丸岡城プロジェクションマッピングナイト ~ヒカリ結び~ 特別編「丸岡城が語る400年時代絵巻」上映決定

プレスリリース要約

丸岡城では、プロジェクションマッピングナイト「ヒカリ結び」を開催しており、3つの特別篇が上映されています。これに加えて、特別篇として「丸岡城が語る400年時代絵巻」が令和6年3月30日から上映されます。さらに、声優の蒼井翔太さんがナビゲートし、プロジェクションマッピングで丸岡城の歴史や坂井市の四季を描きます。上映スケジュールや公園マッピング、公園内の行灯についても情報が提供されています。これに加えて、坂井市の自然や観光地、食、文化・伝統についての情報も含まれています。
特別編 「丸岡城が語る400年時代絵巻」

令和3年3月31日から上映を開始したプロジェクションマッピングナイト「ヒカリ結び」。

丸岡城の魅力を知ってもらうための第1弾「伝説篇」を皮切りに、令和3年10月1日からは第2弾として地域の魅力を世界へ発信するための「未来創造篇」を、また令和4年3月26日からは第3弾として丸岡城から世界の平和を願う「平和の祈り篇」を上映しており、これまで約8万人のお客様に足を運んでいただいているところですが、この度、丸岡藩誕生400年を記念した特別篇として「丸岡城が語る400年時代絵巻」を令和6年3月30日(土)から上映することになりました。

今回のテーマは、「400年時代絵巻」。1624年に本多成重を初代藩主として丸岡藩が誕生してから今年で400年となり、築城以来ずっと時の流れを見守ってきた丸岡城がその歴史を語ります。

かつて丸岡城天守は、1948年の福井地震で石垣もろとも倒壊しましたが、当時の町長をはじめとする町民の熱い想いが多くの人々を動かし、奇跡的にわずか7年足らずで震災前と変わらない姿に修復され、往時の姿に蘇りました。

これからも丸岡城は、まちのシンボルとして郷土の誇りや精神を引き継いでいくとともに、倒壊による消滅危機から蘇った奇跡の修復城として、広く人々に語り継がれていくことになるでしょう。

そんな丸岡城役として声優を務めるのは、福井市出身の人気声優・蒼井翔太さん。

蒼井さんの語りがナビゲートするなか、400年にも渡る丸岡城の壮大な歴史や坂井市の美しい四季を、時代絵巻のようにプロジェクションマッピングで描きます。

丸岡城プロジェクションマッピングナイト「ヒカリ結び」上映スケジュール

      坂井市ホームページ
◆3/30~4/12

 19時~21時で30分毎に上映(1日5回)

◆4/13~毎日

 20時、21時に上映((1日2回)

【参考】

<お天守マッピング>

  第1弾「伝説篇」      第2弾「未来創造篇」    第3弾「平和の祈り篇」

丸岡城にまつわる伝説を     地域の明るい未来を    丸岡城から世界の平和を

  モチーフに制作         願って制作         願って制作

<公園マッピング>

また、かつて丸岡城の内堀であったお天守前公園には、人感センサーに反応し、光の演出が動くインタラクティブアートが楽しめます。演出は全部で8種類。

投影時間:毎日、日没から22時まで

キラキラと輝く波紋を踏むと魚が跳ね上がる
季節が移り替わる小川と花の演出
マップの上を泳ぐ鯉が坂井市の観光名所を案内
太鼓やほら貝を踏んでリズムを刻もう

<公園内の行灯120基>

公園内には、日本一短い手紙のコンクール「一筆啓上賞」の入賞作品を施した行灯120基が、お客様の足元をやさしく照らすとともに、夜の丸岡城をつつみます。

行灯に記された一筆啓上賞作品は、地元高校生によって書き写されたもので、高校生による躍動感あふれる文字がひとつひとつ違った表情を宿します。

点灯期間:3月下旬から12月中旬 ※冬季は降雪のため撤去しています。

点灯時間:日没から22時まで


参考情報

坂井市には、他にも福井県が誇る観光地や食が多数あります。その一部を下記にてご紹介いたします。

<自然>

越前加賀海岸国定公園に含まれる越前松島などの美しい海岸線、九頭竜川や竹田川、市東部の森林地域、福井県一の米どころを支える広大な田園など、豊かで美しい「海・山・川」の自然に恵まれています。

東尋坊

断崖に日本海の荒波が打ち寄せる景色で知られる国の天然記念物・名勝東尋坊。約1キロメートルにわたり豪快な岩壁が広がっています。このような輝石安山岩の柱状節理が広範囲にあるのは、世界に3ヵ所ともいわれ、地質学的にも大変貴重な場所です。初夏のまばゆいばかりに広がる青い空と日本海、秋の頃の日本海に太陽が沈み行く夕景、雪が舞う頃の荒々しい波と吹きつける寒風。どれも東尋坊と日本海の大自然が見せてくれる、四季折々の素晴らしい風景です。

越前松島

東尋坊と同じ柱状節理の岩が織り成す景観の中、一風変わった岩が点在するほか、散策路を辿ると小島に渡ることができたり洞穴を覗くこともできます。越前松島水族館や宿泊施設が隣接し、家族連れや遠足でにぎわう観光地となっています。

<観光地>

日本屈指の景勝地である東尋坊、三国サンセットビーチを中心とする海岸、北前船交易で栄えた三国湊、現存12天守の丸岡城をはじめとする歴史資源があります。

三國湊

三國湊は、福井県一の大河「九頭竜川」の河口に位置します。千年以上昔の文献にも「三国」という地名の記述があるほど昔から栄え、歴史がある町です。北前船が残していった歴史・文化はもちろんのこと、格子戸が連なる町家、豪商の面影が残る歴史的建造物など、情緒ある町並みが残ります。

丸岡城

丸岡城は別名霞ヶ城とも呼ばれ、平野の独立丘陵を利用してつくられた平山城です。春の満開の桜の中に浮かぶ姿は幻想的で、ひときわ美しいものとなっています。戦国時代の天正4年(1576年)一向一揆の備えとして、織田信長の命を受けて柴田勝家の甥・勝豊が築きました。標高27mの独立丘陵を本丸として天守を築き、その周囲に二の丸と内堀、その外側に三の丸と外堀を巡らせていました。

丸岡城天守は、江戸時代以前に建てられ当時の姿で現在まで残っている現存12天守の1つです。昭和23年の福井地震により石垣もろとも完全に倒壊しましたが、天守の材料や石垣などの主要部材の多くを再利用して昭和30年に修復修理されました。

現存12天守の中で、完全に倒壊した状況から修復された天守は唯一丸岡城天守のみです。現在立ち続けている古式の風格のある姿は、消滅の危機という困難な道のりを経ても立ち上がり復興してきた証であり、その歴史は他にはない波乱の運命を歩んだものです。

雄島

その自然は未だかつて人の手が加えられていない神の島。

伝説のある島全体は自然豊かな散策路としても親しまれています。島の奥には大湊神社がたたずみ、毎年4月20日は地区住民による大湊神社の例祭が行われます。

<食>

福井県における冬の味覚の代表である「越前がに」をはじめとする水産物、そば、らっきょうなどの農産物、山菜、油揚げ、若狭牛など、食を活かした観光が魅力です。

越前がに

毎年皇室へ献上される事でも有名な三国町の「越前がに」は、身は殻の中によく詰まっていて、甘く繊維が締まっており、数に限りがあるため、特に珍重されています。

甘えび

甘えびは、越前がにと並んで人気の高い日本海の珍味。三国漁港にも透き通るような紅色をした、たくさんの新鮮な甘えびが並んでいます。

丸岡産おろしそば 

坂井市は県内1・2を誇るそばの産地で、特に丸岡産のそば粉で作ったおろしそばは香り高く、風味が強い飽きない仕上がりとなっています。

<文化・伝統>

ファッションなどのブランドネームや品質表示などの織ネーム、国内第1位のシェアを占めるマジックテープなど伝統的な技術産業が盛んです。

越前織:ネームタグ

丸岡は織物の一大産地で、ワッペンやスポーツ用ネームとして用いられる「織ネーム」は需要が高まっており、また、コンピュータで図柄処理し織物として描画する「越前織」も観光の土産等向けに作っています。主要製品は洋服に施すネームタグで、国内シェア7割を誇ります。

一筆啓上 日本一短い手紙の館

丸岡町ゆかりの徳川家康の忠臣本多作左衛門重次が陣中から妻に宛てた短い手紙「一筆啓上 火の用心 お仙泣かすな 馬肥やせ」(「お仙」とは後の越前丸岡城主 本多成重(幼名 仙千代))の碑が丸岡城にあります。この碑をヒントに日本で一番短い手紙文を再現し、手紙文化の復権を目指そうということで、平成5年から毎年テーマを定めて「一筆啓上賞」として作品を募集し、平成15年から「新一筆啓上賞」として、日本全国、海外から応募が寄せられています。

引用元:PR TIMES

関連記事一覧