[ 学校 ]と[ 給食会社 ]をマッチングする食のプラットフォーム、学生向けフードデリバリーアプリ「PECOFREE(ペコフリー)」総額1.7億円のシリーズA資金調達を実施

プレスリリース要約

PECOFREEは1.7億円(累計2.9億円)の資金調達を行い、多くの投資家が参加している。代表の川浪は給食業界での経験を活かし、学校の食事に関連する課題を解決するためにPECOFREEを設立した。PECOFREEは学生、学校、共働き世帯に対して様々なソリューションを提供し、食のインフラ整備や食育プログラムの強化などに取り組んでいる。投資家たちはPECOFREEの成長に期待を寄せ、学校や地域の課題解決に貢献することを期待している。PECOFREEは今後、サービスの拡大と新機能の開発、PR・マーケティングの強化に注力する予定である。

資金調達の概要

調達額:1.7億円(累計2.9億円)

参加投資家一覧(※順不同)

既存投資家:イジゲングループ株式会社、株式会社NCBベンチャーキャピタル、RKB毎日放送株式会社、株式会社テノ.ホールディングス、株式会社Sun Asterisk、三井住友海上キャピタル株式会社、株式会社セゾン・ベンチャーズ

新規投資家:三菱UFJキャピタル株式会社、NES株式会社、株式会社ちゅうぎんキャピタルパートナーズ、フューチャーベンチャーキャピタル株式会社 (ほうわ創業・事業承継支援ファンド)、大分VCサクセスファンド6号投資事業有限責任組合

  • PECOFREEの歩み

代表の川浪は、企業向けオフィスランチ、幼稚園給食また中学校給食、高校食堂、および社員食堂など、産業給食の製造及び販売に従事してきました。産業給食業界における元工場長兼取締役としての経験を通じ、学校の食事に関連する多くの課題を発見しました。これらの課題を解決するために、学校×給食会社×ITを組み合わせた新しい食のソリューションを提供することを目指し、2021年に株式会社PECOFREEを設立しました。

PECOFREEは、産業給食業界におけるデジタル化を推進し、収益化可能なシステムを構築することで、社会性と事業性を兼ね備えた食のインパクトを生み出すスタートアップとして、現在全国展開しています。2021年4月のサービス開始以来、約3年間で学校、学童保育、企業を含む500施設以上の導入が決定し、特に学校施設における導入は今期に入り2.5倍の加速を見せています。

  • PECOFREEのソリューション

PECOFREEは、学生の昼食問題に着目したサービスを提供することで、共働き世帯、学生、学校へ、以下に様々なソリューションを提供します。

▼共働き世帯に対してできること

①朝の負担軽減: 子どものお弁当作りの負担を軽減し、朝の時間を有効活用できるようにします。

②経済的負担の軽減: 手頃な価格で栄養バランスの取れた昼食を提供し、家計にかかる負担を減らします。

③子どもの健康管理: 栄養士が監修したメニューにより、子どもの健康的な食生活をサポートします。

④食育のサポート: 多様なメニューを通じて、子どもに様々な食材や料理を体験させ、食育に貢献します。

▼学生に対してできること

①昼食の選択肢拡大: 多種多様なメニューから選べることで、食生活の満足度を向上させます。

②栄養バランスの改善: 栄養士が考えたメニューにより、バランスの良い食事を取ることができます。

③昼食時間の有効活用: 注文から受け取りまでスムーズに行えるため、限られた昼休みの時間を有効に使えます。

④食に対する意識向上: 健康的な食事の大切さや食の多様性について学ぶきっかけとなります。

▼学校に対してできること

①食のインフラ整備: 食堂や購買部がない学校でも、PECOFREEを通じて生徒に食事を提供できます。

②学生の健康促進: 生徒に栄養バランスの取れた食事を提供することで、学生の健康促進に貢献します。

③食育プログラムの強化: PECOFREEのメニューやシステムを活用し、食育プログラムをより充実させることが可能です。

④食品ロスの削減: 事前注文システムにより、必要な分だけ食材を準備できるため、食品ロスを減らすことができます。

PECOFREEは、これらのソリューションを通じて、共働き世帯の支援、学生の健康と満足度の向上、学校の食に関する課題解決に尽力してまいります。

当社は「BATON pass the HAPPY〜「食」であらゆる人が人がつながりHAPPYな世界をつくる〜」というミッションの実現に向けて、スマホから頼めるお弁当サービス

「PECOFREE(ペコフリー)」をリリースし、多くの方にご利用いただいております。

リリース後は、全国の高校だけではなく幼稚園・小・中、専門学校や大学、さらには法人向けの社食としてもお問い合わせをいただいております。

今後も児童・生徒・学生と保護者、また学校・学童施設が抱える食事に対する課題を解決すべく、更なる事業拡大を目指してまいります。

PECOFREE HP:https://pecofree.jp/

  • 今後の展開

この度調達した資金によって、今後は下記に注力いたします。

▪️PECOFREEアプリのUX向上と新機能の開発

▪️各ポジションの新規採用

▪️サービス・採用認知拡大に向けたPR・マーケティングの強化

  • 投資家によるコメント

▪️三井住友海上キャピタル株式会社 投資開発パートナー 平井宏明

当社は、2023年1月の初回投資以来、リードハンズオン案件としてPECOFREE社の事業成長に伴走し、マイルストンの達成とともに追加投資を実行してきました。今回のSeriesAラウンドでは、多くの新規投資家のご理解・ご支援を得ながら資金調達が完了しましたこと、誠におめでとうございます。

日本の誇るべき文化である「給食」の新しい在り方を提案するPECOFREEサービスは、全国の学校・学童に広がりつつあります。近年、学校の昼食を取り巻く環境は大きく変化しており、学生・生徒のスクールライフを昼食から充実させるために、PECOFREEサービスが引き続き着実に進化していくよう最善を尽くします。

▪️三菱UFJキャピタル株式会社 投資第三部 部長 西尾祐一

PECOFREEは高校生の昼食事情を踏まえ、様々な課題解決を志向したベンチャーです。共働き世帯の増加による手作り弁当への負担、産業給食業界のDX対応、学校側の栄養バランスを考慮した昼食提供等々、課題の多い領域にPECOFREEは挑戦しております。またこのプラットフォームは学校のみならず、様々な領域への横展開の可能性も秘めております。弊社でも今回の出資をきっかけとして、MUFGの一員としての強みを生かし、当社の事業成長に貢献して参りたいと思います。

▪️NES株式会社 川田一聖

元高校教員の投資担当者として、この度PECOFREEとご一緒できる機会をいただいたことを大変嬉しく思います。子供たちにとっての「食」は日々の学習や部活動を支える礎でありながら、学食などの既存機能は十分に行き届いているとは言えず、家庭弁当を毎日用意する負担は言うまでもありません。課題の深さもさることながら、川浪さんの情熱と豊富な経験、チームの結束力も素晴らしく、PECOFREEが子供たちの成長を支える新しい食のインフラとなることを確信しています。その実現に向けて、NESとして全力で支援してまいります。

▪️株式会社ちゅうぎんキャピタルパートナーズ 石元 玲

今回、​​川浪達雄さんという素晴らしい起業家と、PECOFREEの未来を信じるステークホルダーの方々に出会えて感謝申し上げます。2023年秋、川浪さんに初めてお会いした瞬間から、出資ある無しに関係なく一生のお付き合いをしたい方だと思っていただけに、この日を迎えたこと感慨深いです。PECOFREEのチャレンジは「食」という側面にとどまらず、日本社会にある複雑な課題に挑むものであり、達成時の社会的なインパクトは大きいことが期待されます。現在、全国の施設に次々と導入が決まっていることは本当に素晴らしいことですが、まだ序章に過ぎません。今後PECOFREEという社会インフラが日本全国に確立され、さらに全ての子供たちの未来が燦々と輝き続けるHAPPYな世界が来るまで、私たちもPECOFREEとともに走り続けます。

▪️フューチャーベンチャーキャピタル株式会社 ほうわ創業・事業承継支援ファンド担当 本田勇人

今回大分県の豊和銀行様と共に運営する「ほうわ創業・事業承継ファンド」より投資をさせて頂きました。

「ほうわ創業・事業承継ファンド」では地域課題解決に取組む企業を積極的にご支援させて頂いております。

「PECOFREE」は一見するとシンプルな事業ですが、「人口減少による地域経済の衰退」「共働き世帯増加による家事・育児可能時間の減少」という二つの課題を重ねあうことにより成立する、今の時代背景に合致した非常に魅力的な事業です。産業給食会社での勤務経験から、人一倍当事者意識を持って本事業に取り組み、熱意と素敵な人柄を兼ね備えた川浪さんだからこそ出来る事業であり、今後大きく成長していけると確信しています。

今後、ファンド関係者一同、精一杯ご支援させて頂きます。

▪️大分ベンチャーキャピタル株式会社 投資事業部 課長 赤尾 聡一郎

今回、大分ベンチャーキャピタル㈱が運営する「大分VCサクセスファンド6号投資事業有限責任組合」より投資をさせていただきました。

現代では共働き世帯の増加などで保護者が弁当を作ることの負担は増加しており、成長期の生徒にとっても昼食の選択肢が少ないことから、昼食難民問題が発生するなど、学校における「食」の課題は多いと考えています。

PECOFREEのサービスは、今まで弁当制度を導入することが難しかった学校などでも弁当制度を導入することができ、「保護者」の負担軽減や「生徒」の昼食難民問題などの課題解決に貢献できます。

また、学校と地場の給食事業者をマッチングさせることで地域内に新たな取引が生まれるため地域の活性化にも寄与します。

川浪社長は幼少期に大分県で育つなど大分県にも所縁がある方であり、ファンドGPの大分ベンチャーキャピタル㈱としてはこのたびご一緒できることを大変うれしく思っております。

これからもPECOFREEのサービスが普及することを微力ながら応援させていただきます。

  • 株式会社PECOFREE 代表取締役 川浪達雄 コメント

私たちPECOFREEは、「食」を通じてあらゆる人がつながり、幸せな世界を創出することを目的としています。日本全国の学校へ食のソリューションを提供することは容易な道のりではありません。そこで、これまでサポートいただいてきた既存株主に加え、今回シリーズAにおいては、新規投資家:三菱UFJキャピタル株式会社、NES株式会社、株式会社ちゅうぎんキャピタルパートナーズ、フューチャーベンチャーキャピタル株式会社(ほうわ創業・事業承継支援ファンド)、大分VCサクセスファンド6号投資事業有限責任組合が新たにPECOFREEの仲間に加わって下さいました。これまで以上に盤石な投資家チームと一緒に今課題に直面している学校また保護者、学生へいち早くサービスをご提供できるように邁進してまいります。

  • 株式会社PECOFREEの概要

代表者名:代表取締役 川浪 達雄

設  立:2021年2月

資 本 金 :297,000,000円(資本準備金を含む)

事業内容:スマホで選べるスクールランチの予約注文サービス「PECOFREE(ペコフリー)」の開発・運営/給食・食品業界のDX(デジタル・トランスフォーメーション)支援事業

WEBサイト:https://pecofree.jp/

本社所在地:福岡県福岡市南区塩原1-28-1

  • 本件に関するお問い合わせ

協業、企業案件、出資のご検討などに関するお問い合わせは、当社HPのフォームよりご連絡ください。

会社HP:https://pecofree.jp/

引用元:PR TIMES

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