【ライブ配信セミナー】5G/6Gに対応するフレキシブル基材とFPC形成技術 〜 LCP-FCCLとその発展 〜 4月18日(木)開催 主催:(株)シーエムシー・リサーチ

プレスリリース要約

要約:
高周波対応のFPCが需要されているが、現行の基板材料は将来的に要求を満たせなくなる。低誘電材料を使用したFPCの採用が模索されているが、実用的な基板形成が困難。講演では低誘電特性とFPC基材としての基本特性の両立と、破砕型LCP微細繊維を使ったフィルムの実例を紹介。セミナーではFPC基材の基本特性、LCPやポリイミドフィルムの使用理由、LCP多層化の要素技術などが学べる。セミナーはライブ配信で、受講申し込みはURLから。他にも関連セミナーや書籍が紹介されている。
 スマートフォンを代表に、高周波対応が可能な低誘電基材を用いたFPCの要望は高まっているが、現在高周波基板材料として使われているLCPやMPIは、近い将来に誘電特性の要求を満たせなくなります。

 このため、材料の多孔化やフッ素樹脂等のよりLow-Dk・Low-Dfの材料を用いた高周波対応FPC材料の採用が模索されているが、これらの材料は電気特性的には優秀であっても、FPC基板としての基本的な適性を有していない場合が多く、実用的なFPCの形成が困難であります。

 本講演ではこのような低誘電特性と FPC基材としての基本特性を両立させるための考え方と、それに基づいて開発した破砕型LCP微細繊維を用いたフィルムの実例を紹介します。

  

  

1)セミナーテーマ及び開催日時 

テーマ:5G/6Gに対応するフレキシブル基材とFPC形成技術 〜 LCP-FCCLとその発展 〜

開催日時:2024年4月18日(木)13:30~16:30

参 加 費:44,000円(税込) ※ 資料付

   * メルマガ登録者は 39,600円(税込)

   * アカデミック価格は 26,400円(税込)

講 師:大幡 裕之 氏  FMテック

  

  

【セミナーで得られる知識】

 ・ FPC基材に求められる基本特性

 ・ LCPやポリイミドフィルムがFPCに使われる理由

 ・ LCP多層化の要素技術

 ・ LCPフィルム加工時の留意点

 ・ LCPと低誘電材料とのハイブリッド化の手法例

  

  

  

※本セミナーは、当日ビデオ会議ツール「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。推奨環境は当該ツールをご参照ください。後日、視聴用のURLを別途メールにてご連絡いたします。

★受講中の録音・撮影等は固くお断りいたします。

  

  

2)申し込み方法 

シーエムシー・リサーチの当該セミナーサイト

  https://cmcre.com/archives/120468/

からお申し込みください。

折り返し、 視聴用のURLを別途メールにてご連絡いたします。

詳細はURLをご覧ください。

  

  

  

3)セミナープログラムの紹介 

1. 講師自己紹介

 ・ 経歴・開発実績(出願済み特許を中心に)

  

2. FPCの基本

 ・ 一般的な構造

 ・ FPC基材の要求特性

  

3. LCP-FPC

 ・ LCPとは?

 ・ LCPフィルム/FPC開発の歴史

 ・ LCP-FPCの構造とプロセス(材料構成、多層化プロセス)

 ・ 表面処理による接着性改善(加水分解対策、高周波特性)

  

4. LCPフィルム/FCCL

 ・ LCPフィルム/FCCLの作り方(溶融押し出しフィルム+ラミ ネート、溶液キャスティング)

 ・ LCPフィルム/FCCLの問題点(溶融押し出しタイプ:耐熱性の限界、複合化、溶液キャスティングタイプ:吸水性)

  

5. FPC基材にLCPとポリイミドが使われる理由

 ・ CTE制御の重要性

 ・ LCPとPIには共通点がある

 ・ CTE制御方法(配向制御でCTEがなぜ金属並みに小さくなるか?)

 ・ ランダムコイル型樹脂を用いた際のその他の問題(加熱工程での熱収縮、エントロピー弾性とエネルギー弾性)

  

6. LCP多層FPC形成の要素技術

 ・ 電極の埋め込み方法

 ・ ビア/TH形成

 ・ 層間密着性

  

7. 低誘電化(新規開発したLCPフィルム製法を例に)

 ・ LCPのlow-Dk化の限界

 ・ LCP以外の高周波対応材料

 ・ 他素材の問題

 ・ 発泡フィルムは?

 ・ 低誘電材料とのハイブリッド化(複合則、ラミネートによるハイブリッド化の問題 点、アロイフィルムによるハイブリッド化)

 ・ 破砕型LCP微細繊維(LCP破砕の難易度、どのように微細繊維化しているか、破砕型LCP微細繊維の特徴)

 ・ 破砕型LCP微細繊維のシート化(繊維マット形成方法)

 ・ 配向制御方法

 ・ 複合化による低誘電化(配向を乱す要因と対策)

 ・ FPC基材以外の破砕型LCP微細繊維の用途

  

8. まとめ

  

  

  

4)講師紹介

【講師経歴】

 2000年よりジャパンゴアテックス社、2011年より村田製作所で高周波対応FPC用の基材(主にLCP-FCCLと、LCPと低誘電樹脂のハイブリッド基材)開発と、それを用いたLCP多層FPC形成プロセスの要素開発(表面処理やプレス材料構成・プレス条件)を行う。

 2021年12月に村田製作所を退職し、現在は高周波対応FPC用基材とFPC形成プロセスを専門分野として技術コンサルタント「FMテック」として活動中。

 

  

  

5)セミナー対象者や特典について 

※ 本セミナーは、当日ビデオ会議ツール「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。推奨環境は当該ツールをご参照ください。後日、視聴用のURLを別途メールにてご連絡いたします。

  

★ 受講中の録音・撮影等は固くお断りいたします。

  

  

【セミナー対象者】

高周波対応FPC及びその基材の開発に従事する開発技術者

  

  

☆詳細とお申し込みはこちらから↓

 https://cmcre.com/archives/120468/

  

  

6)近日開催ウェビナー(オンライン配信セミナー)のご案内 

〇グリーン水素社会のため水電解の現状、動向及び展望

 開催日時:2024年3月28日(木)13:30~16:30

 https://cmcre.com/archives/115502/

 

〇EVにおける車載機器の熱対策

 開催日時:2024年4月9日(火)10:30~16:30

 https://cmcre.com/archives/118954/

 

〇架橋ポリオレフィンのマテリアルリサイクル技術の最先端

 開催日時:2024年4月9日(火)13:30~15:00

 https://cmcre.com/archives/119043/

 

○GFRP&CFRPのリサイクル技術の動向・課題と回収材の用途開発

 開催日時:2024年4月10日(水)10:30~16:30

 https://cmcre.com/archives/119788/

 

○リチウム2次電池の循環使用 -車載用を中心に-

 開催日時:2024年4月11日(木)13:30~16:30

 https://cmcre.com/archives/120736/

 

〇EVにおける超急速充電の課題と対応

 開催日時:2024年4月12日(金)13:30~16:30

 https://cmcre.com/archives/120722/

 

〇アルカリ水電解の開発状況・課題と国内外の動向

 開催日時:2024年4月15日(月)13:30~16:30

 https://cmcre.com/archives/120752/

 

〇微生物によるカーボンリサイクル

 開催日時:2024年4月16日(火)13:30~16:30

 https://cmcre.com/archives/119634/

 

〇日本・欧州のプラスチック容器包装リサイクル 現状および最新動向

 開催日時:2024年4月17日(水)13:30~16:30

 https://cmcre.com/archives/121061/

 

〇レアメタルの概要と注目市場

― 車載LIB、電動化、半導体、電子・電池材料、航空機・軽金属用途の原料市場

 開催日時:2024年4月17日(水)13:30~16:30

 https://cmcre.com/archives/119098/

 

  

  

  

☆開催予定のウェビナー一覧はこちらから!↓

 https://cmcre.com/archives/category/cmc_all/

  

  

7)関連書籍のご案内

(1)5GおよびBeyond 5Gに向けた高速化システムおよびその構成部材

https://cmcre.com/archives/60924/

■ 発 行:2020年6月11日

■ 著 者:越部 茂

■ 定 価:冊子版 50,000 円(税込 55,000 円)

  セット(冊子 + CD) 60,000 円(税込 66,000 円)

           ★ メルマガ会員:定価の10%引き!

■ 体 裁:A4判・並製・100頁(本文カラー)

■ 編集発行:(株)シーエムシー・リサーチ

ISBN 978-4-904482-81-0

↓詳細とご購入はこちらから

https://cmcre.com/archives/60924/

(2)5G & CASEを支える部品・材料の最新業界レポート

https://cmcre.com/archives/59942/

■ 発 行:2020年5月29日

■ 定 価:冊子版 150,000 円(税込 165,000 円)

              セット(冊子 + CD) 160,000 円(税込 176,000 円)

           ★ メルマガ会員:定価の10%引き!

■ 体 裁:A4判・並製・283頁

■ 編集発行:(株)シーエムシー・リサーチ

ISBN 978-4-904482-80-3

↓詳細とご購入はこちらから

https://cmcre.com/archives/59942/

(3)酸化物半導体薄膜技術の全て(第2弾)

https://cmcre.com/archives/59113/

■ 発 行:2020年5月29日

■ 著 者:鵜飼 育弘

■ 定 価:60,000 円(税込 66,000 円)

           ★ メルマガ会員:定価の10%引き!

■ 体 裁:A4判・並製・本文 161頁・カラー

■ 編集発行:(株)シーエムシー・リサーチ

ISBN 978-4-904482-77-3

↓詳細とご購入はこちらから

https://cmcre.com/archives/59113/

 

☆発行書籍の一覧はこちらから↓

 https://cmcre.com/archives/category/cmc_all/

  

                                            以上

引用元:PR TIMES

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