置し、SHIROの製品を存分に楽しめる。木材は8種類以上使用され、お庭では四季を楽しめる。施設は美しさと自然の循環を守ることを実現し、経験を持つチームによって建設された。MAISON SHIROは4名まで宿泊可能で、料金は曜日によって異なる。宿泊者はオリジナルコーヒーとハーブティーが付いており、自家用車でのアクセスが可能。

SHIROは2009年にブランドがスタートし、今年で15周年を迎えます。ブランド設立当初からの信念は“Simply Simple”。地球にとってシンプルに、正直に、ありのままに“自分たちが毎日使いたいものをつくる”ことに向き合い、SHIROは多くの方々に育てていただき、大切にしていただけるブランドになりました。

この考えを建築にも取り入れ、2024年の春、北海道長沼町に一棟貸しの宿泊施設「MAISON SHIRO」をオープンします。2階建・延床面積215.48㎡の空間を最大定員4名でゆったりご利用いただけます。また、蒸留施設やプライベートサウナだけではなくインテリアや家具、これまでそっと眠っていたブランドの歴史を紡いできたサインなど、すべてのものからSHIROの 暮らしを体感し、ご堪能いただけます。

「MAISON SHIRO」は効率や入手しやすさといった従来の建築都合の設計・建設ではなく、森の都合に合わせた建物づくりを目指し、建築資材となる木材を森のために丁寧に作業をしている林業従事者から直接購入しました。柱や梁といった構造材だけではなく、壁や床の裏側にある見えない下地材や外壁、造作家具もすべてこうした木材のみでつくりあげました。昨年末に表明した“15年目の宣言”にあるとおりすべての資源の価値を見つめ直し、本質的な循環のために、これまでの建築方法を見直し実践することで、「MAISON SHIRO」に興味をもってくださり、建築業界や社会構造に変化が生まれるきっかけになることを願っています。


製品の原料となる素材の蒸留設備 “シロラボラトリー”

宿泊棟の隣には製品の素材となる蒸留設備、“シロラボラトリー”があります。近隣の森林を管理する過程で生まれる間伐材やその枝葉、森に自生する笹やヨモギを馬追(マオイ)山の天然の湧水である“馬追の名水”を用いて蒸留し、製品に使用します。宿泊者様には実際のものづくりの工程の一部をご覧いただけます。また、北海道砂川市にあるSHIROの自社工場「みんなの工場」と製品の製造を並行して行います。

プライベートサウナで感じる、北海道の自然の恵み

施設に併設するサウナは、北海道愛別町の白樺やカラマツの加工で出た端材と札幌軟石を使用。 薪ストーブ、電気ストーブ共に本場フィンランドのIKI STOVE(イキ ストーブ)を設置し、爽快な熱気・熱波を感じることができます。また、ロウリュウにはシロラボラトリーで蒸留した蒸留水を使用。特別な空間の中 、自然の恵みを全身で受けられる貴重な体験をお楽しみください。

※安全面の配慮のため、しばらくは電気ストーブのみのご利用になります。

滞在中はSHIROの製品が存分に楽しめる

ご滞在中は、リビングルームやバスルームなどいたるところにSHIROの製品をたくさんご用意しています。バスルームでご使用いただくシャンプー、コンディショナーやボディソープはSHIRO PERFUMEの香りから「MAISON SHIRO」だけのためにつくりました。 バスソルトで旅の疲れを癒すバスタイムを楽しんだり、お風呂上がりはお気に入りの香りに包まれたり。香りとともに贅沢な時間をお過ごしください。また、今後発売するかもしれない試作品をご使用いただくこともできます。

リラックスしていただくためのディテールがバスタブに

バスタブにはちょっとしたひみつが隠されています。バスタブにお湯を張り湯船に浸かるとき、人は浴槽の縁に首の付け根あたりから後頭部を乗せてリラックスする時間を楽しみます。浴槽の縁は人の身体が直接触れて、寄り添う部分だからこそ、R形状のディテールやサイズには優しさがたくさん詰まっています。短い滞在時間でも、お迎えするお客様に喜んでいただけるように。

作家の手によって端材がドアハンドルへ生まれ変わる

北海道在住のふたりの作家さんの手によって、家具などの制作で余った愛別のマカバの端材が、ドアハンドルやドアノブに形を変えて生まれ変わりました。木材の種類によって変わる個性を活かしながら造形が形成されており、やさしく手の平で包みこんだときの心地良さを大切にしています。無垢の木なのでたくさんの人に触れられて深みが増していくのが楽しみです。

画像左:内田 悠さんのエントランスのドアハンドル  Instagram @yuchidauu

画像右:辻 有希さんのサウナのドアハンドル  Instagram @_aki_tsuji

SHIROのランドリーバッグにいろいろ詰め込んで

宿泊されたときに食べきれなかったパンや未使用の歯ブラシ、スリッパなどをお持ち帰りいただけるように、ご宿泊いただいた方にはお一人様おひとつずつランドリーバッグを差し上げます。ぜひ、旅の思い出を一緒に詰め込んでください。お持ち帰りいただいた後には、お買い物バッグやちょっとしたお出かけに繰り返しリユースしてお使いいただけるよう通気性も良く、水にも強く、超軽量で強度のある素材でつくりました。

「MAISON SHIRO」のために使われた木材は8種類以上

「MAISON SHIRO」の建築にはすべて北海道産の間伐材や家具などの制作で余った愛別のマカバの端材の木材を使用しています。“みんなの工場”でも余ったセン、ハン、サクラはフローリングに。エントランスのドアハンドルにはマカバを。柱や梁には強度がありねじれにくいトドマツを使っています。他にはカラマツ、白樺やクリなど。それらの木材のサンプルを直接手に触れて感じていただけるよう、リビングにご用意しました。どこに使われている木か予想しながらルームツアーをするのも楽しいかもしれません。

四季を映すお庭で自然との調和を楽しむ

「MAISON SHIRO」を建設する長沼町加賀団体は周辺一帯を見渡せる見晴らしの良い丘の上にあります。また、春や夏になると宿泊棟の前には緑豊かなお庭が広がります。お庭では、プルーンやハスカップ、ブルーベリー、野菜など様々な旬の素材が堪能できます。時期によっては、自ら収穫し素材をお料理にご利用いただき、味わうことができます。秋には紅葉を、冬には一面に広がる雪景色を大きなガラス窓からご覧いただけます。


同じ覚悟と志を持ったチームの力による“森の都合”に合わせた新しい建築と設計

「MAISON SHIRO」は通常の建築方法ではなく“森の都合” に合わせた建物づくりというまったく新たなことを試みる中で、建築デザイナーの小倉寛之さんをはじめ、プロジェクトマネージャー、施工主の方々、ローカルアーキテクト、構造エンジニア、木材コーディネーター、空間プランナー、製材工に木こりのみなさん、グラフィックデザイナーと多くの人々によるチームの力で“自然の循環を守ること”と“美しいクリエイティブ” の両方をかなえる建物づくりが実現しました。

たとえば、内装の梁の設計を例に挙げると、歩留まりを良くするために廃棄箇所を最小限に製材した木材を使用しました。それらは、一般に流通している集成材のように狂いのない大きな角材とは違い、扱いにくさや難しさがありました。

しかし、構造エンジニアと議論を重ねた結果、細い材を連結させて強度を担保する柱梁構造にすることにより、デザイン性とのバランスを実現しています。

同じ覚悟と志を持ったチームのみなさんとの信頼関係のもと時間をかけ、知恵を出し合ってつくり上げた「MAISON SHIRO」という空間で自然と寄り添う時間をお過ごしいただき、何かを持ち帰っていただけたらうれしいです。

DRAWERS の小倉さんは、空間デザインにおいて美しさや利便性を追求すると同時に“つくる責任”と“つかう責任”を意識し、未来を考えたプロダクトデザインやクリエイションを行っています。

SHIROのルクア イーレ店、ルミネ池袋店や渋谷PARCO POP UP STOREなどの店舗以外に東京オフィスも設計を担当しています。

小倉 寛之

兵庫県小野市出身。京都造形芸術大学(現 / 京都芸術大学)芸術学部環境デザイン学科卒。cafe co.勤務ののち、2011年インテリアデザイン事務所DRAWERSを設立。循環し、未来につながる創作活動に取り組む。2020年より、クライアントワーク以外の活動をスタート。


MAISON SHIROの間取り

メゾンシロは2階建ての一棟をまるごと貸し切っていただくバケーションハウスです。

一泊最大、大人4名様がご宿泊いただけます。

SHIROの暮らしに触れながらゆったりとした空間の中で気が置けない仲間や大切な人とゆっくり過ごす時間をお楽しみください。


宿泊プラン

3/25(月)よりMAISON SHIROのサイトから4/26(金)の宿泊分の予約が可能です。

■ 素泊まり料金プラン

大人2名様   ¥ 130,000 (税込) 〜

大人3名様   ¥ 150,000 (税込) 〜        

大人4名様   ¥ 170,000 (税込) 〜

最大 大人4名様ご宿泊いただけます。

■ 朝食セット 1名様につき、プラス1,500円

※料金は曜日によって変動します。

※お支払いは予約時にクレジットカードでお支払いください。

※ご予約はお電話やメールでは受け付けていませんので、予めご了承ください。

オリジナルコーヒーとハーブティーが付いていますので、ご自由にお飲みいただけます。

夕食のプランはございませんが、キッチンには調理器具と調味料がございますので、お料理をお楽しみいただけます。

チェックイン15:00 – 18:00

チェックアウト 8:00 – 11:00

宿泊予定日の7日前からキャンセル料が発生いたします。予めご了承ください。

7日前までのキャンセル:  宿泊料金の50%

前日から当日までのキャンセル または 不泊:  宿泊料金の100%

フリー WiFi完備

セミダブルベッド4台

駐車場には乗用車が2台無料で駐車できます。

※送迎サービスはございません。

※レンタカーや自家用車でお越し下さい。

(冬は4WD、スタッドレスタイヤをご装着ください。)

詳しくは、MAISON SHIROのサイトをご覧ください。 https://maisonshiro.jp/


施設概要

施設名称:  MAISON SHIRO(メゾンシロ)

所在地:  北海道夕張郡長沼町加賀団体

敷地面積:  1,979 ㎡

延床面積:  2023年6月19日

着     工:  215.48㎡

竣     工:  2024年2月19日

オープン:  2024年4月26日

アクセス:  新千歳空港から車で25分 / 札幌から車で1時間

URL:  https://maisonshiro.jp/

Instagram:  @maisonshiro__


 

SHIRO(シロ)について

「自分たちが毎日使いたいものをつくる」というシンプルな想いからスタートしたコスメティックブランド。

自社内に開発から販売まですべての機能を持ち、創業当初からエシカルな信念に基づくものづくりを続けている。厳しい自然が育んだ素材を国内外から見つけ出し、そのちからを最大限に引き出すスキンケア、メイクアップ、フレグランスアイテムを提案。日本全国に直営店舗を展開するほか、ロンドンや台湾に実店舗を構え、米国では自社EC、中国では越境ECでの販売を行う。製品に使う素材同様、厳選した食材を届ける食のセレクト[SHIRO LIFE]、素材のおいしさを料理で伝えるカフェ[SHIRO CAFE]、SHIRO が提案する美しさを最大限体感できるサロン[SHIRO BEAUTY]などの業態も展開。

2021年6月から、SHIROの創業地である北海道砂川市にて、工場の移転新設と市全体の活性化を目指すまちづくり「みんなのすながわプロジェクト」を推進。2023年1月から新工場の稼働をスタートさせ、4月に新工場と付帯施設を含む「みんなの工場」をオープン。オープンから半年間の来場者数は約20万名、そのうち25%は北海道外からの来場者が占めた。

同月、一棟貸しの宿泊施設「MAISON SHIRO(メゾンシロ)」を北海道長沼町に着工。従来の方法とは異なる、森林環境に配慮した「森に合わせた設計建築」を進め、2024年4月にオープン。

ブランド誕生から15周年を迎える2024年には、ものづくりと店舗づくりの2つにおいて、すべての資源の価値を見つめ直す「SHIRO 15年目の宣言」を表明し、地球の未来のために廃棄物ゼロを目指すことに取り組む。

会社概要

企業名: 株式会社シロ

所在地: 〒107-0061 東京都港区北青山 3-6-7 青山パラシオタワー8F

設立: 1989年10月23日

代表取締役: 福永 敬弘 (ふくなが たかひろ)

事業内容: 自社ブランド「SHIRO」の企画、開発、製造、販売、店舗運営 (「SHIRO / 化粧品・雑貨」「SHIRO LIFE / 食物販」「SHIRO CAFE / 飲食」「SHIRO BEAUTY / サロン」)、SHIROオンラインストア等、通販事業運営

公式オンラインストア:https://shiro-shiro.jp/

公式Instagram:https://www.instagram.com/shiro_japan?igsh=NTc4MTIwNjQ2YQ==

引用元:PR TIMES

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