AR空間で近未来の都市探索。アップフロンティア、清水建設が共同開発した『豊洲Diorama Vision』の観光案内ロボットに生成AIを実装、自然な対話によるガイダンスを実現
プレスリリース要約
豊洲Diorama Vision:https://up-frontier.jp/press/6235.html
「Diorama Vision」(ジオラマビジョン)はアップフロンティアが提供する、最新のARグラスで3Dジオラマからダイナミックに街の情報をチェックできる新視覚体験アプリです。
Diorama Vision:https://up-frontier.jp/diorama-vision
今回は「豊洲Diorama Vision」内で街のガイダンスをしてくれる観光案内ロボットに生成AIを実装しました。AR空間で近未来の都市散策を生成AI搭載の観光案内ロボットが案内してくれます。
【開発背景】
東京都では、デジタルを通じて都民の生活の質向上を目指す「スマート東京」の実現に取り組んでいます。都民の生活をより便利により豊かにするサービスを実装する事業として、東京都スマートサービス実装促進プロジェクト「Be Smart Tokyo」を2022年度より開始しています。
本取り組みでは「Be Smart Tokyo」取り組みの一環としてスマートサービス実装促進事業者であるTIS株式会社とともにサービスの実装を行いました。
東京都事業紹介サイト:https://www.be-smarttokyo.metro.tokyo.lg.jp
TIS株式会社 Be Smart Tokyo 紹介サイト:https://www.tis.jp/special/be-smarttokyo/
【開発概要】
近未来的な感覚で豊洲を散策できるように、街全体を3Dジオラマで再現しています。スポット情報・おすすめの観光コースを表示し、ユーザーに豊洲の魅力を伝えます。
ガイド役の観光案内ロボットに生成AIを組み込むことで、インタラクティブな音声対話による観光案内を実現しました。
ARグラスは2023年9月に国内販売が開始された、最新デバイス「Magic Leap 2」を採用しています。
Magic Leap 2:https://www.magicleap.io/ja-jp/magic-leap-2
ARグラス着用イメージ
生成AIを活用した音声対話ガイダンス
・ユーザーの質問に音声で返答
3Dジオラマ上には観光案内ロボットがおり、ユーザーは豊洲について知りたいことを音声で質問することができます。質問の返答内容を生成AIが考案し、観光案内ロボットが回答することで、豊洲の街の魅力を存分にユーザーに伝えることができます。
観光案内ロボットとの対話イメージ
・スポット情報の説明
ジオラマ上にあるスポットピンから、ユーザーは様々な施設を探索できます。
ピンを選択すると、施設の詳細情報が現れます。生成AIが施設の特徴をわかりやすくまとめ、観光案内ロボットが説明してくれます。
観光案内ロボットによる施設情報説明のイメージ
・おすすめの観光コース
観光コースは5種類から選択でき、ユーザーの興味がある観光コースのレコメンドが可能です。観光コースを選択すると、スポットを周るルート、移動手段・時間が表示されます。観光案内ロボットがコースの特徴を案内します。
観光コース選択のイメージ
観光コース表示のイメージ
【今後の展望】
アップフロンティアは今後もXRや生成AIなどの技術の進化に先駆け、よりリアルで没入感のあるAR体験を提供していきます。Diorama Visionは他の都市での展開も推進しており、地域の魅力をより広く知っていただける機会を提供していきます。
【会社概要】
会社名:アップフロンティア株式会社
所在地:東京都渋谷区神宮前5−7−20 神宮前太田ビル4F
設立:2005年12月20日
資本金:5,250万円(資本準備金5,250万円)
代表取締役社長:横山 隆之
従業員数:53名
株主:経営陣
【本件に関するお問い合わせ】
お問合せURL:https://up-frontier.jp/contact
電話番号:03-6427-4711(代表)
担当:神林
引用元:PR TIMES