福岡ソノリクグループ(株)彩喜 福島広域野菜加工工場竣工について

プレスリリース要約

福岡ソノリクの子会社である彩喜が福島広域野菜加工工場の竣工式を開催する。震災後の福島の農業復興を支援し、最新の機械設備を導入して多品種の野菜製品を生産する。また、高度な保管技術を活用し、食品安全マネジメントシステムを導入する。竣工式は2024年4月2日に予定され、彩喜は関東圏の量販店や外食企業に野菜を供給する卸売企業であり、福岡ソノリクは農作物の保管・加工機能を持つ農作物に特化した一貫物流企業である。
株式会社福岡ソノリク(佐賀県鳥栖市 代表取締役:園田壽俊、以下「福岡ソノリク」)の子会社である株式会社彩喜(埼玉県川口市 代表取締役:園田壽俊、以下「彩喜」)は、「福島広域野菜加工工場」の竣工式を下記のとおり執り行うことをお知らせいたします。

■福島復興への取り組み

  2011年に起きた震災により、福島の農業は大きなダメージを被りました。13年経った現在でも、土地が荒れたまま戻らない、新規の担い手が集まらない等の問題から、福島の農業は引き続き厳しい状況に置かれています。「彩喜」は長年培ってきた加工野菜のノウハウを活かし、最先端の野菜加工工場を建設することで、福島県野菜の高付加価値化を実現、福島における農業生産の拡大・農業を通じた地域復興を目指します。

  また、親会社である「福岡ソノリク」の持つ青果物専門の物流網・特許を持つ保管技術を最大限活用し、福島及び東北地域の青果物物流の最適化・長期保管による付加価値向上も

並行して取り組んでいきます。

■福島広域野菜加工工場の概要

この度開設する福島広域野菜加工工場は、最新鋭の機械設備を導入することにより、拡大するカット野菜やカップサラダ、冷凍野菜需要に応え、高品質で競争力のある商品を

供給、福島県野菜の高付加価値化を実現します。

①多品種対応工場

工場内には、水流式原料野菜洗浄機、各種野菜スライサー、自動計量包装機、盛付ラインコンベア、過熱水蒸気式焼成機、IQF凍結装置などの最新の機械設備を導入することにより、お客様の多様なニーズに応え、さまざまな商品を製造することが可能です。

【製造予定商品(一例)】

刻み葱、ピロー包装サラダ、各種カップサラダ、ミールキット、各種冷凍野菜、バックヤード向けカット野菜バルク包装  等

②高度な保管技術による野菜の鮮度維持

福島県内の農業生産者を中心に集荷した原料野菜は、福岡ソノリクの高度な保管技術※1を取り入れた工場内の原料冷蔵庫で保管することにより、鮮度維持したまま加工を行うことができます。

③衛生品質管理

食品安全マネジメントシステムに関する国際規格(FSSC 22000)の取得を前提とした品質管理体制と万全な品質保証体制を整えることで、高品質なモノづくりを実現します。

(株)福岡ソノリクと(株)彩喜は福島広域野菜加工工場の竣工により、東北を起点に東日本エリアにおける農産物、食品輸送網構築を加速させ、さらなる成長を目指してまいります。

※1 福岡ソノリク特許:食品保管方法及び食品保管倉庫(特許 第6152216号)

■竣工式概要

・日時:2024年4月2日(火)10:00~

・場所:福島広域野菜加工工場敷地内

    〒979-1131福島県双葉郡富岡町大字上郡山字関名古144-50

■会社概要

株式会社彩喜

彩喜は、全国の契約農業生産者や卸売市場から調達した青果物を関東圏の量販店様や外食企業様へ販売を行う卸売企業です。

本社川口センターでは、野菜原体の小分けやリパック機能も持ち、365日の供給体制を整えています。

株式会社福岡ソノリク

福岡ソノリクは、農作物の保管・加工機能を備えた西日本最大の農作物集約拠点をもつ、農作物に特化した一貫物流企業です。

長年の研究を経て習得した技術や農作物の長期保管を可能にした特許冷蔵庫等を活かしたワンランク上の保管技術と輸送で、農業の持続可能性を高める取り組みを推進しています。

また、近年は日本の農作物の輸出や規格外の農作物を使った商品開発、農家の活性化を目指した取り組みにも力を入れています。

お問い合わせ先 (株)彩喜 福島広域野菜加工工場竣工式係

TEL:048-296-0226 E-MAIL [email protected]

引用元:PR TIMES

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