和装の会社がつくる、着せやすさにこだわったペット衣装ブランド「ポわん」シリーズを4月より生産開始

プレスリリース要約

2024年3月21日、株式会社安本武司商店がペット向け衣装ブランド『ポわん』を発表しました。和装向け生地と縫製のノウハウを活かし、犬用着物を4月に展開予定。着物と同じ生地を使用し、着せやすい立体的な縫製を採用。マナーウエアカバーは帯結びを自由に付け替え可能。販売先はペット用品店で、初年度目標枚数は1,000枚。展示は4月4日からの「インターペット2024」で行われる予定。
女の子用は裾綿で張りを持たせたシルエットに
男の子用の袴は縫製方法でヒダが崩れない工夫を
和装で使うふくれ鹿の子の生地をマナーウエアカバーに

株式会社安本武司商店(京都市下京区、代表:安本賀一)は、2024年3月21日(木)にペット向けの衣装ブランド『ポわん』の企画生産を発表しました。和装向け生地と縫製のノウハウを活かしてリアルな形を実現し、まず犬用を4月より展開します。

『人』と同じ生地と着せやすい縫製方法

既にある多くのペット用の着物とは違い、実際の婚礼等で使用されている生地のため上品な色と柄が特徴です。ペットを大切な家族と考える人が多いからこそ品質の良い商品のニーズがあるのではないかと企画しました。

生地は『人』と同じものを使用していますが、縫製方法は変えています。着物は広げると平面で、着る時に裾合わせをしたり、丈を合わせるために”おはしょり”を作ったりという手順があります。ですが、着せる時に時間がかかるとペットに余計なストレスがかかってしまいます。それを避けるためにあえて立体的に縫製することで素早く着せられ、形も整えやすいことを実現しました。着せた時の形をより本物に近づけるため、また後姿や正面、横からでもすっきり見えるように帯の形や袴のヒダなどリアルな形を追求しました。実際に着せたところ10秒かからずに完了しています。

立体的な縫製で体に沿うようにしました
裏地があることで正面から見てもかわいらしくなっています

帯結びを自由に付けられるマナーウエアカバー

既存のマナーウエアカバーは色のバリエーションがあまりなく、和柄が少ないという飼い主の声からヒントを得ました。他のマナーウエアカバーと同じく、マナーウェアやマナーパンツの上から使います。大きく違う点は、帯結び(女の子用は文庫結び、男の子用は貝ノ口)の部分が付属しており、マジックテープで付けることで手軽にイメージチェンジができることです。

男の子用(貝ノ口)
女の子用(文庫結び)

今後の展開

小売はせず、販売先はペット用品の販売店を想定しており、1,000枚を初年度の目標枚数としています。また、現在の女の子用 柄3種各2色、男の子用2色、マナーウエアカバー5色から柄や色数を増やしていく予定です。国内縫製にこだわり既存の加工先のほか新規開拓しています。

東京ビッグサイトで4月4日(木)から開催される「インターペット2024」で初披露します。(東1ホール ミニ小間M100)

引用元:PR TIMES

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